1984/6/28 リングスター Vol.21号みんなまとめて地獄へ送ってやる!!

本号では「極悪同盟」ではなく「ザ・ジョーズ」という名前が全女の正式名称だったらしい?

この名前じゃなくて良かったです。マジだぜ!!

巻末のカラーページにダンプとユウが登場。いよいよ会社も力を入れてきました。

-----------------------------------

ダンプの凶器攻撃に選手たちはモロに被害を受けている。ジャガーもデビルも身体中がアザだらけ。ジャンボ堀などラリアートで前歯を四本も折るというありさま。
いまやダンプの反則攻撃は観客からも大変なブーイング。「凶器を使ってどこが悪い。いい子ぶらずにお前も使えばいいじゃないか。カウント5以内には必ず放している。もし、それでも使っていたら反則負けになるじゃあないか。もちろんそんなことをすればレフリーをただじゃおかないが・・・・・・」と堂々たる反則攻撃の宣言。
背は低いが体重は100キロのアンコ型。僚友のクレーン・ユウが、やはり100キロあり、二人で200キロのメガトンコンビ。重心を低くしてぶつかってくるボディアタック、太い短い腕でのラリアート、100キロの体重をドーンと落とすヒップドロップ、どれをとっても凶器そのものの攻撃に"御意見無用"の反則攻撃が加わるのだから大変だ。

-----------------------------------

マスクド・ユウが覆面をぬぎすて、素顔になってリングネームもクレーン・ユウと改めた。覆面をかぶって反則攻撃するよりも、どうせやるならスッピン (素顔)で徹底してやる、というのが覆面をいだ理由。
髪の毛を松本と同じように金髪に染め、ナゾの覆面マネージャーを帯同してやりたい放題の無法リング。
近く移動用バスも松本と二人で購入、他の選手たちとは別行動をとり"絶縁"を宣言している。
大森ゆかり、ライオネス飛鳥、長与千種とは同期生。それだけにライバル意識も強く"ブリッ子"たちをぶっ倒してやるんだとダンプ松本とともに"ザ・ジョーズ" を結成しての闘争宣言。
トレードマークのチェーンはもちろん、鉄パイプ、スパナ、大型セン抜きなどで痛めつけ、最後はチェーンを首に巻きつけてのリング上での絞首刑というのが、ジョーズたちの悪逆戦法だ。
-----------------------------------

ダンプもユウも、一気に会社から推しで、クラッシュの対抗馬としてこの時期持ち上げられています。いままではジャガー、デビルといったところが常連でしたが、今号から世代交代が行われた感じです。