1982/9/1 リングスター Vol.15 松本とユウがコンビを組み始める

1982年9月に発刊されたリングスターを見てみます。

 

この号は松本とユウが同一ページにブラック・メガトン・コンビとして掲載されています。

タランチェラ(伊藤浩江)がデビルのパートナーとして活躍しているので、55年組で残った、松本とユウをコンビとして会社が組み始めました。いよいよ巨漢コンビの発進です。

 

 


ユウはマスク下で笑顔っぽくみえます。松本は挑発的っぽい感じです。

 

 

まずは松本から。

 

 

 

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ブラックメガトンコンビ

メガトン戦車 松本香

 

オーディションに何回不合格になっ たことだろう。最後は女子プロレスの 宣伝カーの運転手をしながらも初志を貫徹したという根性娘。あのころ観客 席の片隅から、じっと先輩たちの試合 ぶりを見ていたのも、いつかリングに 立つ日を夢見ていたに違いない。
この身体だからランニング、ウサギ 飛びなどは不得手だが、相手を自分のペースに引き込み、ラフ・ファイトに 持ち込んでメガトン爆弾で仕上げする というのが得意。ノシシとリング内 を活歩する姿はまさに小型モンスターだ。体重を利用した破壊力はピカ一。 愛称アウ。
本名同じ。昭和35年1月1日生れ。 埼玉県熊谷市出身。
得意技 ヒップドロップ。

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迫力のあるシーンが写真になっています。首投げと、波乗りサーフィン(技名が分からない)です。

 

続いてユウ。

 

 

 

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極点の海獣 マスクド・ユウ

 

恵まれた身体をそのままぶつけてい <攻撃ぶりは迫力の一言。ツボにはま ると相手はすべて一発で吹飛ぶほどの 威力がある。
五月のライオネス飛鳥との全日本王 座決定戦では首筋を痛めていながら30分をフルに戦い引分けたという根性の 持ち主。七月の再試合では惜しくも敗れたが「暑くて身体が汗ですべり思うように試合が出来なかった」という。 いまライオネスに再挑戦状を出してお り、"打倒ライオネス"がいまの最大目標になっている。愛称ユウ。
本名 本庄ゆかり 昭和7年10月31 日生れ。東京都北区出身。
得意技 ボディアタック。

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このころユウは、ライオネス飛鳥と全日本王座を争っていて、2度挑戦して敗れた(引き分け)のですから実力はメキメキと付いてきており、会社としてもプッシュしていた頃なんじゃないかと思います。