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ジャパン女子プロレスさんのYoutubeより
AJW 1984 08 25 & 1989 01 29
1983年秋 松本香vs小倉由美 横浜市中山駅前特設リング
4:00くらいから
(↓AIでフルハイビジョンに変換した動画です。試合のみの切り抜き)
非常に貴重なハンディカメラでの動画がYoutubeにアップされていました。
おそらくですが、松本の髪形や小倉の様子から、1983年10月くらいの野外でのTV放送なしの試合だと思います。
当時の野外特設リングでの試合なんて、普通は見られませんから、本当に貴重な動画です。アップ元のジャパン女子プロレスさんはよく保存しておられましたね。凄いです。
ちなみに会場ですが、動画をよく見ると以下の「中山駅」が登場しますので、横浜市の中山駅前の特設リングだと思います。
(1984年の神奈川県横浜市の中山駅)
志生野アナがいないので、かなり生々しい肉声が入っています。
小倉の叫び声、痛いという声が、本当に生々しいので。
第1試合が中野と小松です。小松が体固めで勝利しています。
第2試合が松本と小倉です。1983年後半でもまだ松本は前座です。他の55年組はすでにメインに入っています。これだけ遅れを取った松本が、1984年にはダンプとしてメインを張るようになるんですから、分からないものです。
試合前のドッカーンパフォーマンスも、まだ健在です。
実力的には松本の圧勝ですが、小倉はかなりの粘りを見せています。松本はボディアタック、サーフボードストレッチなどで小倉をジワジワと攻めていきます。
松本「ヘイ、ギブアップ!? 」
小倉「ノー!!」
松本が小倉を攻めっぱなし、いつ小倉が反撃するのか!? という感じです。
小倉は右肩を痛めているため、痛々しくぐるぐるのテーピングをしての戦いです。
しかしながら小倉は悲鳴を上げながらも、凄い気合です。
小倉「ウェーーー!!」
小倉「イーーーヤァーーーーー!!」
小倉「キャアーーーーーー!!」
小倉「ウーーァーーーーーー!!」
物凄い気合ですが、松本との体格差がありすぎて、一方的にやられています。
下になっている松本の足の筋肉が凄いですね。
ドロックキック連発から無理やり松本をボディスラムをする小倉。とはいえこのあとの抑え込みはあっさりと返されてしまいます。
松本のラリアート一撃で小倉が沈みました。たぶん松本がその気になれば、あっという間に終わった試合だったんでしょう。
1983年の終盤でもいまだ前座の松本、ここから誰が次年終盤の極悪旋風を想像したでしょうか。