1985/11/9 雑誌「週刊文春」ダンプにエロチシズムを感じる

1985/11/9号の週刊文春にダンプに関する記事がありましたので引用します。

 

 

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僕、女子プロレスの味方です

ダンプ松本が好き

 

ダンプの"女"に昂奮
 

きりりとひきしまった肢体のデビル雅美、男役的な妖しい魅力を持つジャガー横田、あくまで可愛い子ちゃんの山崎五紀などと比べて、ダ埼玉むき出しの肢体がまた迫力を生んでいる

 

太腿は一斗樽ぐらいあるし、膝のあたりは、いつも血のにじむような巻きたての包帯をしている。巨体を支えきれず、けがが絶えないからだろう。血のにじむビフテキを喰べるときの野性的な昂奮を、実際の闘技が始まる前から、その包帯が観客にかきたててくれる。
 

声がまたいい。ドラ声だ。
「てめえ、この野郎、ぶっ殺すぞ」


埼玉県出身、二十四歳。極悪同盟のリーダーの風格充分だ。いつの間に用意したのか、チェーンか竹刀を持っていて、あたりかまわず殴り出す。相手のプロレス嬢だけでなく、この間なんかアナウンス席の後藤何とかいう可愛い女優さんが実際にひっぱたかれて痛そうにしていた。

 

見ている者はこれで大分、胸がスッキリとする。こちらもその悪逆非道ぶりには拍手を惜しまない。一緒に昂奮する。といって女性上位の信奉者でも、被虐愛好者でもない。ともかくそれでも彼女も女の子、男の腕に抱かれたら多分、目をとじ、うっとりして身もだえするだろう。

たくましい相手でなくても、男と女としての行為に入るときは小さな下着を脱いで、その男の子の体の下に組み敷かれ、彼の一挙一動ごとに哀切にすすり泣くだろう。表面は知的で冷い女、強くたくましく見える女など、一般女性との落差が大きい女ほど、抱かれると急激に女らしくなることを、六十年の経験で分っている。だからぼくはこの悪逆の暴れぶりに、限りないエロチシズムへの思いをかきたてられて止まないのである。

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ネタなのか本気なのか分かりませんが、ダンプに興奮する男の日記です。

ちなみに書いたのは私ではありません(^^;

このようなゴシップ記事、ネタ記事が、当時の週刊誌を賑わせていました。