1984/4 雑誌「少年ビッグコミック」宇佐美ゆかりが体験する女子プロレス特集

1984年の4月号のビッグコミックに、アイドルの宇佐美ゆかりが女子プロレス体験をするという企画がありました。ちなみにほとんど極悪の記事はなし。

 

 

 

「ゆかりちゃん」というと大森ゆかりと混同してしまいますね・・。本庄ゆかりもそうですが・・。(^^;

 

 

 

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〇月〇日 今日は受け身、ブリッジなど、レスリングの基礎をやる。
 

ジャンボ堀選手と長与千種選手がゆか りのけい古相手。もう並んだだけで圧倒されそう!! 4の字固めやサソリ固めを教えてもらったけど、技をかけたゆかりのほうが痛くなっちゃった!
どうしてこんな痛い思いまでして女子プロレスの選手になるんだろう 。

 

〇月〇日 いよいよ試合。 場所は神奈川県にある大きな体育館。お客さんも小学生からおじいちゃんまで、いろんな人たちがきている。一階席も2階席も満員。 すごい人気なんですねえ
この日、一番印象に残った試合は、全日本チャンピオン選手権の立野記代対山崎五紀戦。15分、場外カウント・アウト で引分け (レフェリーのリング判定で山崎が勝った)の試合。もう両方とも立ちあがれなくって...両ひざをつきあわせて戦ってる姿に、感動というか、すごい気 迫だったなぁ。

 

それに、ライオネス飛鳥・長与千種対 デビル雅美・ダンプ松本のタッグ戦。スパナでたたいたり、鎖で首を絞めたり、 反則ばかりなんだもん。もう見てられなくなって、思わず涙が出てきちゃった。 

試合終了後は女子プロレスの若い選手がリングのあとかたつけをするんだけど、 ゆかりも手伝ったんですよ。まずローブ をはずしてからマリ みんな手際がいいのに、ゆかりだけがモタモタしてものだから、逆に迷惑をかけたみたい。 全員バスに乗ったのが夜の10時過ぎ。 バスの中では敵味方関係なく、仲良くおしゃべりして笑っているんです。
 

きっと、リングの上ではまったく別人になっちゃうんじゃないのかな。
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女子プロレスラーって、信じられないほどハードなんですね。 一年間に280試合もやるんだから。それも、移動はすべてバスで、北は北海道から南は沖縄まで。
夜おそく試合が終って、そのまま夜行で次の会場にむかったりする。会場だって街の広場でやったり、駐車場だったり、砂浜にリングを設置することもあるの。雨の日でも決行しちゃうんだって!!!!

 

こんなエネルギー、いったいどこから出てくるのかしら? ゆかりの仕事も体力が資本だから、見習わなきゃ~。
そんなわけで、興味半分、怖さ半分で女子プロレスにチャレンジしてみました。 

 

〇月〇日 フジテレビの7スタで新人のオーディション。正式の応募者が83人、 飛び入りの応募者が20人余りで、100人をこす人数。資格は身長が160cm以上で15歳から18歳まで。審査員は体力とルックスで選ぶんだって。体力審査は縄跳び、腕立て伏せが第一次、二次は腹筋にウサギ跳び、三次が握力測定や背筋、ジャンプ力。最終審査が面接で自己PR。
狭き門で、結局残ったのが10人。 ゆかりなんか、第一次の腕立て伏せで落ちち ゃうわねェー。

 

〇月〇日 目黒にある女子プロレスの事務所内の、練習場を訪問、若手の選手が早朝6時から20kmのロードワーク!
ゆかりも一緒に走った。でも200mぐらいで、どんどんとり残されていく。 あーしんどい!
朝食のあと、午前10時から2時間、腹筋、腕立て伏せ、バーベルなどのウェイトトレーニング。ヒェー、ゆかりにはと てもついてゆけません。
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1984年度というとコンドルの年代のオーディションですが、「体力とルックスで選ぶ」と書かれていますね。他の本だと松永俊国が「ケツをみれば、いい選手か分かるから」と書かれていて、ルックスもそれは気にするだろうけど、どっちかというと「ケツ」で見ている感じがします。

 

細かく見ていきましょう。

 

 

 

レッドフェニックス号の内部。ジャガー横田と誰かの犬ですね。

 

 

 

右写真の手前はおそらく小倉、左写真の紺ジャージは中野かな?ちょっと分かりません。

 

 

 

前列の左が永堀、赤い水着が斉藤ですかね(後列の青い水着の子かも?)。後列の一番左は加藤悦子な感じがしますが・・。

全然わかりません、マジで(^^;