メタルファイト ベイブレード(第8話) (2009/05/26)


先週に引き続いて、「メタルファイト ベイブレード」のベンケイ&オサムの応援レビューです。オサムがベンケイに弟子入りしますた!

←ベンケイとオサムのコラボキタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!


前話でベンケイは、負けても負けても立ち向かうケンタに心を打たれ、「ベイを愛するものにウソはつけん!」と己の信念に基づきケンタをマンツーマンで特訓。そのおかげでベンケイとケンタに友情以上の師弟愛(?)が芽生えたわけです。ベンケイは顔(体?)に似合わず後輩の面倒見がよく、性格もいいヤツであることが分かってきました。第1話でケンタを待ち伏せしてポイントを巻き上げようとした、あのヘタレっぷりがウソのようです。そして、今回はさらにベンケイがあの子と接触を果たします! 神展開ですね。

Aパート

B-pit(メンテの女がいる店)では・・。

ベンケイ 「勝手に触るなと言ったじゃろが!」
マドカ 「あんなに傷ついていたのに、ほったらかしにしちゃダメでしょ?」
ベンケイ 「ブルゥ! お前のせいで、ブルがこんなにも綺麗で・・
     バランスよく、強そうになっちまって・・ってあれぇ?(俺はなにをいっとるんじゃ)」

マドカ 「また定期的に見せてね(はぁと)」


なぜかベンケイのダークブルがマドカの元にあって、さらに勝手にメンテナンスされていました。たしか前回の最後でベンケイはフェイスハンターズの仲間から「もうアンタのことは信用できねぇ」と裏切り者扱いにされたシーンがあったのですが、今回はいきなりマドカが「もうベンケイはフェイスハンターズじゃないのに」と言っていました。展開が速いなぁ(笑)。

ベンケイとフェイスハンターズの間で、あんなことやこんなことがあったはずなのに(例えばベンケイが制裁としてリンチされたり、パンツ脱がされたり、おいしそうなアレやコレなシーンが←ォィ)、それがまるまる一話分すっ飛ばされてしまったようです。その点は非常に不満が残る展開ですが、この部分は妄想でカバーするとしましょう。

ちなみに、ダークブルがマドカの手で綺麗になったということは、「ダークブル」から「ダーク」な部分が取れたんでしょうか? 元々、ダークブルは大道寺からのプレゼントですから、悪の組織に属する(?)ベイの一つなわけで、ちょっと邪悪な雰囲気が漂うベイです。ベンケイが主人公グループについたことから、ダークな部分が消えて、次回にキョウヤと戦ったときに壊れないか、ちょっと心配です(ホームページに「汎用ベイブレード使用」の文言がまだ消えないので、ダークブルがなくなったら寂しいぞ)。

一方、ベンケイは照れながらダークブルをマドカから受け取り、「勘違いするなよ!俺はお前らと仲間になった覚えはない!」とあくまでも銀河は敵であることを強調。最近のデブキャラにしては珍しく、信念を通そうとする硬派な感じがしていいですね(でも、内心は絶対に照れ屋さん)。しかし、マドカお手製のサーロインステーキを見た途端、ヨダレを垂らしながら誘惑に負けてしまうのも、デブキャラならではって感じです(軟派なのか硬派なのかはっきりしないですが・・)。

しかし、お弁当にサーロインステーキって、どんなけこの女はセレブなんだよ! 


ベンケイ 「ビーボー!」(←この心の叫びは笑えます)


言葉の意味はわからんが、とにかくすごい悔しい! そりゃサーロインを目の前で食べられちゃ、泣きたくなるよな! 分かるぞ、ベンケイ! (それにしてもベンケイはだんだんネタ化しつつあるな)


そんなところへ、オサムたちが登場。なにやらベンケイがケンタを鍛えたことは噂になっているらしく、オサムもベンケイに弟子入り志願(?)をしにきたのでした。なんだ、この俺の心を読んだ神展開は!(笑) まさかベンケイ×オサムの展開まで用意しているとは、スタッフさんあざとすぎます!


オサム 「お願い、ベンケイ(はぁと)」(←この口の形がカワイイ)


年下3人(2人はどうでもいいけど)に迫られてはベンケイも断ることはできません。俺もこんなかわいいオサム君がきたら、喜んでウェルカムって感じですが(苦笑)、ベンケイは顔を真っ赤にしてこの申し出を受けるのでした。このときベンケイは自分の帽子を深くかぶって、照れた顔を見せないようにしているのも何気に注目です。

さてどんな特訓をするかと思えば、やはりベンケイのやることは1に気合、2にも気合。そうです。ベンケイにとってベイバトルは気合と気合のぶつかり合いなのです。

ベンケイ 「ベイバトルに必要なのは気合じゃあ!」
オサム 「おーっ!」
ベンケイ 「相手を圧倒する気迫じゃあ!」
オサム 「おーっ!」
ベンケイ 「行くぞ! うお〜っ!」(と河原に向かって吼える)
オサム 「うお〜っ!」(同じく吼える)
ベンケイ 「負けるかぁ〜!」
オサム 「負けるかぁ〜!」
ベンケイ 「ブルゥ〜!!」
オサム 「ブルル・ルル・ルル」(←これは難しいらしい(笑))


「あれで本当に勝てるのかしら?」と失礼な質問をするマドカでしたが、ベイバトルは気迫です! 物事なんでもそうですが、最後に勝負を決めるのは気迫。だからといって、発声練習ばかりして強くなれるのかはちょっと疑問ではありますが、こういうアニメは気合を入れれば、ベイが自動的に音声認識で動くようになっているので、あながちベンケイのやってることも間違っていないんでしよう(笑)(しかし、銀河の「心の力」には負けましたので、あまり説得力はありませんけどね・・)。

ということで、これでベンケイ×オサムという脈もでてきました。現在のベンケイと他のキャラクターの関係をまとめると以下になります。

・銀河→体を張って銀河を守ったという実績があり、さらに勝負のあとに友情が芽生えそうになったりと、もはや好敵手以上の関係。
・ケンタ→数日間仲良く特訓をし、師弟以上のラブラブな関係。必殺転技を編み出せたのも、すべてベンケイのおかげ。すでにベンケイはケンタの保護者になりつつある(笑)。
・キョウヤ→ベンケイが初めて心を打たれた一匹狼。キョウヤもベンケイのことを「闘牛」と言って気に入っているらしい。意外と相思相愛なのかもしれない。
・オサム→これまた弟子以上の関係に発展しつつある(←ォィ)。

ベンケイ、お前は何又かけてるんだよ!! 果たして4人のうち誰と結ばれるでしょうか。すげー先が楽しみです。


Bパート

話は変わって、大道寺(ショタ専グループのおっさん)に拉致されたキョウヤですが、現在訓練プログラムの21番(ってなんだよ)を予定よりも10日も早く消化しており、すっかり大道寺の色に染められつつあるようです。そもそも大道寺がキョウヤを拉致した理由は、主人公の銀河を倒すため。大道寺がどうして銀河を倒そうとしているかは謎ですが、会話の内容から大道寺の組織「暗黒星雲(ダークネピュラ)」が、過去に何度も銀河に野望を阻まれているからなのでしょうか? そもそもベイブレードというおもちゃで世界を制圧しようとしているのかよく分かりませんが、「暗黒星雲(ダークネピュラ)」っていう名前が、暴走族の「夜露死苦(ヨロシク)」とか「愛羅武勇(アイラブユー)」みたいでダサすぎます。

さてすべての訓練プログラムを終えたキョウヤは、体力は2.8倍、ベイへの伝達力は150%アップ、ミリ単位でベイを操る集中力も身につけたらしい。そんなパーフェクトな力を入れたキョウヤだが、それでも銀河には勝てないという。それは「心」。キョウヤにも「心の牙」を手に入れろというのです。そしてキョウヤをウルフキャニオン(日本のどこですか?)に連れて行き、そこでなぜか断崖絶壁を登る特訓をしたり(ロッククライマーかよ!)、狼に襲われたり、果たしてこれがベイバトルに関係あるのか、甚だ疑問です。


一方、銀河はトイレでオシッコをしているところを拉致(爆笑)。このアニメはこーいうあざといシーンが多すぎます。狙ってるよなぁ。それで、銀河は絶賛放映中の「チャレンジブレーダー」というテレビ番組(ドッキリカメラです)に、だまされてしまいます。自分の技を相手のビデオカメラにすべて収録されてしまうのでした(しかし、密室空間でペガシスの調査といいつつ、銀河を好きにあーだこーだやっている「メルシー君」も相当なやり手ですね・・)。まさかオシッコしているところもちゃっかり収録したのでは。どうせならベンケイもオシッコしているところを拉致しろよ!


さて、「心の牙」を手に入れたキョウヤが次回はカムバックしてくるようです。果たしてベンケイはキョウヤに対してどう動くのか?なにやらキョウヤ対ベンケイのバトルがあるみたいですので、次回も楽しみです。


使用している画像、台詞等は「メタルファイト ベイブレード」より引用しています。著作権はTakafumi Adachi、MFBBProject、テレビ東京に帰属します。

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