1985/11月号の雑誌「月刊平凡」にダンプに関する記事がありましたので引用します。
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恋のほの字固め 腕力にゾッコン
C-C-B&ダンプ松本 耐えて見せます 極悪志願入隊
いつもは、冗談ばっかしの陽気なC-C-Bだけど、この時ばかりはちょっとマジな雰囲気。
長年、あこがれ続けた人に会えた喜びで震えるゴム。あまりの迫力に震えあがっちまったヒデキにリュウ、そして、チュウにヨネカワ。
どう見ても、プロレスっていう顔じゃないが......。恋のため、友のため、いざ出陣。
きびしいトレーニングに命がけで立ち向かった。
そして、今、ここに芸能界の極悪同盟が誕生した。
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ゴムのあこがれのマトは、何を隠そうあのダンプ松本2年も前からずーっと慕い続けちゃっている。
昨日や今日、ファンになったなんてヤツとはケタが違うのだ。筋金がビシッと入っている。ところが、「一度でいいからデートがしたい」というゴムの切ない思いがどーしても届かない。そこで、見るに見かねたメンバーが、友情厚く「ゴムとダンプさんを会わせてあげよー」とサッソー!?と立ちあがったのである。
チュウ 最初のうちはやめりゃイイのにとか、言わなきゃイイのにとか。思ってたけど・・・・・・最近はけっこう・・・
ヒデキ かなえてあげたいと思ってます。だけど、初めは冗談だと思ってた。
ヨネカワ でもほんとマジ、話聞くとマジですね。目が違うんだもん。
リュウ うん、そーだねっ。だけど正直言って、かってにやってよーって感じ。
つーわけで、この日めでたくも初デートになったのだが、気分がノッてるのはゴムひとり他のメンバーは、最初カッコイイこと言ってたけど、いざとなるとビビッちゃって普段のあの陽気さはみじんもない。
ダンプの振るう竹刀の音にいちいち体をビクつかせるほどのていたらく。で、恋の助人どころじゃなくて、ジムの片隅で肩を寄せ合って2人この成りゆきを見守るばかり。
ゴム (ボーッとしつつ)ボボボク、昔から女子プロ好きだったんです。でも悪役っぽい感じでこんだけスターになった人っていないでしょう。だからホントあこがれていたんですよ。
ダンプ (無言)
ゴム (多少声をうわずらせて)そう、これからは悪役の時代ですから。クラッシュに極同盟でしょ、チェッカーズにC-C-Bですよ。
ダンプ (にらみつけて)それで
ゴム あのオ、極悪同盟に入りたいんですけど。
ダンプ (竹刀でさしながら)テメー男だろ!!
ゴム (小声で)名誉隊員とかなんとか.....。
ダンプ (ゴムの見るからにか弱そうな体を竹刀で小突きながら)その体じゃなあー。
ゴム 体力的には自信ないんですけど、こここんじょーはありますから、お願いします。
ダンプ しょーがねェ、まとめて鍛えてやるよ!
それから約1時間、悲鳴をあげつつもきびしいシゴキに耐えた5人。
ゴム もっと練習きびしいんでしょう。
ダンプ 練習だけじゃなくて規律も、酒、タバコ、男はダメ、クビになっちまうんだよ!
ゴム (がっくりして)じゃあダメですね。
ヒデキ あたりめーじゃん。ゴムとデートなんかしたら、ダンプさんクビになっちゃう。そしたら一生めんどうみなくっちゃイケないんだよ。
ゴム そしたら、関口プロレスっていうのをつくって・・・・・・自分が社長に収まって・・・・・・。
一同 (大爆笑で)弱そォー、サイテー。
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CCBは興味がないのでよくわからないのですが、ゴム(関口)がダンプのファンだったという話です。
このあとも雑誌でCCBとダンプは対談でよく登場しますし、ダンプもCCBのファンだったようなことが書かれていますので、それなりに交流があったんじゃないかと思います。
写真はCCBが寝ているところにダンプが乗っかっているんですかね。それとも合成?(^^;