1985/8/28の髪切りデスマッチについて、1985/9/24号の雑誌「週刊セブンティーン」に記事がありますので引用します。
(ブルの笑顔がまぶしい)
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試合から一夜明けた29日。千種は、きれいに顔をカットして、STの前に現われた。(試合では途中まで切られたのだ)
「夜中に美容院に行って、切ってもらっちゃった。 そろえにくいらしくて、トラガリなんだよねぇ。エヘへ」
そういいながら、照れくさいのか、手はひっきりなしに頭に。
「そりゃ、最初はショックでしたよぅ。 でも、けさカガミ見たら、笑っちゃった。 だって、洋(弟)ソックリなんだもん」
時おり笑顔もこぼれる。思ってたより明るいんで、こちらもホッ!
「髪は、2か月ぐらいで、なんとかサマになるんだって。そうしたら、もう1度大阪でダンプとやるんだ。今度は、ダンプをタコヤキ頭にしてやりますよ!」
ファンとしては、ああいうヒヤヒヤモンの試合は、もうカンべン!という気もするけど...。
「今まで芸能人がプロレスをやっているようなことをいう人もいたけど、これでウチらは格闘技者であり、ハンパな気持ちでプロレスをやってるんじゃないってことがわかってもらえたと思う」
この試合終了後、飛鳥、ジャガー、デビルの3人が、ダンプとの髪切りマッチをコミッショナーに申しこんだ。
「3人の気持ちはうれしいけど、やっぱりわたしがやらしてもらいますよ。今度の試合はダンプから売られたケンカだったけど、次はわたしがケンカを売る番。 クラッシュが、受け身でなくチャレンジャーにまわった時のこわさを思い知らせてやらなくちゃ」
芸能活動も、ぼうしをかぶって、今まで通りやると宣言してくれた千種。自まんのサラサラヘアーは失ったけど、あの炎のようなファイティング・スピリットは健在! そんな熱いムネの内を表わす かのように、大阪を離れた後、千種はさらに髪を切った・・・。
ガンバレ、千種!
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試合の後、ダンプへの挑戦として飛鳥、ジャガー、デビルの3人がウエダコミッショナーに試合を申し込んだと書いてあります。
本当かは分かりませんが、飛鳥は理解できるとして、ジャガーとデビルは余計なお世話という感じがします。
そのあと長与が「悪いけど私が髪切りマッチはもう一度やる!!」と言っているので、やはり美味しいところは自分が持っていくのが長与ですね。せめて飛鳥に譲ってあげたら飛鳥のノイローゼ時期は無かったかもしれません。
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