1985/11/7 雑誌「週刊ザ・プロレス」MSGとミュージカル

1985/11/7号の雑誌「週刊ザ・プロレス」にダンプの情報とクラッシュのミュージカルについての記事がありますので引用します。

 

 

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クラッシュ、ダンプが来春3月 MS・G初暴れ決定

 

クラッシュギャルズがニューヨークMS・G初乗り込みの土産は、来春3月のMS・G定期戦に出場が決定!!!というバッグに入りきれないデッカイものだった。
松永俊国全日本女子プロ常務、植田信治コミッショナー、ジミー加山レフェリーと共に20日(日本時間24日)NY入りした飛鳥、長与とダンプ松本は、ちょっぴり興奮気味だ。
 

この日、松永、植田、加山の三氏と、WWF最高幹部の一人、ジェームス・トロイ副社長が、"選手交流"の話合いを行い、来春3月、MS・Gの定期戦にクラッシュギャルズばかりでなくダンプ松本、ブル中野も参戦することを決め、ボストンのほか東部一帯を一週間にわたってサーキットすることが九分九厘決定した。
 

そのクラッシュギャルズは2日(日本時間2日)MS・Gのリングに立ち「日本女子プロレス・タッグチャンピオン」と紹介され、盛んな拍手を浴びていた。驚いたことに二人は、あいさつのあと、あの大巨人と控室でご対面、グローブのような手で握手を交わしたのだ。
これでNYに来たかいがあったとホオを紅潮させる飛鳥は
「非常に大きい会場でビックリしました。それにファンのフィーバーも凄いですね。ぜひ、早くファイトしてみたい」と、瞳を輝かせた。
長与は「ぜひ、やってみたい。でもアメリカンスタイルでは戦いたくないですけど・・・」と、これまた上気した顔。

 

クラッシュだけでなく"こっちも指名されたの"と素直に喜ぶのが、松本。「MS・Gに上がれるなんてこんなうれしいことはない」と、100キロ巨体をブルンとゆすった。
 

そんな一行はルンルン気分で待望のNY見物。セントラルパークを散策したあとエンパイヤステートビル付近をそぞろ歩き。そのあとは、やっぱり女のコ。ブロードウェーでミュージカル『雨の降る街』の"鑑賞"としゃれ込んだのでありました。そういえば、クラッシュギャルズは、暮れに初のミュージカルショー『ダイナマイト・キッド』に挑戦するというから、そちらの勉強も抜けめなくやっていたわけである。
 

この大きなオミヤゲを手にした一行は、24日に帰国。
10月25日、千葉・八千代市民体育館で開幕の『サバイバル・ジャングル3』になだれ込んだ。

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ニューヨークに視察した時の話が書かれています。

行ったのはクラッシュとダンプ、そして松永俊国、ウエダ、松永国松のようです。

当初はダンプの出場の予定はなかったようですが、協議の結果、極悪同盟も出場することになったようです。

ダンプも「こんなうれしいことはない」と喜んでいたとのこと。

ニューヨークではクラッシュと同行していたのか分からないのですが、見知らぬ外国で1人で行動するのは厳しいと思うので、3人一緒に買い物をしていたのではないでしょうか。こういうときじゃないと話もできないでしょうし。

 

写真を拡大してみます。

 

黄色いカーディガンがオシャレです。

 

坊主の千種と男勝りの飛鳥の何とも言えないコンビ。