1984/10/27 エキプロで見る 飯能青果市場特設リング ダンプvs鶴太郎など

1984/12月号の雑誌「エキサイティングプロレス」に試合の様子が掲載されていたので、引用します。

 

 

 

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タッグマッチ45分1本勝負


極悪同盟の一方の雄、クレーン・ユウとペギー・リーが合体した。
迎え討つのはWWWA、UWAの ダブルチャンプのジャガー横田と元WWWAタッグチャンピオンのジャボ堀のタッグ。
女子プロ正規軍のジャガー&ジャンボはお互い刺激しあって、新しい パターンで攻撃を展開し、最後は余裕で勝利をものにしたものの、途中反則攻撃に苦しんだ。
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↓下記の試合会場と同じですね。中野が極悪組で中継初登場した会場です。「飯能青果市場特設リング」のほうが正しいようです。

『1984/10/27 飯能市体育館 中野恵子極悪入りでテレビ初登場』Evito-X-PuroさんのYoutubeよりAJWW 1984/10/27 埼玉県飯能市 ダンプ松本・中野恵子vsデビル雅美・ライオネス飛鳥   (↓AI…リンクameblo.jp

 

クレーンの試合はTV中継されなかったようですが、ジャガー&ジャンボという豪華な対戦での組み合わせです。試合結果は、堀(10分50秒 ブロックバスターホールド) ユウ となっています。

 

また今号のエキサイティングプロレスには、ダンプの注目トピックも掲載されています。

 

 

 

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ダンプ松本の悪役人気が急上昇。 ビビる鶴太郎はスタジオから逃亡!!
 

今年の試合も、あと一ヵ月を残すところとなったが、この一年で最も大変身を遂げたのは、ダンプ松本だろう。
 

金髪やショッキング・ピンクに髪を染めたり、無差別の凶器攻撃...100キロのウエイトを乗せたラリアットは破壊力バツ グン。クレーン・ユウと"極悪同盟"を結成し、憎悪を一身に 集め貴重なバイ・プレイヤーを務めてきた。
 

"ダンプ"とは誰が付けたか知らぬが、いいリングネームだ。 

このプロに徹した試合度胸はマスコミにもモテモテで、クラッシュ・ギャルズには及ばぬがユニークな内容のものが多い。 10月13日の深夜には、あの 「オールナイト・フジ」にゲスト出演。片岡鶴太郎の質問に、ニコリともせず答えていたものの、最後にはビビる鶴太郎がスタジオを逃げ出すほどの迫力。

「週刊ヤングジャンプ」の車内刷りの広告にも起用され、ダンプのイメージアップに一役買った。あまり出過ぎると、デストロイヤーやブッチャーのように凄味がなくなるから要注意。

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1984年の10月の時点で、「オールナイトフジ」に出演、さらに「週刊ヤングジャンプ」の車内刷り広告にも登場していたというから、かなりの知名度になってきています。

ダンプの悪役人気は1984年10月から急激に高まったと言ってよいでしょう。

車内刷りの広告がどんなものだったのか、いまとなっては資料がないのが残念です。