1985/5/27 雑誌「週刊ゴング」ジャンボ堀vsダンプ松本の試合をみる

1985/5/27号の週刊ゴングに、ジャンボ堀vsダンプ松本の試合が掲載されていたので引用します。

 

 

 

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クレーン・ユウが反撃の狼煙

D松本に怒りのバケツ攻撃!!

 

「正統派レフェリーを目指して 頑張ります」
それは4月26日の鹿島大会で ダンプ松本戦を最後にレスラー 生活にピリオドを打ち、レフェリーとして再出発を決意したク レーンユウの言葉だった。 ユウは極悪同盟から脱けると金髪に染めていた髪を黒髪に戻し、名前も本名の本庄ゆかりに改めて心機一転、レフェリーとして公正な立場でリングに立つようになったのだ。しかし、そ れも束の間。松本との流血戦はいまだに尾を引いていた。

 

5月16日、大宮大会で極悪同盟vsクラッシュ・ギャルズのWWWAタッグ王座決定戦でレフェリーを務めたユウ。 公正な立場を尊重しているだけに松本やブル中野の無法ぶりを必死に制止しようとした。だが松本は一 向に聞こうとせず、鹿島大会での怨みがあってか、中野を従えてユウをメッタ打ち...。
その後も松本は相手レスラーよりもユウに攻撃を集中。 ユウはジッと耐えるばかりだった。 だが、ユウの我慢にも限度がある...。5月27日、高崎大会で松本vsJ堀戦のレフェリーとして登場したユウ。松本は堀をそっちのけでユウに攻撃。殴る、蹴るばかりか凶器まで持ち出した。これにはユウも耐えられず、 ついに松本の顔面にパンチ。さらに金属製バケツで痛打。ユウの怒りが大爆発したのだ。
松本とユウの血の抗争。果た してこれだけで終わるかどうか。

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5/27の高崎大会で、ダンプがクレーンのバケツ攻撃で3針縫ったという試合が主に特集されています。ユウが「正統派目指してがんばります」と話したのは本当かどうかは分かりません(^^;

ユウがダンプの顔面にパンチをしていたのも、テレビ放送では分かりませんでした。

 

写真を拡大しみてます。

 

 

 

 

 

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フジTV杯争奪ジャパン・グランプリ
フジTV杯争奪ジャパン・グランプリ公式リーグ戦もいよいよ大詰め。 6月25日、品川大会の決勝を目ざし星取り争いがかなり激しくなってきている。
優勝候補に挙げられているクラッ シュ・ギャルズは、ライオネス飛鳥 が5月25日から27日まで3日間連続で公式戦を消化。ブル中野、大森ゆかり、そして山崎五紀と対戦して2勝1引分けで得点6。現在のところ 単独でトップだ。長与千種は5月30日、水戸大会で山崎を破り得点4。
この他にデビル雅美が5.5、それに 続いてダンプ松本とジャンボ堀が得点5で追い上げを見せている。どうやら品川大会で優勝戦を争うのはこ の5人の中に絞られてきたといっていい。
今後の試合は6月12日にデビルvs松本、6月14日に飛鳥vs松本という試合日程が組まれているが、ここら辺の勝敗が優勝戦 へのカギとなりそ うな気配。
果たして品川大会の決勝戦に残るのは誰か?

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フジTV杯も終盤となり、飛鳥がトップ、続いてデビル、ジャンボ、ダンプ、長与と続いています。この頃はクラッシュ人気大爆発ですから、全女としてはクラッシュvsダンプという筋書きに持っていきたかったのではないかと思われます。

結果的にはダンプと長与が勝ち上がっていきますが、そのあたりは周りが空気を読んだのか、ガチでそういう結果になったのか、どうなんでしょうねぇ・・(^^;