全然クラッシュのファンではないですが、やはり極悪を追うとクラッシュは避けられないので、クラッシュ特集です(^^;
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型にはまつた女子プロレスをクラツシュ!
クラッシュ・ギャルズのクラッシュとは、粉砕という意味。でも、それはただ、敵をバッタバタとやっつけるというのじゃなくて、既存の女子プロレスの流れを打ち砕くという大きな目標をかかげ、名づけたリングネームなのだ。コンビ結成のきっかけは、昨年の8月27日。長与千種とライオネス飛鳥はそれぞれに活躍していたが、同時にスランプになっていたという。そして、WWWA世界タッグ
チヤンピオンの大森ゆかり、ジャンボ堀ペアの対戦相手として、コンビを組んでみようと、どちらからともなく話がもちあがり、クラッシュ・ギャルズが誕生したってわけ。
「コンビを組むまでは、飛鳥もわたしも、なんとなく女子プロの世界にあわないんじゃないかってスランプ状態。初めてコンビを組んだ試合は、チャンピオンに勝とうなんて、ムリにきまってる。ここは、胸を借りてやりたいようにやっちゃおうって。自分たちで新しい女子プロレスの流れを作ろうって思いが、二人とも一致したんです」
初陣は、もののみごとに負けてしまつたが、それから―年後の8月28日、クラツシュ・ギャルズは、大森、堀ペアから、みごとWWWA世界タッグチャンピオンのベルトを勝ち取ることができた。クラッシュ・ギャルズの息がピツタリあった名コンビぶりと、空手殺法や、ギンギンにきめてくれる空中技の数々。二人がめざす、新しい女子プロレスにますます期待しちゃおう!
性格も極味もまったく対照的な二人。
――リングでうたう「炎の聖書」もヒット中、10月5日には、ファーストアルバム「SQUARE JUNGLE」も発売。
飛鳥 リングで初めてうたったとき、テープはガンガンとんでくるわ、会場から声援がとぶわで、ビビツて、振りなんか忘れちゃったりしてね。いまだにあがりますよ。
千種 はじめはオリコンなんか興味なかったけど、売れてるってきくと順位が気になりだして……。プロレスも歌も、どっちも成功させたい、ネッ。
飛鳥 コンサートなんかやりたいって思うけど、なにをやつてても、プロレスラーという意識は忘れずにもちつづけたいですね。
―― なにからなにまでプロレスしまくっているその意気ごみの二人。
千種 レコーディングなんて、一生まれて初めてなのでキンチョウしました。レコーディング室にリングを作ってくれれば、あがらないんだけどなあ。(笑)
飛鳥 千種とは、性格も音楽の趣味もまったくちがうんです。わたしは、浜田省吾とかハウンド・ドツグみたいにロック系統が好み。
千種 飛鳥は、いま吉川晃司の大フアンで、似てるというと、大喜びなんです。(笑)わたしは、松山千春とかオフコースみたいにしっとりとした曲が好きですね。
――年間300試合もこなすというハードスケジュール。しかし、二人ともリングを離れると、やっばりふつうの女の子。
飛鳥 休みの日は、なるべく友だちと会うようにして、プロレス以外の感覚を忘れないようにしてます。
千種 眠ってるか、プロレスのことを考えてるかのどっちかです。根っからのプロレス狂ですから、プロレスのことが頭を離れないの。
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