
4/22の雑誌「週刊Heibonパンチ」にダンプと山崎美貴の仲良し記事が掲載されましたので引用してみます。
小さいので少し拡大してみます。
意外でしょうが、私たち友だち"で~す・マッチ"
ダンプvs美貴
ダンプ「ミーキちゃん、これ終わったらサインちょうだい」
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「ワァ、 来ちゃった。ね、ね、どうしよ ヤダあたし、どっかに隠れようか」
オッとこれはズイマだぞ、オマエ ハナから逃げ腰じゃ、デスマッチになんか なるかい。 誰だこんなミスマッチを組みやがったのは? オマエか?
----ボ、ボクです。 すいません。
----すいませんって オマエ、ダンプ松本っていやハードゲイみたいなカッコして鎖ふりまわしてるオッカネーやつだろ、山崎美貴ってのは この間おかわりシスターズを解散したばっかの、ブリッ子女子大生じゃねえか。 そんなもんウサギとライオンに相撲とらせるよーなもんだろが。
----ハァ、まあ そんなもんでしょうか。 この企画はボツだぞ。 聞こえるだろが、ホラあんな怯えた声出して。かわいそうに。どれ、オレが行って抱きしめてやろう。
-----あ、ボツはいいんですが、デスク、それはやめたほうが・・・。
---- なんだよ、オレがなんか下心があるってのか。優しく抱くフリしてどっかマサグるとか。
---- マサグったっていいけど、ケガするかもしれないから。
---- ウルヘイッ、オレは行くぞッ。
---- あ、ちょ、ちよっと待って・・・。
5分後
あっ、気がつきましたか、デスク。
---- ン、ああオマエか。 ビックリしたなあ、 怖かったなあ、ありゃ夢だったのかなあ
----だってオマエ、全日本女子プロレスの練習場に入ったら、あのダンブが山崎美貴の前で頬っぺた赤くして身 をよじってんだぞ。 あんな怖い光景は大屋政子のパンツを見た時以来だなあ。どうなってんだ、ありゃ?
---- イヤだなあ、 ダンプは美貴の大ファンなんですよ。 会えるとわかっただけでもうタイヘン。ドキドキしながら時間前から待ってたんだって。
---- ゲッ、じゃ、あの声は?
---- もちろんダンプですよ。
---- ウェ~ッ、グェーツ。
---- 洗面器持って来ましょうか?
---- だ、大丈夫だ。それにしても悪いもん見ちゃったなぁ。
---- で、マサグりました?
---- (ボカスカ、ポカスカ)
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美貴「じゃ、あとでコブラツイストの掛け方教えてくれる?」
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美貴からダンプ
ビューティ・ベアっていたでしょ。 中 学生ぐらいの時、すっごく好きだったの。実際に見に行ったことはあんまりないん だけど、テレビではよく見るんだ。 こう見えても私、女子プロになろうって本気で考えてたんですよね。だって気持よさそうじゃないですか。 ニックたらしいなあ、コロシたろかなんて思う人っている じゃないですか。あー、あんなに投げとばしたらスッとするだろうなあって。 で 身体があんまり丈夫じゃなかったもんで.......。
だからダンプさんのこと、ちょっとうらやましいんです。 最初にテレビで見た時は、ワア、コワそうだなあと思ったんだけど、会ってみたらゼーンゼンだしね。 私なんかポッとテレビに出られただけだけど、ダンプさんは毎日練習して、あんなすごい試合を、多い時は1年に300回もするんだもんね。 ずっと前からちゃんとした目標があって、ここまで来てるわけでしょ。 エライですよ、私みたい にフラフラしてる人間とは格が違いますよ、格が。
それとね、言ってもいいかなー。 女らしいんですよ、ダンプさんて。 電話とか手紙とかもらったんだけど、その手紙ったらねー、(ダンプ登場) ワー、言わない。 言わないったら!
ダンプから美貴
毎週「オールナイトフジ』を見てたんです。 もう、 かわいくてかわいくてねー。 アイドルですよ、スターですよ、住む世界が違う。
初めて見た時からファンになりましたねー、もうグニャグニャ。リングサイドにゲストで来る芸能人ってブリッ子しち やってさ、放送終わったらガラッとすまし返っちゃうやなやつばかりなんだけど、 美貴ちゃんの場合は違ったね。まったく地のママ、そのマンマ。
あたしなんか地を出したらどうなる? プロレスとったらただのデブだもんね。
それにしてもあたしが24歳で、美貴ち ゃんが20歳でしょ。 どうしてこんなに違うのかね。 美貴ちゃんのファンレター? さ、 1日50通ぐらい来て、「お姉さんになってくれませんか」とか、「ガール・フ レンドになって下さい」 ばっかりなんだって。あたしのなんか、「テメーツ、 死ネ 」のカミソリ入りだもんね。まあ、あたしは悪役だからそれでなくちゃいけないんだし、その方がうれしいんだ。でも この間なんてヒドい手紙が来ましたよ。
「やいダンプ、お前に悪口書いたら喜んでるらしいから、もう絶対悪口書いてやんないからそう思え」だって。
それはともかく、美貴ちゃん、本物の 女優になるんだって? 有名になってくれるとあたしも大スターの友だちになれるな。
あ、そうだ。「月刊平凡」から借りたポラロイドカメラがあるんだ。 ミーキちゃん 記念写真撮らせてくれる? (横向いて) ほら、オメエらも撮ってもらえよ。 こんなチャンス、もう絶対ないからな!
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ほのぼの記事です。(^^;
ダンプはすでに女子プロ中継のゲストに来ていた山崎美貴とお友達になっていたようです。
手紙がどんなに乙女なのか気になります(笑)
この頃からダンプのミーハー要素をネタ記事にした雑誌が徐々に出始めますね。
私生活はベールに包まれた「ダンプ松本」ですから、当時のティーン誌は、ダンプの私生活やヒールとは違う顔をこぞって記事にしたかったのんでしょうね。
以前に「素顔の女子プロレス」という雑誌にダンプの履歴書がありました。
↓これなんですが
ここにはっきりと、「美貴ちゃん、大好き」って書いているので、このときは本当にハマッていたのだと思います(笑)
中村雅俊との記事はさすがにないようですが、全女の事務所も、スクープ記事はお金になるから、ダンプにもやらせていたようですね。ダンプはヒールの立場としてはあまりやりたくなかったのかもしれませんが、大好きな山崎美貴との撮影ですし、こういうところにミーハーさというか、乙女なところが出てしまうのが、ダンプらしいのかもしれません。(^^;
さて写真をもう少し細かく見ていきます。
「ダンプさん、アーン。タン塩おいしいよ!!」「美貴ちゃんにはカルビあげるかんね」
きちんとサングラスをかけて焼肉を食べるダンプ(笑)
ダンプは軽々30キロ、美貴はヨレヨレ8キロ
面白すぎます。
完全にネタと化していますが、ダンプが一つのブランドになったことを示す記事ですね。クラッシュをイジメる悪役だけど、なぜか憎めない(クラッシュファン以外)キャラクターです。いままでにない露悪さ、しかし不思議と絶対的な悪には見えないユーモラスさ。松本香時代の「親近感」と「ユーモア」、これがやっぱりどこかにあったんだと思います。
この時期の大注目、他の雑誌でもどんどんと注目されていきます。