
エキサイティングプロレスの1984年10月号に8/8の福生市体育館の試合が掲載されていました。
↓この試合ですね。
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ファンの熱気とカクテル光線が交錯し、40度までハネ上ったリング上に、 またひとつのドラマが誕生した。明日のために、今日を全力で闘い続ける女・格闘戦士たちが織り 成すドラマが......。
ジャンボ堀vs長与千種。 デビル雅美vsレイ・ラニカイ。そして、ジャガー横田、山崎五紀 組vsダンプ松本、クレーン・ユウ。
8月25日・後楽園ホールで、 WWWA タッ グのベルトを賭けて三度相対する堀(パートナーは大森ゆかり)と、長与(パートナーはライオネス飛鳥)は、互いに持てる力をフルに出し切り、 白熱の好勝負を展開。 20分という 時間が一瞬のうちに過ぎ去ってしまった。
続いて行われたデビル雅美vsレイ・ラニカイのオールパシフィック選手権試合は、再三にわたるマンタガスの乱入と、 イス攻撃で怒りに火のついたデビルが紫紺の木刀を手に大逆襲。最後はロメロスペシャルで、純白のベルトにまたひとつ、 栄光の印を刻み込んだ。
メイン・エベントは、スタートから荒れ模 様の展開となったが、“女王”ジャガー横田と “新星”山崎五紀が好連係を見せ、ダンプ&ユーの黒き野望を粉砕! 勝利の雄叫びを上げ、 この日のドラマに終止符を打った。
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あまり記事にはなっていませんが、ジャガー&山崎の善戦ぶりが記載されています。
しかし、この試合はダンプ&ユウ&阿部四郎&ザ・ベートーベンの4人が、ジャガーと山崎を圧倒しています。反則攻撃が延々と続き、サッカーでいうと、極悪同盟のボール支配率が90%みたいな感じで、一体いつになったらジャガーが反撃してくるのか、というくらいの極悪ペースでした。
記事や写真では、最後の最後に山崎がようやく反撃した一瞬が記事になっているところが面白いです。
次はお便りコーナー。
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まともな試合 で完全決着を
♡んもう、私は怒っているんだか ら...。何がって7月28日放送の試合の事ですよ。この日のメイン・ エベントはクラッシュ&小倉組vs極悪コンビ&ラニ・カイ組の6人タッグマッチでした。
もうメチャクチャの試合。どのくらいひどいかは試合後、千種さんの言葉によく表われていたと思 います。
「これがプロレスの試合か!!! こ んな反則勝ちで勝ったってぜんぜん嬉しくねぇよ。」
声をからして叫ぶ千種さんを見ているともうダンプ達が憎くて。 ダンプ達もシングルマッチの時は割とまともな試合をするのに、 どうしてなんだろう。もうちょっと正々堂々とやって欲しいものです。女子プロファンとして、クラッシュvsメガトンの完全決着を 望みます。私は本当を言うとクレ ーン・ユウのファンなのだ!!!
<編集部>覆面マネージャーが消えてホッとしたのもつかの間。今度は、 レイ・ラニ・カイまでひきずり込んじゃって増々、悪の限りをつくしちゃっ ていますね。
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この方は女子プロレス全体が好きなんでしょうね。
「私は本当のことをいうと、クレーン・ユウのファンなのだ」という部分を実は書きたかったのかもしれません。クレーンが好きだけど、あまりに反則をするので、周りからも肩身が狭いを思いをしている・・だから反則はやめて!!という感じでしょうか。
以前にも「ダンプがいなかったら、クレーンは凶器攻撃はしなかったんじゃないか」という投稿があるように、反則攻撃はクラッシュミーハーファンたちからは嫌がられていたようです。特にクレーンのファンの人は、肩身が狭いので、凶器攻撃をするのは辞めて欲しかったんじゃないかと思います。それをクレーンのファンの人は、ダンプのせいにしていることから、それ以外に言い訳がなかったのかもしれません。
投稿者は高校生の女性なので、試合会場では肩身が狭かったのかなぁ・・という想像です。