
ジャパン女子プロレスさんのYoutubeより
1982年3月 ナンシー久美vsワイルド香月
1:46:00~くらいから
(↓AIでフルハイビジョンに変換した動画です。試合部分のみ抜粋)
[AI FHD] 1982 ワイルド香月vsナンシー久美 ワイルド香月のケガ
1984年のまとめページで、ワイルド香月(伊藤浩江)のケガに関して取り上げていますが、その動画の視聴回数が意外と多いので、1982年のこの試合全部をフルハイビジョンに変換してみました。
ほとんど極悪同盟やダンプと関係ない記事になってしまいますが・・。
相手はナンシーです。
続いて、ワイルド香月。すごい筋肉、細マッチョビルダーです。
この頃に、松本と腕相撲をしたら、ワイルド香月の方が力があったんじゃないですかね。
水着も革のようなヌメッとした感じで、ヒールとしてもワルそうな感じをプンプンと出しています。
(ワイルド香月のスピードのある攻撃)
ゲスト「ワイルドの腕(の筋肉)は大変なもんですしたね」
ゲスト「僕が両手でやっと回るくらいの太さがあります」
志生野アナ「肩の付け根なんてすごい筋肉ですからね」
ゲスト「ワイルド香月は逆三角形にだんだんなっていくんじゃないですか」
ゲスト「余分な肉がないでしょ」
解説「レスラーとしては非力ですが、それを技で補っていますね」
(ロープを使った反則に、松本とユウも参戦)
さて、ここからが問題のシーンです。
(デビルが場外でナンシーをボディスラム)
ワイルド香月がトップロープを超えてニードロップ。
ここでヒザを直接地面に叩きつけてしまいます。
志生野アナ「そして(ワイルド香月が)上から。しかし、自分で打ったんじゃないですか?」
志生野アナ「ワイルド香月選手ねぇ、失敗であります」
志生野アナ「ブラッグ軍団が怒りました。ここは時間稼ぎという感じであります」
ワイルド香月に声をかけているのは松本ですね。
ズボンのお尻がずり落ちているのが、気になりますが・・・(^^;、
ゲスト「大丈夫かしら?」
志生野アナ「いやぁ、危ないと思ったんですよねぇ」
志生野アナ「一つ間違うと大変であります」
(デビルは時間稼ぎで場外でナンシーを叩きのめす)
志生野アナ「どうやら、ヒザが抜けたんですねぇ」
ゲスト「ワイルド香月のヒザですか?」
志生野アナ「ご覧ください、ノビてますけど」
ゲスト「落ちどころが悪かったんですか?」
志生野アナ「悪かったというか、空振りになっちゃったんですね」
志生野アナ「直接コンクートの上にね、ニードロップを見せたんですけども」
志生野アナ「直接打ってしまいました」
志生野アナ「顔面蒼白であります」
志生野アナ「いまジミー加山がやって参りました」
志生野アナ「これはちょっとムリなんじゃないでしょうか」
ジミー加山は柔道整復師でしょうから、骨接ぎに関してはプロ級なんでしょう。
(ヒザを治しているのは、柳コーチでしょうか)
志生野アナ「入りましたか、まだほとんどダメなんじゃないでしょうか」
ゲスト「いやー、やめさせろ、もうやめさせろ」
解説者も「もうやめさせろ」と話していますが、関係者、テレビ視聴者、誰もがそう思っていたでしょう。デビルが一番心配していそうですが・・。
ナンシーがワザとヒザから落としています。相手の弱点を突くのは王道ですが、見ていられません。これが全女の恐ろしいところですかね・・。
ただ、ワイルド香月本人は、この状態でも続けるんですね。
これは当事者じゃないと分からないのでしょうが、プロレスラーの誇りとして、絶対に試合は投げ出すことはないんでしょう。しかし、見ていて痛々しく、正直見るのがキツいです。
これ、相手側のナンシーは、「早く終わらせたい」なのか「ケガでも構わず本気」なのかどうなんでしょうね。ナンシー側も大変な感じがしますが・・。私はプロレスラーではないので分かりません。
ナンシーがブレーンバスターをしたところで、フォール。デビルも早く試合を終わらせるために、もう邪魔には入らずにカウントを入れさせました。その後、松本が抱っこして運んでいます。
ワイルド香月のケガによる引退は、ダンプにとって重要な出来事ですので、せっかくなので取り上げてみました。