1985年2月号のデラックスプロレスから極悪同盟関連の記事を紹介します。
・クラッシュ・ギャルズが84年のMVPに。
当然といえば当然です。個人的には阿部四郎も準MVPに入れてほしいくらいです。
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12月19日、東京・品川のホテルパシフィック1階 「万葉の間」 において盛大に催され 「女子プロレス発足30周年記念 & フジテレビ放映 10周年記念パーティー」で 「1984 年度全日本女子プロレス大賞」 が発表されたが、晴れの "MVP"大賞はクラッシュ ギャルズの頭上に輝いた。 この1年間、
クラッシュにとっては苦しくも充実々だったろう。 ライオネス飛鳥と長与千種 は、これまで女子プロレスラーとして“暗い時代"を生きてきた。 入門したときは、すでにビューティペア人気によるブームが去り、2人は毎日、 数百人のお客さんの中で試合をやってきた。 そして今年、2人は自らの手で再びブームを巻き起こす。 下半期は満員の会場が続出し、 TVの視聴率はハネ上がった。 「クラッシュ・ギャルズのファイトを見ていると、私も頑張らなくちゃ、と思う。 夢と希望を与えてくれるの!」 ファンの少女が、つぶやいた。 来年もまた。 期待していいかな?
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・中野恵子が極悪同盟入り
・クラッシュ・ギャルズのダンプ松本評
めちゃくちゃ上から目線のクラッシュ記事です。
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飛鳥「ダンプと名乗って変身したことで昔と比べて自分のキャラクターを本物にしてきていますね。でもね、トモたちのレスンリグとはまるで違うし噛み合わない。ハッキリいって試合をした・・という充実感はダンプと戦っても得られないし、ただ痛さだけが残るだけ。まだおどおどしたところはあるけど、自分の立場や位置を少しは感じるようになってきたみたい。
極悪同盟にはチームワークがないので、やりにくいのは確か。まあ受け(プロレスの受け身)は悪いけど、ユウと比べて試合のノリがあるんじゃないかな」
長与「私、思うんだけどね、徹底して反則やっているのだから受け身が良くなれば、ピカ一なんだけどなぁ。私たちはハイスピードな攻撃が要求されるけど、ダンプは高度なテクニックよりも受けが第一の課題だね。
私よりも30キロ以上も重いし、自分の技がかからない。まるでヘビー級とジュニアヘビー級のような体重差がありますね。ダンプに望むことは、キロ・ダウン・・これに尽きるね。
レスラーとしてはともかく、格闘技者としてはダンプの存在は認めていませんね」
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これ、本当のインタビューなのかなぁ。
飛鳥はダンプが悪役としてハマッてきた、そしてノリもいいと話しています。
長与は格闘技者としてダンプの存在は認めていないと話しています。じゃ、その格闘技者じゃない人に、やられているアナタはどうなのよ? って感じもしますが・・。(笑)
続いて59年組のインタビュー。
斉藤真知子部分のみ記載します。質問事項はなんとなく想像がつくので割愛します。
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①昭和44年8月11日 ②大阪府守口 ③163センチ、63キロ B88W70 H90 ④修館空手 ⑤B型 ⑥妖怪 (ダンプが名付ける) ⑦つま先でで歩くこと ⑧絵を書くこと。油絵、 水彩画、 ペン画など何でもOK ⑨ケ ーキ、チョコレート、 あずき ⑩スー パー・タイガー・・・強いし、技が凄い。 デビル雅美 ウエンディ・リヒター ⑪ボーイ・ジョージ・・・すべてが好き ⑫TVで初めて見て感動した。 女で あれだけ動くし、 キャリア・ウーマンそのもの ⑬59年7月21日= ニッサ 松原営業所 特設リング 永堀一 恵に6分23秒体固めで勝つ ⑭ほとんど食料。残りは服など ⑮山崎照朝先生に教わった空手技(三日月蹴り、サイドキック) ⑯お金 ⑰プロレスさえやっていれば、最高です ⑱短期で気が強い ⑲辛い練習を乗り越えて、プロテストに1回で合格したこと ⑳将来は、すごい"悪"になりたいです
21 性格は、自己分析とは正反対のおっとり型で気が弱そう。だが、柔軟性があり勝負強さを身に付ければ自然と道は開けよう。
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