1983/12/12 雑誌「週刊Heibon」デビル雅美インタビュー

デビル軍団解散直前に、デビル雅美の当時のインタビューがありましたので、引用してみます。

レッドフェニックス号のバスの中も映ってますね。

 

 

 

 

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悪役は憎まれ役というのが、どこの世界でも通り相場。が、デビル雅美の場合、チト違う。般若の面に木刀振りかざし、文字通り"地獄の使者"ふうにふてぶてしくリングに現れると、客席からいっせいにデビルコール。相手の髪を掴んで噛みつき、鬼神のごとき形相で「このヤロー! テメー、ブッ殺してやる!」と荒れ狂えば、「デビル、いいぞ、もっとやっちまえ!」。凄い人気なのである。

 

--どうして、この世界に入ったの?

デビル「高校に行ってても、毎日変化が無くて何か物足りなかったの。それでどうしてもやりたいっていうんじゃなしにオーディションを受けたら合格しちゃって」

 

--デビュー6年だね。ずっと悪役?

デビル「善玉やりたかったけど、社長やコーチが"悪役が映える"って。いま悪役好きですね、好きなことできるでしょ、ハハ」

 

--ときどきヘンな野次もあるとか。

デビル「"股ひらけ!"、"胸見せろ!"なんてね。花道通るときにお尻さわられたり。この前、あんまりズーズーシイんで追いかけてって、メガネ叩き割ってやりました」

 

168cm、78kg、B95 W72 H96。デビル軍団のドンにふさわしいド迫力。アゴに3針縫った跡。背骨も2~3本ずれていると「コレ、職業病ですよ、アハハ」とケロリ。さすが、悪の女王!

 

--女子プロレスの"三禁"(酒、タバコ、男)は有名だけど、なぜ男がダメなの?

デビル「好きな人できるといつも一緒にいたいと思うし、その人のためにケガしたくないって、危険な技しなくなっちゃうのよね。エ? そりゃあ恋人は欲しいと思う時あるけど、1年に300試合で旅ばかりですからね。いまは勝つことが幸せです」

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1983年の12月の記事なので、デビル軍団解散直前のはずですが・・。(^^;

もうこの頃にはデビルはベビーフェイスへの転向を考えていたか、決めていた頃なのでしょうが、あまりこのインタビューからは、解散を匂わすようなことは、読み取ることはできませんね。