
4/16の週プロに3/29の東村山市民スポーツセンターの試合が掲載されていたので引用します。
下記の試合です。
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これじゃ大森は敗者同然だ・・
大森ゆかりと相対したブル中野 の緊張ぶりが手にとるようにわかる。
「そうですかァ。自分では努めて堂々としているんですけど......。だとしたら、無意識のうちに、そうなっているんですね」(中野)
大森とのシングルマッチは、こ れがまだ2度目。自分の持ち味で あるパワーが通用しないとあって苦手意識を隠せないようだ。
中野のセコンドにはダンプ松本 とクレーン・ユウがついた。このことも、中野にはプレッシャーとなって、緊張の度合を高めていた。 先週号既報の通り、3月1日・ 勝田大会でダンプは左腕にフォー クを突き立てられた。その相手、大森に報復すべく、ダンプは中野に大森の肩を狙うことを命じたのである。
その作戦は、まんまと当たり、 とうとう大森は中野にとどめを刺せないまま、タイムアップのゴン グを聞いた。大森にとっては計算 外の"痛い"引き分けであろう。 セコンドの加勢があったものの、 中野がドローに持ち込み、初めて30分を闘い抜いたという事実は賞賛に値する。
「長かった・・・。 でも、大森さんの足を引っ張ることが出来て満足」 と言う中野が今、悩んでいるの は、このリーグ戦でダンプ松本と 当たること。
「その日が来るのが怖い・・・。どう攻めていいかわからないし、早く終わってくれないかなァ」
このカードは5月の次期シリー ズで実現する。
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ダンプとユウのセコンドの助けがあったとはいえ、大森と引き分けに持ち込んだブルのファイトを賞賛しています。
特にラストの10分はダンプの乱入はなしで、ガチの勝負でのドローでした。
大方の予想では大森の圧勝かと思われた試合ですから、引き分けでも金星だったと思います。
記事では「ダンプとユウがセコンドについたため、緊張の度合いを高めた」とありますが、頼もしいのではなく、余計プレッシャーだったんですかね(^^;
この頃になると大森の存在感が薄くなっています。プロテスト合格からミミ萩原のパートナに抜擢され、エリートコースまっしぐらの大森でしたが、ヒザなどの調子が悪くなっていたのか、この頃は強さが消えて、極悪同盟にもかなり手こずっていた印象です。
またブルが恐れていたのは次のダンプ戦と書かれています。
極悪入りたてのブルにとって、ボスのダンプほど怖い人はいなかったでしょう。ダンプの凶器攻撃をセコンドで間近で見ているだけに、余計に怖いでしょうね。
続いてはダンプ、クレーン、ジュディさんvsクラッシュ、立野の試合、と思ったら、ここは写真だけで触れられていませんでした。
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この日は、大森のパートナーで あるジャンボ堀がリーグ戦に初登場。出身地(武蔵村山市)に近いこともあって、幸先いいスタート を飾りたいところだったが、相手が悪かった。いきなりデビルだ。 このカードは同期生対決であり、 いつ見ても重量級の迫力を感じさ せる。それは100キロの極悪同盟とはまた異なる"重さ"だ。 残念ながら、クラッシュ・ギャ ルズにはこの"重さ"が欠けている。クラッシュが、先輩である2 人から学ぶべき点だ。
試合は、堀の痛めている腰を集中攻撃したデビルが、ダブルアー ムの体勢から叩きつける独特の風車式バックブリーカーでフィニッ シュ。堀、 大森のダイナマイト・ コンビにとっては悪い日となった。 さて、この日から関東サーキッ トに戻った女子プロの会場で目についたのは、揃いの赤いジャージを着た14人の少女の集団である。 これは1月15日の新人オーディ ションに合格した"新1年生"がその正体。14、15歳の少女たちは 来たるべきプロテストに備えて本格的に始動した。
連日、会場は超満員・・・ますます 憧れの念は強まるだろうが、問題はそのあと。
最近になって、2年目の加藤悦子が選手生活を断念した。現代っ 娘にとって、この世界はあまりにも耐え難いのか...。
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加藤悦子は、コンドルの代(1984年組)では雑誌で一番プッシュされていた感じでしたが、ここでリタイアなんですね。