その①の続きです。
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しょうがねェーナ場外乱闘 阿部四郎編
「か・え・れ!」「カ・エ・レ!」「帰れ!!」「KAERE」「★▽〇☆ !!」 そうです"かえれコール"です。 よし、みんなでもう一度せいいっぱ いデカイ声でソレッ!!「か・え・れィ!!」 そうです、 そうです、これがあの有名な"帰れ阿部四郎コール"なのです。
まったくホントにショウモない ヤツーMVPのブルート松永さんも歌ってるぐらいにしょうがねェーオジサン、阿部四郎。
超エコヒイキの極悪レフェリー、阿部四郎。 ここんとこ、植田コミッシ ョナーにきつーくオコラレてからと いうもの、だいぶ良心というものが よみがえってきたようです。
ところがです。 こんどは、エコヒイキが足らないってんで、極悪同盟からもイビられるしまつ。特にダン プ松本にはラリアートかまされちゃ ったりして。
さらにさらに、場外乱闘のターゲットにまでされるようになってしま いました。 男子プロレスみたいにマットのしいてない、あのハードな女子プロ場外乱闘に、はたして阿部四郎は耐えられるでしょうか。
おォーッと、あまりの不正レフェリングぶりに、ついにオ・コ・リ・マ・シ・タのジャンボ堀! 阿部四郎を場外にひきずり出しました。 投 げたァ!! 阿部四郎が空を飛ぶ。まるでアノ、うめぼし食べてスッパマ ンのような飛びっぷりで観客席へ地ゴクのダイビングです。
だから皆んなで言ったんですよネ。 「帰れ!!」と言われてすなおに帰ってれば「ナニワ節だよ人生は」でも カラオケしちゃって平和にオジサン やってられたものをネッ!!!
起きあがった阿部四郎。オマエは オキアガリコボシか。 またも不正し ちゃうのか!? 何回言ったらわかるんだい、ンッ阿部四郎! 不正とは 読んで字のごとく、正しくないってことなんだ。阿部不良とでも改名し なさい。さも一度みんなで「カ・ エ・・・・・・」 アレッ!!! 阿部さん本当に帰っちゃうんですか? つまんない。
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一時代を築いた阿部四郎。2ページにも渡って特集しているのが、「コノヤローッ!!」シリーズの素晴らしいところ。腹の出たオッサンの写真を見て、購入層と思われる中高生が喜んでいたのか甚だ疑問ですが、それだけ恨みを買っていて無視できない存在だったという証明でしょう。
少し拡大してみます。
阿部四郎の場外でのベビーフェイスからのやられっぷりは、お客の留飲を下げるという意味ではよかったですね。ご本人はたまったもんじゃなかっただろうけど、彼は女子プロレスに大いに貢献した一人でしょう。
あえて損な役回りを選んで日本中から嫌われたけど、今から過去振り返って、日本で一番有名なレフェリーとして名を残しましたしね。
続いて、女子プロレスの世界コーナーでも極悪が写真がいくつかあります。
最後の写真は中野恵子時代だと思うんですが、髪の毛がたってますね(笑)。
続いては、「極悪同盟」と名乗る以前の、正式グループ名(?)だった「The JAWS」(噛みつき軍団)の写真。
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これが極悪のかみつき大会ダ!!
極悪の行くところ、つねに凶器攻撃の嵐がうず巻く! ダンプ、クレーン、ブルの極悪トリオそしてギャラクティカが、ありとあらゆる凶器(ハサミ・スパナ・鉄バイプ・バケツetc)を手にして、正規軍の クリーン・ファイトを打ち砕く。
一瞬のうちにリングを地獄に変えてしまう。ヤツらを「地獄の天使」と言ったら、 本物の天使も怒りだすに違いない。それほど、極悪の手口は残忍きわまりないのだ!
凶器攻撃の次は、カミツキだ。 リングが血の色に染まるとき、極悪の ダーティファイトは激しさを増す。 まるで、流れだす鮮血に酔っているかのようだ。極悪にとって正規軍の流す血は悪魔の美酒、極上のワイン だ。きょうも地獄の宴が、くりひろ げられる。
極悪のカミつきぶりときたら、土佐闘犬もしっぽを振って逃げだすに違いない。 ブルドックだって、まっ青だ。極悪の辞書に「虫歯」と「歯槽ノーロー」の文字は無いのか?
極悪よ!いつまでダーティーファイトを繰り返すのだ!正々堂々と勝負しろ!! これ以上、聖なるリングを血で汚すな!!
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さらに写真を拡大してみます。
最後の写真はダンプではなく、ブルが山崎に噛みついている写真ですかね。
「かみつき」はパッと見は地味だけど、ベビーフェイスが「いてーーー!!!」と叫べば効果抜群なので、伝統的なプロレスの技ですね。
最近のプロレスでは噛みつきってあまり見ない感じがしますが、やっているんでしょうか。