
◆内容
女子プロレスの世界を舞台に、少女たちのはじける青春像をダイナミックに描く。女子プロレスラーを目指す少女たちに対する非難や中傷、無理解を押し切って彼女たちはリングに上がる。ドラマでは名誉、意地、金、闘争心すべてを懸け真剣にぶつかり合う彼女たちを追いながら、青春の鮮烈さと切なさを織り交ぜて展開していく。
この番組、私は小さい時に見ていた記憶があるのですが、小倉由美がけっこういい役で出演していました。ぶるちゃんねるでもこの件について触れられています。
ジャガー横田とデビル雅美が出演されていた記憶はなかったのですが、セリフが棒読みながら登場したらしいですね。ドラマのチョイ役としては、この世代ではクラッシュギュルズやダンプ松本よりも先だったんですね。
この番組で一番「輝いた」のはなんといっても小倉由美ですよね。ご本人は「この撮影の間に同期(中野)に差をつけられる」と焦っていたようですが、普通はセリフ付のトレビドラマには出られませんから、良い経験だったんじゃないかと思います。
主役が今井美樹、いま国会議員の三原じゅん子も登場していますね。和田アキ子も目立っていたと思います。今考えると豪華なメンバーです。
下記の方のアメブロにかなり詳しく書かれていました。
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別冊エキサイティングプロレス1984/6月号に記事がありましたので追加します。
小倉が右上、そのほか、今井美樹、三原じゅん子など。
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TBS系テレビシティで5月9日よりスタートした女子プロレス・ドラマ「輝 きたいの」の1コマを紹介しよう。
我が女子プロレスからは、レギュラーで全日本ジュニア・チャンプの小倉由美選手が、友永桂子役で出演しているが、 なにしろ彼女にとっては、ドラマは初出演。「緊張のしっぱなしで、プロレスとはまた違う難しさがあるんですね」と少々困惑気味。それに加え、天下の大スター 菅原文太、三原順子と共演っていうんだから仕方ないよね。
でも、キットいつかこの経験が役に立つ時がくると思わないかな? 小倉由美選手は、全日本ジュニア・チャンピオンになってからというものは、見ちがえるようなファイトになって来た。そんな有望な選手だからこそ、今、この時を大事にしなくちゃね。
読者の皆んなは、もうこのドラマを見たかな? 何、見てない。そりゃ女子プロ・ファンの名が泣くよ。4週間しかやらないのだから、見逃がしは大きいぞ。 まあ、見た人も見ない人も、これから見続けることにして、女子プロレスラーの苦労を知ろうよ。
彼女達は必死で生きてるんだ。青春のほんのひと時をね・・・。キミだって負けてられないぞ。今を輝やかなきゃね。 青春の証しを彼女らと一緒につかもうぜ。
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(2023/2/18追記 別冊エキサイティングプロレス 1984/7月号より)
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★フジテレビ系でのレギュ ラー中継も決まり、ブーム再燃 に賭ける全日本女子プロレス。 これに、拍車をかけるように今 度はTBSで、ドキュメント番 組を放送するというのだ。 TBSといえば、5月の9日から4週連続「輝きたいの」を 放送し、女子プロレスを逆サイドからバックアップ。ドキュメントに関しては、テレビの企画制作を中心に活動している。テ レビマン・ユニオンが撮影し、 制作にあたっている。
テレビマン・ユニオンといえ ば、各局でプロデューサーやディレクターとして実績を持つべテラン揃い。今回は特に、女子プロレスという、女性スタッフを起用しているという。
ドキュメントというだけに、 内容はリング外の素顔を細かく 描写しており、各選手のインタビューを始め、飛鳥や長与のお母さんにも取材を行っている。 4月下旬の関西サーキットから取材を開始し、試合場面のハイライトは、6月2日の川崎大会のジャガー&デビル対クラッシュ・ギャルズ戦。
ドラマに続いて、ドキュメントもTBSに奪われた? フジテレビだが、編成サイドは番組宣伝として黙認の様子だ。
放送日は、7月2日土曜日の 午後2時からの1時間。
女子プロレスがメジャーにな るためには、試合中継以外のバ ラエティ番組や特集に出ること が、一般大衆への最大のアピー ルなのかもしれない...
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