1985/7/4に北海道遠征の女子プロレス旅日記が掲載されていたので引用します。
1985年6月の北海道巡業の取材と思われます。
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女子プロレス旅日記 釧路→中標津
気分はほとんど女子高修学旅行
いま女子プロレスは、6月5日から始まり25日ま でのキョーフの21日間連戦のまっ最中。前半は室蘭をふりだしに14日の函館までの北海道シリーズ。 毎日専用バスや飛行機を乗り継いで全道を駆けまわっている。毎日の移動は、かなりハードでね、中標津から札幌への時なんて、夜の9時過ぎに会場出発してバスで夜通し8時間かけて行っている。
こんなスケジュールをこなして、おまけに凶器や鉄柱の流血試合をバシバシやりながらも、彼女達は平気です。やっぱし女子プロって、パワーがちがうのね。移動の間ちょっとでも時間があくと、 精力的に"観光"もしている。釧路から中標津の間では、釧路湿原、丹頂の里、動物園、阿寒湖をまわった。大型バスで移動しながら、キャッキャと騒いでる姿は、この時期全国からきている修学旅行の女子高生とまったくかわらない。動物園なんてね、しっかり団体割引で入ったんだよ。 この"修学旅行"昼の部の主役は、なんといっても クラッシュギャルズの長与千種。初めてチャレンジした乗馬では、馬がいきなり駆けだしたのに天才的運動神経でしっかり完走! そして夜の部はライオネス飛鳥。大森ゆかりと突然、部屋で相撲をやりだし、飛鳥は各部屋を巡業しまくった。うーん女子プロは北の大地もリングにかえたのだ!?
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(女子プロ御一行様記念写真。極悪は拒否で欠席!)
北海道巡業でクラッシュギャルズがはしゃいでいた様子が記事になっています。
5年目の長与や飛鳥たちですから、いまさらはしゃいでいたのかは疑問ですが・・。よく長旅で毎日同じ顔を突き合わせていると、だんだん嫌になって喋らなくなると後年の女子プロレスの記事にありますからね。
極悪の部分をピックアップしてみます。
(観光をしていてもやっぱしダンプはちがう。動物園では象を見つけ闘志に火が付いた。「ヤンノカ、このヤロ~!」)
いやいや、さすがに象と戦おうとは思わないでしょ(笑)
(チェックインする極悪同盟のブル中野と斉藤真知子にフロント係も一瞬ギクッ。「大丈夫だよ。このヌンチャクは使わないから」)
わざわざヌンチャクを持ってチェックインするんかーい(^^;
でも、ブルは四六時中、肌身離さずヌンチャクを握っていたと話していたから、本当にこういう状態だったのかも・・。でも極悪メイクもしているからヤラセっぽいです。
(旅に出ると朝からしっかりと食べる。でもメニューはトースト&オムレツなど。意外に普通人だね!?)
長与の後ろで食事をしているのはブルだと思われます。極悪も一緒に食事をしているのが分かります。(ホテルによっては時間をずらしたり、別の部屋で食べているのかもしれませんが、閑散とした場所だと、そばに店もないので食事も一緒なんでしょう)