
TV100さんのYoutubeより
鶴太郎とタモリのトーク 初期のおニャン子について
(↓AIで60fpsに変換した動画です。予備用の動画です)
ここまでの経緯--------
4/12(金)に「笑っていいとも」のテレフォンショッキングに登場したダンプであったが、芸能界に誰も友達がいないため、憎らしいヤツでもよいということで、プロレス実況席でゲスト出演している片岡鶴太郎を友人として紹介する。電話に出た鶴太郎は、渋々友達としての出演をOKするが・・
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さて、4/15(月)の週もまた、ダンプが一躍有名になる重要な週です。
4/12(金)に「笑っていいとも」出演後に福島に帰って試合。その後13(土)~14(日)は新潟です。そして、この日4/15(月)も新潟で18:30開始の試合となっていますので、昼間は新潟にいると思われます。
タモリ「ダンプ松本さんからのメッセージで」
タモリ「『チャラチャラしているのは憎たらしいからな、今度揉んでやる』」
鶴太郎「ダンプ、コノヤロウ、おめぇいい加減にしろよ!!(怒)」
鶴太郎「・・・来てないですよね?」
観客 爆笑
タモリ「来てはいないけどさ、なんか地方の方に・・福島のほうにって」
タモリ「電話と全然違うじゃない、『もしもし、はっ・・』って」
鶴太郎「見ていたんですよ」
鶴太郎「いちおう、ダンプが出るっていうんで、どんなこというのかなって」
鶴太郎「まさかウチにかかってくるとは思いませんからね」
鶴太郎「はっきり言って、友達じゃないですからね、ボクは」
鶴太郎「イメージ悪いですよ。ダンプは。まだクラッシュギャルズとかね」
鶴太郎「ダンプからの友達なんてシャレにならないですよ」
ダンプがいないと途端に強気になる鶴太郎が笑えます。
さて、「友達の友達は皆友達だ」のあと、話は進んで、ダンプの話題になっていきます。
何気にタモリがダンプの話題に誘導しているのがポイントです(笑)
タモリ「しかし、ダンプ松本はどこが嫌いなの?」
鶴太郎「いやぁ・・・好きなところあります?」
鶴太郎「あんなデブで、陥没してますもん、顔が」
タモリ「腕なんか俺の足くらいあるものね」
鶴太郎「どうなんですかね、人間として女として、恋愛なんて出来るんですかね?」
タモリ「いやー」
鶴太郎「中村雅俊さんが好きだって言ってましたね」
タモリ「中村雅俊さん?」
タモリ「きいたら『好きなヤツはいねーよ、憎たらしいヤツならいるけどな』って言ってた」
鶴太郎「っていいながら、中村雅俊さんの話をしますとね」
鶴太郎「サングラスの奥で目がニッと笑っているんですよ」
タモリ「ほう、意外と」
鶴太郎「意外と可愛いところあるんですよ」
タモリ「部屋行ったりすると、中村雅俊さんのあったりするんですかね」
鶴太郎「あったりね」
ここで突然電話が鳴ります!!(笑)
まさか・・と固まる鶴太郎。ここから鶴太郎の顔芸に注目です!!
ダンプ「もしもし」
観客 爆笑
ダンプ「鶴太郎、見てるんだぞ、コノヤロウ!!」
ダンプ「テメー、なんだ他の番組で悪口言ってるんだと?」
いよいよ、日本で初めての生放送のタイマンテレフォンが始まります!!(笑)
生放送でケンカですよ、ケンカ。
当時、こんな見たことがありません。それだけ斬新でした。
後に「夕やけニャンニャン」で「とんねるず」の名物コーナーがありましたが、タイマンテレフォンの元祖は鶴太郎とダンプのこのガチ電話から始まっています。とんねるずのは、言い方は悪いですが、ダンプと鶴太郎のやりとりを拝借したものです。
鶴太郎「もしもし・・」
ダンプ「うるせー、オラ、なんだよ」
鶴太郎「ダンプさん・・」
ダンプ「なにが恋だ、バカヤロー!!」
ここでビビッていた鶴太郎が息を吹き返します。(笑)
鶴太郎「なんだよぉ!!」
鶴太郎「来いよ!! お前!!」
鶴太郎「ダンプ!!」
ダンプ「うるせぇ、でっけぇ顔!!」 ←どういうセリフ??
鶴太郎「(笑) 人のこと言えるか、オマエも!」
鶴太郎「 俺は男だからいいけど、女だったら情けないぞお前!!」
ダンプ「バカヤロウ、いま後ろにいるんだぞ」
またもやビビる鶴太郎(笑)
ダンプ「いまから出ていくからな、そこにいろよ」
鶴太郎「いやいや、いいです、忙しいでしょうから」
鶴太郎「・・・ダンプさん」
ダンプ「なんだ、コノヤロウ」
鶴太郎「大好き!!」
ダンプ「(しばらく沈黙後) 嫌れーだよ!!」
鶴太郎「いい加減にしろよ、俺がこうして譲ってるのによ」
鶴太郎「ダンプ!!」
ダンプ「なんだ、コノヤロウ!!」
鶴太郎「来いよ、オマエ!!」
ダンプ「よーし、いま行ってやろうじゃないか。逃げるなよ!! 絶対!!」
またまたバツが悪くなる鶴太郎(笑)
鶴太郎「僕はきっと話せば絶対に、話が合うなと思ったんですが」
鶴太郎「来ていただけるんだったら、ひとつ・・お待ちしてますんで・・」
鶴太郎「ゆっくり・・語らいたいですね・・(苦笑)」
ダンプ「今日は竹刀持ってんだよ」
鶴太郎の顔が固まる。
ダンプ「チェーンどころじゃねーぞ、竹刀だよ」
鶴太郎「チェーンは?」
ダンプ「チェーンも持ってるよ、竹刀だよ、あとは」
ダンプ「フォークでも刺してやろうか?」
鶴太郎「いや~・・・フォーク・・・」
ダンプ「髪の毛切るか?」
鶴太郎「髪の毛は薄いからなもう・・せっかくここまでやったからお願いしますよ、ダンプさん」
ダンプ「悪口言ってんじゃねーよ」
鶴太郎「もう僕はもう、ダンプさんの犬ですから」
鶴太郎「なんでもダンプさんの脇でやりますから」
鶴太郎「クレーン・ユウとかも一緒に仲間だと思っていますんで・・ひとつ・・」
ダンプ「おめぇなんか、仲間入れてやらねーよ」
鶴太郎「ダンプさん、そんなこと言わないで、ひとつお願いしますよ、ね?」
ダンプ「よし、そこにいろよ、今から行く」
生放送で凄いです!!
やっぱりダンプは芸能的センスがあります!!
そして鶴太郎のアドリブも素晴らしいです!!
タモリ「東京にいないと思ったんだけどな」
タモリ「居ろよ、っていうことはいるんだな」
鶴太郎「打合せのとき居ないから、『どんどん言え』って言ったじゃないですか」
タモリもグルでした(笑)
鶴太郎に対する生放送のドッキリみたいなもんですね、これ(^^;
その鶴太郎のリアクションの素晴らしさ。鶴太郎は「俺たちひょうきん族」で有名となり、この時期、1985/4月から放送を開始した「夕やけニャンニャン」の司会に抜擢されて、売れ始めていた頃です。鶴太郎躍進の影には、ダンプ松本の存在があったんじゃないかと思いますね。
ところでダンプは新潟にいるわけですから、新潟のホテルでロッシーと一緒に電話していたんですかね!? 周りにクラッシュや大森とか、同期も一緒にいたりして・・それはないか(^^;
おそらくベビーフェイスは、テレビで見ていて「ダンプがやり合ってるよ」って笑っていたんでしょうね。ダンプが圧倒的な存在感を見せつけてきたため、先輩レスラーなどは、ジェラシーを感じたかもしれませんね。
しかし、この日は実はまだ終わりではありません!!
この日の夕方に、鶴太郎vsダンプの第二ラウンドが開始されるのでした。
続く。
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