メタルファイト ベイブレード(第10話) (2009/06/09)


暴走したキョウヤが精神崩壊寸前。銀河とベンケイはキョウヤを救えるのか!?

←帽子を取った姿を初披露!


Aパート

先週、嫉妬したキョウヤのドS攻撃に、叩きのめされたベンケイ。キョウヤの目の前で幼児とイチャついたり、エロい体位をしてしまったのが悪かったようです。

倉庫でケンタが「ベンケイ、しっかりして〜!」と叫んでおりましたが、今週はなんと、巨体のベンケイをケンタが背負って、B-pitまで運んできました! 筆者はてっきり倉庫で放置されるか、救急車で病院に運ばれると思っていたのですが・・・。いや〜、これは驚きました。さすがは新旦那。自分の2倍(3倍?)はある体重の人間を、強風の街中を歩いて運んでくるって、どんなけ体力アップしたんだよ! まさか、以前にベンケイとトレーニング(片手腕立て伏せやタイヤ引き)をしていた成果が、ベイバトルではなくて、ここで活かされたんでしょうか。だとしたらスタッフの伏線の張り方はすさまじいです(ベンケイとしては、ケンタの愛情を確認できたわけで、おんぶされながら満面の笑みです)。


←これまた、なんてエロい体位を!(ベンケイ、勃起中)


ベンケイは、ケンタとエロエロ体位をし続けたせいか、ベッドインしてからも勃起がものすごく、巨根なのかとても隠すことができません。そんな勃起中のベンケイを見てみぬフリをするように、銀河たちは心配します。

しかし、ベンケイはなぜか洋服(しかも厚手のブルゾン)を着たままベッドに寝かされます。いや、ちょっと待ってください! 普通、病人(?)が運ばれてきたら、服を脱がして胸には包帯をぐるぐると巻いてベッドに寝かせるのが筋でしょう。まどかはベンケイのおでこに、絞ったタオルを置いていましたが、熱があるんだったら真っ先に濡れている服を脱がして、全身をタオルで拭けよ!(要するに、脱がして裸にしなさいの意味) このアマ、「うっうっ・・」とベンケイに同情したようにすすり泣きするだけで、実はベンケイのことはたいして考えていないようです。


熱でうなされるベンケイは必死に声を振り絞ります。


ベンケイ 「銀河・・」
銀河 「ベンケイ!?」
ケンタ 「あまり喋らないほうがいいよ」
ベンケイ 「キョウヤさんはあんなことをする人じゃない。今は道を見失っているだけじゃ」
ベンケイ 「頼む、キョウヤさんに教えてやってくれ。ベイブレードの戦いの意味を・・」

まどか 「こんなにされてもキョウヤのことを・・」(←キョウヤを呼び捨て)


あれだけ酷い目にあっても、元旦那を心配するベンケイ。やはりベンケイにとって、キョウヤは「どこまでもついていくと誓った大切な人」なんでしょう。先ほどまでケンタにおんぶされてベタベタしていたましたが、本命はやはりキョウヤでしょうか。
(でも「道を見失っている」とベンケイが発言していますが、よく考えるとフェイスハンターズ自体がポイントを非合法に奪い取るチンピラ組織だったので、そもそも最初から道を見失っている気がしなくもないです)。

ベンケイ 「このベンケイ、最後の頼みじゃ・・銀河・・」
銀河 「分かった」
ベンケイ 「・・・」
ケンタ 「ベンケイ!!」
銀河&ケンタ&まどか 「「「ベンケイ!!」」」


ベンケイは涙を流してキョウヤを救ってくれと銀河に頼みます。このあたりは実に人情深いというか、男らしいというか(流れとしてはヒロインっぽいのですが・・)、とにかくキョウヤに対する愛は本物のようです。男・ベンケイの株をあげたシーンではありますが、一歩間違えるとラブラブだったケンタが嫉妬してしまう可能性もあるので、一か八かのパフォーマンスのような気がしなくもないです。

それはそれとして、なんとベンケイが死亡! たかがコマ遊びでデブキャラが死んでしまうとは・・。銀河もケンタも「うわーん」と泣き叫び、悲壮感に包まれます。つか、ベンケイが死んだということは。

・・・俺のレビュー、オワタ!(ありがとうございました)








ベンケイ 「ふごぉおおお・・・ぐうぅ・・キョヤさん・・」


ただ寝ているだけでした(まぁ、そりゃそうか) 何気に「キョヤさん」と言っているのがポイントですね・・。


Bパート

さて、ベンケイが眠った後は、銀河とキョウヤの壮絶なバトル。この部分についてはベンケイが登場しないので割愛します(←ォィ)・・・なんて書くとこのままパソコンの電源を切られそうなので、かい摘んでレビューします(苦笑)。

銀河がベイスタジアム(?)に到着すると、そこには血に飢えたキョウヤの姿が。そして「スリー、ツー、ワン、ゴーシュートゥ!」の合図とともにバトル開始。キョウヤは世界中のブレーダーを倒し、最強のブレーダーを目指すと言い放ち、「あーははははっ!」とマッドな高笑いをし始めます(高笑いが多すぎ)。

ちなみに、右のキョウヤを見ただけで、すでに笑いがこみ上げてくる筆者はすでに毒されているのでしょうか。(→)


銀河は「ベイはお互いの想いをぶつけ合うことが大切なんだ」という王道な発言でキョウヤを説得にかかる。しかし「俺の想いは、鋼銀河を二度と立ち上がれなくなるまでぶっ潰すことだ!」とSっ気たっぷりな発言で一蹴。「キョウヤ!」「気安く呼ぶな!」と微妙な会話が続きます。その中で注目のセリフ。



銀河 「なぜベンケイをあんな目に遭わせた!」
キョウヤ 「ベンケイ? 知らねーな」
キョウヤ 「この世は弱肉強食。弱い者(ベンケイ)はただ(俺に)食われるためだけに存在しているんだ!」


なんてドSな発言をするんでしょうか。キョウヤにとって、ベンケイは夜のオカズ。ベンケイとは夜な夜なあんなことやこんなことをやっていつも食っているのだと、自分たちの夜のプレースタイルまで暴露してしまいます。恋敵の幼児が見ている前なので、キョウヤもアピールに必死のようです。

その後もキョウヤは狂いっぱなし。この回から見始めた人は、キョウヤが単なるキ○ガイキャラにしか見えそうもありません。筆者はかなりキョウヤさんのキャラクターを気に入っているので、これでファンが減ってしまうのではないかとちょっと心配でもありますが、変に落ち着いてしまうよりも、堕ちるところまで堕ちてしまえ!(どっちなんだ)。

キョウヤの攻撃に防戦一方の銀河。「無駄無駄無駄ァ!」、「ヒャハハハッ!」、「勝ちだ・・勝ちだ・・俺の勝ちだぁぁ!」と連呼する不気味なキョウヤは、必殺転技「獅子、風牙乱舞(やっとオンドゥル語が理解できた)」で銀河にトドメを刺しにいきます。ペガシスの回転も止まりそうになり、ケンタもまどかも顔面蒼白、もはやこれまでと思われた銀河でしたが、なんとそこにベンケイが登場!!


ベンケイ 「しっかりせんかお前ら!」
ベンケイ 「お前らがそんなことでどうする!?」
ベンケイ 「友のピンチのときこそ、声をださんかい!」


ベンケイはかなりの重症を負ったように見えましたが、実はたいしたことはなかったようです。そうか、やはりケンタの背中であんなことやこんなことをしていたに違いありません! それにしても、ベンケイはキョウヤの味方なのか、銀河の味方なのか、はっきりしろ!

さらにどこから沸いたのか、なぜか会場に応援のチビっ子たちが!!(なぜか蟹も交じってる)

←オサム君も応援に駆けつけましたよ〜!


まるで昔のデパートの屋上で行われていたような、仮面ライダーショーかウルトラマンショーのよう。主人公がピンチになると「がんばれ〜銀河! 銀河には俺たちがついてるぜ〜! 俺たちのキョウヤさんを取り戻してくれ」とチビッコの声援が贈られる。キョウヤは「うるさい!」、「やかましい!」と完全にアウェイ状態。さらにキョウヤのベイであるレオーネも泣き声をあげはじめ、圧倒的に優勢のキョウヤに負けフラグがビンビンと勃ち始めます(しかし「レオーネが泣いている!」と真面目な顔で言われても、そりゃ「はぁ?」と言いたくなるわな)。

ついに、「星と星がつながって星座が生まれる。ベイとベイがつながって絆が生まれる。ベイバトルとはバトルを通じて仲間との絆を結ぶものだ」と主人公に引導を渡され、あれよあれよという間にキョウヤが昇天! カテジナさん並にトチ狂っていたキョウヤですが、いともあっとりと感化されてしまいました。

キョウヤ 「レオーネ・・」
キョウヤ 「そうだ・・俺の前にはいつもお前がいてくれた」
視聴者がずっこけるほど、あっさりと牙が抜けました。一体、ベンケイとバトルしたときの鬼畜ぶりはなんだったのかと(やはりあのバトルだけは浮気したベンケイに対するキョウヤの復讐劇だったことがはっきりしました・・)。


ちなみに改心した(?)キョウヤの回想シーンがあるのですが・・。

←お前、思いっきり幸せそうじゃないか!


回想シーンがやけにほのぼのとしていて、前回からあれやこれやの茶番劇を演じたキョウヤはどこへ行ってしまったのか、とにかくキョウヤの茶番劇はここに終焉いたしました。ちょっと寂しいぞ!


さて、ヘリコプターで降りてきた大道寺は、キョウヤをおしおきににきたのか? それとも銀河に何かするのか!? まさかベンケイを拉致しに来たのか、次回も楽しみです。




おまけ
おまけですが、オサム君の家が登場してました。高層マンションに住んでおり、窓からかわいい笑顔を見せていたのが印象的でした。もっと活躍してほしいけど、割り込む隙がないかな。



使用している画像、台詞等は「メタルファイト ベイブレード」より引用しています。著作権はTakafumi Adachi、MFBBProject、テレビ東京に帰属します。

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