ショートレビューというコーナーを作って見ました。「萌え」まで発展しなかったけど、気になるキャラクターを紹介していこうと思ってます。もし、このレビューを見て萌えが入ったら、是非視聴してみてください〜。
さて、第1回は「それいけ!ズッコケ三人組」から「モーちゃん」こと奥田三吉です。
←「モーちゃん」こと奥田三吉。太り具合はかなりいい感じ!
みんなが知ってるキャラクター?
いきなり言うのもなんですが、「モーちゃん」は俺がレビューする必要があるのか疑問な気がする。というのも、「ズッコケ三人組」は有名な児童文学で、学校の図書館に行けば誰でも読めるし、実際に読んだことがある人も多いと思う(むかーし、「あばれはっちゃく」と共にテレビドラマ化もされました。ちなみにモーちゃん役の子はなかなか可愛かった記憶があります・・(昔から目の付け所がこんなだ←俺w))。
ではなぜレビューするのか? アニメ版の「ズッコケ三人組」は意外と知らない人が多いのではないかと思うのだ。アニメ版は2004年の4月から放送されたのだが、放映時間帯が日曜の朝9:00という朝のゴールデンタイム。裏番組に「金色のガッシュベル!!」という強敵があったため、「モーちゃん」のデブショタパワー(ってなんだ)を持ってしても、半ば打ち切りで終わってしまったらしい。しかもテレビ東京系のみ放送なので、さらにレア度が増している感じがする。
(しかし、書いていて思い出したのですが、俺は当時「金色のガッシュベル!!」を録画してまで見ていました(←面白かったんですよ)。だから当時に「金色のガッシュベル!!」を見ないで、モーちゃんのために「ズッコケ三人組」を見ていた人は、本物のデブショタ専だと思いますね・・)。
「ズッコケ三人組」の内容については、児童書やドラマでかなり有名なので内容自体は割愛します。wikiを見てください(←ォィ)。アニメ版に関しては、wikiによると「単行本一冊分を30分で消化するという強引なシナリオ」(これって本当なんですかね・・だったら強引すぎだろ!)らしい。ある意味、端折り具合を原作と比べると、それはそれで面白いそうなんですが、俺の見たところでは話が突拍子もない感じでどんどん進んでいくので(ぶっちゃけ、視聴者おいてけぼりの展開です)、あまり言いたくないですが「モーちゃん」が主役の数話をみれば、それで事足りるような気がします。
※ちなみに、押さえるポイントは第4話、第12話、第21話です。TSUTAYAに行って、この話だけ借りて見ましょう(←ォィ)。もし他に萌えポイントを発見した猛者がいたら、是非メールください(笑)。
標準的デブショタ
モーちゃんは、デブショタキャラとしては非常にオーソドックスなタイプだと思う。太り方は中途半端ではなく、見たまま「デブ」という言葉がそのまま当てはまる。特に上半身の豊満なお腹のラインがきちんと描いているのがすばらしい(身長は159cm、体重は69kgで、いままで考察してきたキャラクターの中ではかなりデブな部類です)。
さらに、大変な食いしん坊。力は人一倍あるが、継続的な運動は全くダメな運動オンチ。主人公の「ハチベエ」にギャグメーカーな部分は持っていかれている感があるが、デブな子は見た目がどうしてもギャグ・ボケ系なので、お笑い担当な部分もある。そして、なにを言われても呑気に構えている鈍感さ。デブショタキャラとしては、かなり隙がない作りになっている(さすがは国内の児童文学シリーズとして2000万部以上売れているミリオンセラーですね・・←関係ない?)。
服装
モーちゃんの服装は、全体的に落ち着いた色合いになっている。冬服は薄紫のアンダーに「M」のプリントが入ったシャツ。夏服はやはり薄紫のラインがポイントの半袖シャツ。下半身はカーキ色のショートパンツで季節に関係なく同じようだ。
注目は「M」と入っているプリントシャツ。自ら「M」と宣言してしまうモーちゃんの大胆さに、ビビりました(←ぉぃ)。
スクール水着
第12話でスクール水着のシーンがあるのだが、食い込むようなデブに濃紺の水着が眩しい。特に右の構図は、なかなか大胆なので注目です!(ハチベエの手が股間に伸びて欲しいところ)
食事
第12話で明らかになるのだが、モーちゃんの食事は相当なもの。以下が一日の食事らしい。
トースト3枚、ポタージュスープ2杯、ベーコンエッグ山盛り、ポテトフライ、牛乳 3杯(ここまでで朝食)、給食(ただし、シチューお代わり パン3個、牛乳3個)、チョコ1枚、ポテトチップス1袋、ジュース一缶、バナナ3本(ここまでで間食)、ハンバーグ2個、鳥のスープ2杯、キャベツのマヨネーズ和え、ご飯大盛り4杯(ここまでで夕食)、アップルパイ2つ、チョコケーキ、オレンジジュース、カップラーメン(ここまでで夜食)
合計が最低でも8000kカロリー(たぶん、1万以上あると思う)を一日に摂取するモーちゃん。ハチベエが「ダイエットしろ! これ以上太ると女の子にもてなくなる」と言っても、モーちゃんは「別に(女なんてどうでも)いいけど・・」と緊張感ゼロ。そうか、モーちゃんって実は女の子には興味がなかったんだね!(シャツで「M」って宣言しているし・・←だからォィ)。
不憫な子?
モーちゃんは母親と姉の3人暮らしの母子家庭である。家は市営アパートに住んでいて、生活は決して楽ではないようだ。また、高校生の姉はモーちゃんと同様に、アンパンマンのように太っている(女性デブ専マニアにはたまらないかも・・?)。モーちゃん、お姉さんともに、なぜか母親にそっくりでデブな家族(笑)。家庭の苦労は表だって表現されず、むしろ見ていて微笑しい。
しかし、モーちゃんにはポッカリと抜けた大きな穴が存在していた。実は、モーちゃんのお父さんは他界したのではなく、モーちゃんが生まれて間もなくして離婚してしまったのだ。理由は物語を見れば分かるのだが、モーちゃんは父親の愛情を受けずに育っていたのだ。このあたりは、第21話で語られるので是非見てみてください。もっとうまく演出すれば、モーちゃんのベストエピソードになりそうな泣ける話になったと思うのだが・・。
豚鼻・茶髪・声・頬肉
モーちゃんに萌えるか萌えないかのポイントについて。俺が思うに、「豚鼻」「髪の毛の色」「声」「頬肉」の4つがクリアできれば、萌えるのではないかと思う。「豚鼻」は俺は嫌いではないのだが、鼻の穴を描き過ぎているのが微妙か? 「髪の毛の色」については、日本人なのにどうして染めているんだ!と突っ込みたくなる茶髪。デブキャラには黒髪が似合うと思うんだがな。そして「声」はかなり微妙。俺は嫌いではないが、あまりにおっとりしすぎた声なので、受け入れられるかが萌えの境界線になっているかもしれない(ハチベエのCVである高乃麗さんは最高なんですけどねー)。「頬肉」はホッペタを強調する鼻の両横の線のこと。見ようによっては少しじじむさい感じがしないこともない。
ということで、第1回のモーちゃんはいかがでしたでしょうか? なにかもう1つ「コレ」と言った押しがあれば、すごい萌えキャラになりそうなんですが。萌えそうな人は是非視聴してみてください!
使用している画像、台詞等は「それいけ!ズッコケ三人組」DVDより引用しています。著作権は那須正幹・前川澄枝・高橋信也/ポプラ社、テレビ東京、ズッコケエンターテイメント、日本アニメーション、博報堂、DYMPに帰属します。