
1984/6月号のエキサイティングプロレスにこの試合の模様が掲載されていたので見ていきます。
詳しくは以下の試合です。
↓こちら。阿部四郎が大活躍した試合ですね。
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4・1後楽園大会で、 クラッシュ・ギャルズを相手に悪の限りをつくして、大暴れした、ダンプ松本、マスクド・ユウの凶悪 ペアは、この日もシングルの雄、ジャガー横田と立野記代のコンビに挑戦状を叩きつ けた。注目の1本目は "200キロ・コンビ"がスパナを持っての大乱撃。"疑惑" のレフェリー・阿部四郎の偏重レフェリン グにも助けられて、横田がリング下に眠った。2本目は、あまりの無法攻撃に腹をすえかねたジャガーが敢然と抗議、凶器のスパナは、コミッショナーに渡された。こうなると横田は強い。得意のヒップアタック、ミサイルキック、人間風車と攻め込み、 ユウからフォールを奪った。
決戦の3本目。謎の怪覆面マネージャーが、リング内外で大暴れ。"200キロ・ コンビ"もスパナに変わるチェーン攻撃で 横田、立野組を苦しめた。動きのにぶった横田をマスクド・ユウがロープ2段目からのチェーンを使っての絞首刑。一方の立野 もチェーン攻撃に対してヒン死の状態。 ここで、ダンプ松本が得意とするラリアット一発で立野を仕留めた。
女子プロ界に悪の華が咲いたのである。
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さて、細かく見ていきましょう。
「そんなレフェリングってあるか!!」
ジャガーがマジな怒りの猛抗議をした試合でありました。その後、阿部四郎との確執も!!
「まだまだお前らのような成り上がりものには天下は取らせないぞ。執念のジャガーだった」
成りあがり者ってわけでもないんですけどねぇ・・(^^; EP誌のキャプションが面白いです。
ダンプはよくみると、金髪だけではなく、ピンク色のメッシュを入れているんですね。この写真で判明しました。
ピンクのメッシュはクレーンとの差別化を図ったものかもしれません。
この試合からクレーン・ユウとリングネームを変更し、さらに素顔も晒しました。クレーンは最初は恥ずかしかったと後のインタビューで語っていますが、素顔のほうがスケバン的な怖さも出ていて良かったと思います。クレーンって、カワイイ系ではなく、美人系な顔ですよね。
ぶるちゃんねるで、常に周りに男がいっぱいいた、というのも分かる感じがします。危険な匂いがする女、峰不二子って感じです。
この雑誌、残念ながら大活躍だった阿部四郎には触れられていません。
そこはもうちょっと頑張ってほしかったです。(^^;