1985/11/1 寒河江市民体育館の試合で長与がケガ その②

1985/11/28号の雑誌「週刊ゴング」に長与のケガについて掲載されていますので引用します。

 

 

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長与千種が右ひざ脱臼で戦線離脱

再起はシリーズ後半になるか?

 

さる11月1日、山形県寒河江市民体育館で行なわれたメーンエベント(長与、山崎組vsデビル、大森組)で長与千種が右膝を脱臼するというアクシデントが起こった。1対1から迎えた3本目、千種がデビルに対してフライングニールキックを爆発。その際、デビルの腕と右足を痛打してしまったのである。
レフェリーのジミー加山に応急処置を施された千種は、試合後に帰京。専門医師の診断を受けた。負傷箇所は先のタッグ・リーグ・ザ・ベスト'85において痛めた所で、診断は右膝半脱臼で、しかも半月枝とジン帯も損傷しているという結果であった。このため11月2日の下館青果市場から欠場することになったが、シリーズには松葉ヅエをついて同行。各会場のリング上からファンに対してお詫びしている。

 

「右膝をデビルさんの両腕に当ててしまったのがいけなかったのでしょうね。あの試合後、リング上でうずくまってしまいましたが、本当に痛みはひどかったんです。早く完治して試合がしたい」とマスコミ陣に語る千種。現段階ではいつ千種が再起するということはフロントから発表されていないが、負傷の具合からみて完治には時間がかかりそうだ。おそらくリング復帰はシリーズ後半戦になるのではないか?頑張れ千種!というファンの声援が聞こえるぞ。
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タッグリーグザベストではダンプ・ブル組にヒザを徹底的に痛めつけられてレフェリーストップとなりましたが、そちらのケガでの欠場ではありません。

元々ヒザが悪かったのは確かですが、試合中にデビルの両腕との当たり所が悪くてアウトとなってしまったようです。