1985/2/23 雑誌「週刊TVガイド」ドラマ見ながらウェ~ンって泣くの ダンプ特集

テレビでは極悪メイクでクラッシュ・ギャルズを血だらけにする悪魔ですが、この頃からダンプの素顔に迫ろうとする雑誌が増えてきます。

 

いきなりセクシーショットです!!

 

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悪役レスラーの意外な素顔、初公開!

「ドラマ見ながら、ウェ~ンって泣くの」

 

「24歳の色気ヌード撮ったって皆に言おう!」サイズはヒミツ

どぎつ~いメークに金色ヘア。100キロの体重で暴れまわる女子プロレス界最大の"悪玉"!

熱烈なファンさえも、おびえながらプレゼントを渡すほどだが、一歩リングを離れれば意外や意外。寂しがり屋で涙もろい24歳の乙女の顔があった。

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"悪玉"への変身はちょうど 1年前。デビル軍団から独立、クレーン・ユウとコンビを組み今のヘアー、メークを生み出して再出発した。24歳。

 「一番年上なんです。 もう年だし、今やるしかないから変わらなくちゃと・・・、 誰だって人気は欲しいでしょ。下積みを4 年余りしてきましたからね」。 

おかげで人気はあがったが、 悩みも増えた。

「休みの日なんか、出歩いてでも、この髪の毛で目立っちゃう。ファンが寄ってくるのが、うざったくて」
1年の3分の2は地方巡業。 忙しくて見られないテレビ番組をビデオで見るのが楽しみのひとつ。

「"スクールウォーズ"を見て毎回泣くんです。"水戸黄門" でも泣いちゃうし、"オレゴンから愛"なんて泣きっぱなし」。

それも思わずこみあげる涙でなく、声をあげて「ウェーン」と泣き出し、仲間たちはそれを見て笑うという。 

「自分だけでなく、ホントは選手はみんな泣き虫なんです」中村雅俊の大ファン。が、悪役メークでは絶対に会わないという。純情なのである。 

「フツーの24歳の人は結婚して落ち着いてますよね。でも、今まで結婚・・・なんて考えたこともない。中学、高校の友だちはやることないからあせっていて、言いますよ。"うらやましい"って。あんたにはプロレスがあるって。やめたらどう なるかナ、OLにはなれそうもないし・・・まだまだレスラーやめる気ないから、わからないなあ」

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還暦ダンプのブログを読んでいると"スクールウォーズ"を見て泣いていたような話があったので、今も昔も変わらないもんなんですね(^^;


さて、細かいところを見ていきましょう。

 

(化粧時間は10分。アイメイクは青・茶・黒で)

ダンプのメイク中の写真。手鏡でパパッとやっています。メイクにたった10分です。

マンガ「ダンブ・ザ・ヒール」だと、眉毛を引っ張る器具(なんていうんですかね?)で固定してメイクしている描写がありましたが、当時はそこまで大がかりでやっていたわけではないんですね。

 

(イタズラするファンには怒鳴るが、フツーの人は「無視!」)

正面から無断で写真を撮られるのがムカつく、みたいな話があったような・・。

 

(犬を飼うのは女子プロの伝統で旅にもつれていく)

 

レッドフェニックス号での生活。カーテンにはジャンパーや洋服、そして写真がかかっています。どなたの写真でしょうか。

座席には「DUMP MATSUMOTO」と書かれたバスタオルや犬のキャラクターのついたタオル類、本当に生活スペースです。愛犬のポロンとクルミがいます。

 

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★ダンプMEMO★
●年に10キロずつ太る。その秘密はコーラ。 夕食はほとんど食べずに缶を10余本に1リットルビンを数本

●なぜかおかわりシスターズの山崎美貴のファン

●パチンコが大好きだが、成果は損をしない程度、宝くじも好きだが、400円当たったのが最高

●マジックを持つとどこにでも名前を書いて歩く 

●性格は "グジュグジュ"している

●給料は食費、 犬のエサ代 (月3万円程)などで 消える

●私服はGパンにシャツ類でスカートは絶対にはかない

● 化粧品は月に1度買わないとまにあわないが「化粧は嫌い」がホンネ 

●本名・松本香。 S38・11・11埼玉生 まれ。大宮開成高卒。

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最初のシャワールームのセクシーショットがなかなか衝撃的でした。