1984/7/9 高崎市中央体育館 大森・堀vsダンプ・中野 デビルvsクレーン

1984/7/9 高崎市中央体育館 大森・堀vsダンプ・中野 デビルvsクレーン

 

この日はテレビ放送があったようですが、残念ながらYoutubeでの動画ありませんので、「エキサイティングプロレス」の1984年9月号から抜粋しようかと思います。

 

 

 

 

 

試合結果は以下となっています。

第2試合 ジャンボ堀、大森ゆかり vs ダンプ松本、中野恵子

〇大森 (12分5秒 体固め) 中野

 

第4試合 デビル雅美 vs クレーン・ユウ

〇デビル (16分45秒 ロメロスベシャル) クレーン・ユウ

 

この時期にダンプは中野と組んで試合をしているんですね。中野はほぼ前座ですが、元デビル軍団のためか、たまにダンプや外人と組むことがあり、この頃からダンプは中野に目を付けていたんじゃないかと思います。面白いのは、デビル軍団が解散後も、ダンプとデビルが組んでいる試合がノーTVでは意外とあるところです。ギスギスしながらの設定で試合をしていたのか、チームワークが良かったのかは分かりませんが・・(^^;

 

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全日本女子プロレスはテレビのレギュ ラーという強い味方をつけて快調にサマ ファイティング・シリーズのスタート を切った。
この日のハイライトはなんと言っても 全日本ジュニア選手権試合と元同門同士のデビル雅美vsクレーン・ユウの闘いで、 この2試合を中心にホットな展開の一日となった。
まず全日本ジュニア選手権試合は20分 1本勝負で、チャンピオン、小倉由美と 小松美加が激突した。
この2人は同期生というものの、小倉の方が1歩も2歩もリード。 それがここきて小松が急激な伸びを見せ対戦が実現した訳だ。
序盤戦は、王者の貫禄で小倉由美が落ち着いた試合展開を見せ、鋭角的なジャンピング・ニーアタック、バック・ドロ ップと小松を攻めたてた。しかし、小松も試合のかけ引きに成長を見せ、場外にエスケープ。 うまくペースを取り戻し、 ドロップキック、アーム・ブリーカーと前夜からの風邪で体調の秀れない小倉窮地に追い込んだ。
しかし、チャンピオンの気迫と意地で、小倉はかろうじて初防衛に成功した。

 

そして一方の元同門対決、デビル対ク レーンの試合は、ゴングが鳴る前からダ ンプ松本の乱入で大荒れの試合模様。その時デビルが左足を痛めてしまったのをクレーンが見逃がすハズもない。足4の
字固め、キックと集中攻撃を浴びせた。

しかし、デビルもオールパシフィック王者のメンツがある。たび重なるユウの凶器攻撃を巧みにかわして、必殺のデビルボンバー2発。これには、まともに闘ったらかなわないと悟ったのか、プロレスではなく極悪非道なファイトに転換してきた。これを受けたデビルはついに紫の木刀を抜き、クレーンをメッタ突き。最後はロメロ・スペシャルで16分46秒、デビル軍団解散の因縁にケリをつけた。
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少し拡大してみます。

 

 

 

この時期、2年目の中野とダイナマイトギャルズがやり合うのは少々無謀な感じもしますが、そりゃ集中攻撃を喰らっちゃいますよね・・。

 

 

 

 

デビルの足を集中的に攻めるが、最後はロメロスペシャルでトドメを刺されてしまったユウです。

途中でダンプもアシストに入ったようです。