1985/11/26 ダンプ松本宅に泥棒が侵入 その③

1985/12/20号の雑誌「Friday」にダンプの家に泥棒が入った事件の記事がありましたので引用します。

 

 

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何を間違えたか ダンプの部屋にドロボー

22万円とアルバム盗られて「コノヤローッ」


一人住まいのマンションのガラス破ったコソ泥は「女の城」荒らして「テメェこの野郎、ぶっ殺すぞ!」といった格好でスゴんでいるのはダンプ松本(26・本名=松本香さん)。リングの上でならいざ知らず、これ、なんと彼女の自宅でのことだから"異常"であります。彼女が東京・目黒区にあるマンションの1階の部屋に帰ってきたのは11月26日朝8時半。全国転戦中の彼女は、前日の関西での試合から17日ぶりに自分の"城"に戻ってきたのです。
 

ところが様子が変です。ドアが開いてるのでアレッと思った」彼女が中に入ると部屋の灯りがついたまま。しかもベランダに面した窓ガラスが大きく割られています。「アッ、ドロボーにやられた!」さっそく110番に連絡。目黒署からお巡りさんが飛んできました。被害はこたつの上の封筒に入れてあった6万円。アルバムに貼りつけておいた2万円。そして巨大なソフトクリーム型の貯金箱に入れておいた千円札1枚がそっくり無くなっていました。総額21万7千円!「それだけじゃないんです。アタシが大切にしていた大型のアルバムが2冊消えてるんです。お金は仕方ないけど、思い出の写真だけは、返して欲しいッ」


極悪同盟のドンも、さすがにシヨックの色は隠せません。警察の調べでは犯人は窓ガラスにガムテープを貼り、音がしないように叩き割ってから侵入したとのこと。手口からすればコソドロだが、アルバムを盗んだところを見ると、彼女の熱狂的なファンなのかもしれません。でも、部屋に干してあったパンティはそのままだった......

 

「もし、アタシが寝ている時にドロボーが入ってきたらどうするかって?決まってるじゃない。タヌキ寝入りで油断させ、中に入ってきたトコをコテンパン」
しかし、いったんリングを降りた彼女は母親思いのやさしい乙女。毎月親元への仕送りを欠かさず、深谷(埼玉)に両親の家を3千万円かけて建てたのが自慢です。正直いって、いま彼女は膝と腰がガタガタ。でも彼女はプロです。そんなことはオクビにも出さず今日もリングに昇るのです。
「貯金通帳を置いとかないでよかった。もうドロボーはコリゴリ」という彼女はさっそく住まいを変えることにしました。今度はオートロックで2階以上の部屋です。これで恐いもの知らずのドロボーも「ダンプの聖域」には近寄れなくなる、かなー

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フライデーのカラーページに堂々と登場です。

アルバムが盗まれたので、犯人はダンプの熱狂的なファンなのか、しかしそれだったらパンティーも盗んでいくだろう・・・という記事ですね。

犯人はクラッシュファンなので、パンティは盗まなかったようです。変態的な嫌がらせで盗むというのもアリな感じがしますが、さすがにそれには本人たちの抵抗があったようです(笑)。

 

ちなみにこの写真で当時ダンプが借りていた部屋の様子が分かります。

1985年時点では、畳のアパートで意外とコンパクトの部屋に見えます。もちろん撮影されていない部分があるので4DKくらいあるかもしれませんが、雰囲気的には2Kくらいな感じがします。

ダンプが所有していたと思われるぬいぐるみが撮影されていますので、拡大しておきます。