1985/6/1発売のリングスターより引用します。
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メンバーを増員して拡大の極悪同盟
ジャパングランプリでのダンプとクレーン・ ユウの凄惨の闘いが引金になってユウが現役を引退したが、ダンプの闘志は衰えるどころかますます盛ん。
5月の大宮 でのWWWAのタイトル マッチでは若いブル中野を従えクラッシュと対決 してベルトは失ったが、「中野はいま鍛えている最中。 あと三ヵ月すれば必ずクラ ッシュを倒してベルトを奪い返してやる、それまで一時預けてあるだけだ」とうそぶいている。
トレードマークになった シナイは今年で、すでに6本目。 ひどいときは一試合で使い物にならないほどささくれてしまう。 それほどすさまじい殴り方。 対戦する選手のほとんどがダンプのシナイのおかげでアザだらけというていたらく。
「新人の中からも極悪同盟 入りを希望するものが多く拡 大の一方だ」とドン・ダンプは「クラッシュなんて目じゃないよ」と不敵なエミ を浮かべている。
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ユウが引退したため、極悪同盟ワントップ体制となったダンプの紹介です。
「中野は鍛えている最中、3か月でベルトを奪い返す」と話しています。たった3か月でブルが成長はしないだろうと思っていたところ、ブルの実力がメキメキあがり、これは現実と化します。
ブルの才能と努力、ダンプの厳しい指導がうまく回ったんですかね。
竹刀は今年で6本目と書かれています。もっと壊れているのかと思いました。
その②に続きます。