
1984/9/17 大田区体育館で行われたクラッシュ・ギャルズvs極悪同盟の試合を、雑誌「エキサイティングプロレス」の11月号で見てみます。
↓こちらの試合です。
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「出た! 必殺のジャガー式原爆固め」
その時、 ジャガーの目はキット、宙を睨んでいた。女子プロ史上初の2冠達成。それも仇敵なギャラクティカを
破って・・・。
1983年5月7日、川崎市体育館。 ジャガーにとって、 屈辱のメモリアルがある。 マスカラ・コントラ・カベジュラで対し、残念にもその黒髪を切られてしまったのだ。 その後、すぐにWWWAタイトルを奪回したものの、 雪辱を果せないままであった。
だが今回。29分59秒に渡る燃き闘いを、新必殺技で見事に晴らしてのけたのだった。
そして、この日、もう2つのビックカードが行われた。フジテレビ杯争奪タッグリーグ 戦。まずは、ダイナマイト・ギャルズ vs山崎& 立野組。 若い山崎、立野組も善戦したが、元WWWA王者チームのパワーに、11分59秒 (大森→立野)体固めで破れてしまった。
きわめつけは、極悪同盟 vs クラッシュの一戦であった。阿部レフェリーの裁定と、極悪コンビの凶器攻撃にたまりかねたクラッシュが大暴走、 痛恨の反則負けを喫した。 (18分27 秒)
まさに風雲急を告げてきたリーグ戦である。
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トンパチ娘が凶器を持って暴走した試合ですね(笑)
もう少し写真を拡大してみます。
幾重にも罠を張り巡らすダンプとユウ。
ダンプの素晴らしいダブルラリアート。
クラッシュ人気のこの時期に、ダンプのラリアートや極悪の所業の写真のほうを、多く掲載するのは、さすがプロレス専門誌。よく分かっています(^^;
クラッシュ相手だと一層燃えるダンプは、この試合では憎々しい顔芸も見せ、悪の役割を一手に引き受け始めます。パフォーマンスの面でも、クレーンより一歩先に出た、という感じの試合でした。