1985/6/1 リングスター Vol.25 その② ブル編

その①の続きです。

今回はブルと、その他極悪同盟の情報です。

 

 

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ブル中野との新コンビで狙う巻き返し

 

ドンのダンプとのコンビとはいえ、若いブルにとって世界王座というヒノキ舞 台は、やはりノレンが重かった。クラッシュのターゲットにされ、血まみれの敗戦となったが「いい経験になりました。でも、これで逆にやれるという自信がつ いてきました」と全然悪びれていない。 

 

トレードマークのバンクスタイルの半刈りの部分にはいつも"御意見無用"と書き込まれてあり、チェーンを使った凶 器攻撃も板についてきたが、何よりの成 長はたくましくなったド根性。かつては"ノミの心臓"といわれ、気の弱さが色んな面でわざわいしていたが、いまや先輩達にも平気で立ち向かうほど。「この世界は食うか食われるか」と割りきってい る。ユウが現役引退を決意したのもジャパングランプリでダンプ側に中野が加担したのも原因とか。
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ブルは元々はアイドル志望で、嫌々にヒールになったので、以前は思いっきり度が足りませんでした。しかし、この頃になるとクレーンに代わってNo.2となり、完全に吹っ切れたましたね。

かつては"ノミの心臓"と呼ばれていたんですかね? (^^; ぶるちゃんねるの話を聞いていると、クレーンの衣装を勝手に使ったりして案外神経は太い感じがしますが(^^;

 

 

 

 

 

続いてはグッズコーナー。

 

 

今号から極悪同盟のTシャツを売り始めています。

 

クラッシュに4枚に対して、極悪は3枚。大人気です(^^)

(デビルやジャガーのものはないし・・)

 

特にダンプのイラスト入れが2枚もありますので、極悪人気というよりダンプ人気というところでしょう。この当時の黒にドクロのTシャツもなかなか良いですね。オークションではあまり見かけないので、売れなかったのかな。

 

続いては女子プロニュース。

 

 

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好評! 真知子のイラスト

もしプロレスラーになっていなかったらイラストレーターになっていただろうという斉藤真知子、そのイラストが各雑誌からひっぱりだこ。このリングスター4,5面にも真知子のイラストが掲載されているが、どうです、大したものでしょう。

 

ユウ引退レフェリーに

クレーン・ユウが4月29日、茨城県鹿島どの試合を最後に引退した。

この夜の試合はジャパングランプリでのダンプ松本との一戦。血まみれになったユウはノーコンテストの試合後、「体力の限界」を理由に現役を引退したもので、今後はレフェリーとしてリングにあがる。

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コンドルのイラストがそれほど多方面に使われていたのかは微妙ですが、プロレス雑誌にはこの頃から掲載されることが多くなりました。後にはマンガ本にも掲載が始まるのですが、かなり後のことです。

続いて、ユウに関しても記載があります。公式パンフレットに掲載されているので、引退の理由は「体力の限界」が公式なものとなります。もっともこれもロッシーと松永兄弟の意図的なことなのでしょうが。