1985年の雑誌「明星ヘアカタログ」の夏号にダンプとクラッシュが登場していたので引用します。
拡大してみます。
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正義<黒髪>か悪<金髪>か
第一回ヘアカタログ杯争奪髪切りマッチ!?
ダンプ松本vsクラッシュギャルズ
リング上で女どうし激しい戦いをくり広げるクラッシュ・ギャルズ。
華麗な技と美しい黒髪が、きらびやかな光の中に浮かびあがる。
迎え撃つのは、ご存じダンプ松本。 ハサミを持っての髪切り攻撃をは じめ、その金髪からくり出され る極悪な技の数々に戦慄が走る・・・。
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明星ヘアカタログという季刊誌がありました。
主にアイドルの髪形を紹介して参考分析するというカラーのムックです。若い女性がアイドルヘアを真似するための参考雑誌だったと思われます。
その中に先にクラッシュギャルズが掲載されていたのですが、1985年からはダンプ松本が入ってきます。ダンプの髪形を参考にする読者がいるのかはわかりませんが、ダンプは金髪でしたし、さらにその時代の話題ということでアイドルの中にひと枠入れてもらえたようです。
ある意味、思い切った抜擢のされ方だと思います。
明星のスタイリストによって、撮影も凝っています。
この写真、おそらく同じスタジオ内で撮影された思いますので、対決構図にはなっていますが、現場では和気あいあいだったのか、どうだったんでしょうかね。
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目ざわりなんだよ、早く消えうせろ!
長与千種:
最近どうも、寝つきが悪いんだよね。そうだ、あいつがこの街をうろつきはじめてからだ。 いつもの店にも、いつもの広場も、変に妙な空気が流れている。そう、あいつのせいだ。
ライオネス飛鳥:
そういえばオレたちの仲間がもう3人やられちまったってさ。卑怯なあの野郎に、突然の不意うちをくらってさ。ひきょうこそ、ひとつ真剣に勝負しようと思ってやってきたぜ
おまえら、いつまでものさばってんじゃねぇよ
ダンプ松本:
時代はいつだって変わっていくんだよ。いつ までも、お前らばかりをのさばらしてはいられないんだ。朝日が昇る前に、さ、早く勝負をつけてやろうじゃないか。覚悟はいいか!
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波止場のような場面でクラッシュがチョイ悪風、ダンプはバイクと暴走族風。
セリフがなんともくさい感じで、抗争をしているってことなのか?(笑)
これ、真面目に撮影していたと思うのですが、ダンプはおしゃれ着をするほどコレじゃない感が漂ってしまいます。