天城大地小説(完)


長くなりましたが、今回が最終話となります。最後はちょっと楽しい感じのエロにしますた。


登場人物

天城と真帆路。小学生以来の旧友。


・・・・。
・・・。
2人は自然と体を合わせていた。
布団の中で裸になって、しばらく抱き合った。
3年間の想いを、ずっと確かめるように。
そのうち、真帆路がゆっくりと天城のお腹に乗り上げた。
真帆路が上で、天城が下の体勢。


真帆路の微笑みに対し、天城はニッコリと笑う。
3年前にこの部屋で起きた出来事を、お互いに思い出していた。


真帆路は天城の豊満な体を見つめた。
ジッと見つめられると、天城は頬を赤らめながら、やり場のない視線に困った。
視線を左右にオロオロとさせながら、やがて正面の真帆路に戻していく。
視界に入ったのは、天使のように明るい真帆路の笑顔だった。
「天城・・」
真帆路は四つんばいの格好になって、天城の唇に自分の唇を重ねた。
「あんっ・・」
「うっ・・」
舌と舌を絡ませて、そのまま眠ってしまいそうな快感に打ち震えた。
そっと唇を離すと、唾液の糸がツーッと伸びて、2人のあいだに滴り落ちた。
真帆路は微笑みながら、話しかけた。
「大きくて暖かい・・天城大地の体をずっと抱きたかった・・」
「真帆路のために太ったんだど。だから今日はたくさん包み込むど」
「ありがとう」
天城は巨体を揺らして、真帆路の細身の体を下から抱え込むようにギュッと握りしめた。
「お、おい・・痛いぞ・・」
「ははは、昨日俺にウソをついたお返しだど!」
天城はしばらく真帆路の体を握りしめ、微笑みながらゆっくりと放した。
「真帆路、すごい気持ちいいんだど」
「あぁ。しかし小学生の頃とは体の大きさが全然違うんだな。だけど、お前の暖かさは変わらない」
「うれしいど。俺の体、もっと触ってほしいど。真帆路に触ってほしいんだど」
「あぁ、わかっている」
そういうと、真帆路は手さぐりで天城の下半身に手を伸ばした。


すでに大きくそそり勃っていた天城のチンチンの根元を、真帆路は掴んだ。
「あんっ!」
天城の巨体が大きくのけ反った。
それにしても、チンチンの根元が熱い。
天城の全身の血がチンチンに集まっているんじゃないかと思うほどだ。
すでにマグマが溜まっているのだろうか。
熱くなったチンチンの竿を、ゆっくりと上下にこすり付ける。
天城は慌てて叫んだ。
「真帆路、まだ早いどっ」
「そうか? お前のココ・・」
「え・・?」
「随分とでかくなったな」
天城の顔は温度計が振り切るように真っ赤になった。
「急になにを言うど・・恥ずかしいど・・」
「だって、小学生のときは勃起しても豆粒みたいだったのに、あれから成長したんだな」
「俺だってもう中学3年生なんだ。体には不釣り合いだけど、それなりに大きいど」
「そうか、そうだよな」
真帆路はクスッと笑った。


真帆路はチンチンを揉むのを一旦やめて、馬乗りのまま両手を天城の胸に置いた。
そのまま乳房を優しく撫で始めた。
「ああっ・・そこは・・!」
「小学生のときよりも、胸が大きくなったな」
「恥ずかしいど・・」
天城の乳房はプリンのように弾力があって、揉むたびにはじけ飛ぶようだった。
「はぁ・・ああっ・」
真帆路は指で乳首をギュッと摘まんでみる。
「んあっ!! 真帆路、そこは感じてしまうんだどっ!」
「ははは、昔と同じなんだな。安心した」
「あうっ、なんで安心するんだどっ」
「小学生のときに、ココがひどく感じていたのを覚えているんだ。だからまた気持ちよくさせてあげたい」
「て、照れるど・・」
そういうと、真帆路は指を小刻みに動かしたり、反対方向にひねったりして、天城の反応を楽しんだ。
「はっ、まほ、あんっ!ひぃ・・んんんんっ!!」
「もうビンビンに乳首が立ってる。やっぱり天城は乳首が一番感じやすいんだな」
「そんなこと、あんっ・・ないど・・」
下から突き上げ、そして乳輪を円を描くように乳房を激しく揉む。
乳房から手を離すと、今度は勃起した乳首に食らいついた。
たっぷりとした唾液が、天城の乳房に滴り落ちる。
舌で乳首の先端を刺激した。
「ふあっ! あっ・・ひぃ!」
「おいおい、敏感に反応しすぎだぞ」
「だって、真帆路の舌が・・俺の胸を舐めてるって思うだけで・・あんっ!」
舌で乳首をじゅるじゅると吸い込む。
天城の膨らんだ胸から、甘い練乳が出てきそうな変な想像をしたが、感じるのは天城から流れる熱い汗汁だった。
「うあーん、はっ、あっ・・」
天城は体を悶えさせ、激しく痙攣して反応し続ける。
普段からは想像もつかない可愛らしい喘ぎ声を出す天城に、真帆路は思わずプッと笑ってしまった。
天城の喘ぎ泣きは、本当に愛おしくて、すぐにでも抱きしめてあげたい気持ちになった。


しばらく乳首を舐め続けたあと、真帆路は乳首から口をゆっくりと放した。
透明な液体がツーッと、真帆路の唇と天城の乳首の間に伸びた。
天城の乳首をジッと観察してみる。
乳首は綺麗な桜色をしていて、小学生のときから、誰にもイジられていないのだろう。
乳輪は意外と小さく、ピンクが小さな乳首に凝縮されているようだった。
愛撫はとっくに終わっているというのに、天城はまだ息を乱して体を痙攣させている。
「天城、大丈夫か?」
「ハァハァ・・頭が真っ白になって・・・」
「俺の愛撫、やりすきだったか?」
「そんなことないど。真帆路は最高だど・・」
「じゃあ、お前の一番大切なところを愛撫するぞ」
少し緊張した声で天城が返してきた。
「う、うん・・」
真帆路は唇についた唾液をぬぐって、今度は天城の股の間に体を移動する。
真帆路は天城のチンチンに視線を移動させて、感嘆の声をあげた。
「す、すごいな・・・」
まだチンチンを触っていないというのに、もうガマン汁が溢れていたのだ。
先ほどの乳首への刺激が、よほど効いたのだろうか。
ガマン汁と透明でトロトロと先端から流れだし、溢れた雫が竿を伝って落ちていた。
真帆路は横にあったティッシュで、ガマン汁をふき取ってあげた。


真帆路は右手を伸ばして、天城のそそり勃った部分にわずかに触れる。
「ああっ!」
ちょっと触っただけで、天城が激しく反応して体をビクンと反応させた。
「おいおい、まだ触れただけだぞ。小学生のときよりも随分と敏感になったな」
「ち、違うどっ」
「違わない」
「だって、真帆路の手が俺の大切な場所に・・・そう考えただけでもう・・」
天城のか細い声に、真帆路は嬉しくて、思わず口元が弛んだ。
「天城は体が大きいのに、心は乙女みたいなんだな」
「そんなこと言わないで欲しいど・・俺は恥ずかしがり屋なだけだど・・」
天城の子供っぽい言葉に、真帆路はにっこりと微笑んだ。
真帆路は一呼吸おいて、じっと天城のおちんちんを観察してみる。
おちんちんは、すでに勃起している。
小学生のときは小さくて陥没して見えなかったが、いまはきちんと先端がお腹の肉から顔を出していた。
亀頭は先端が少し顔を出している。
日に焼けた太ももとは対照的に、亀頭の先端は白とピンクが混じったような綺麗な色をしている。
しかし大きな体には似合わず、やはり短い。


良く見るとおちんちんの玉袋付近に、薄っすらとうぶ毛が生えている。
「あれ、お前もう毛が生えてるのか・・」
「!!」
突然、天城は股をモジモジとさせておちんちんを隠そうとした。
真帆路は慌てて声をかける。
もしかして、チン毛が生えていることは、指摘してほしくない事実だったのだろうか。
「ん、どうしたんだ、天城?」
「見ないで欲しいど・・小さい毛が生えてきて、すごい恥ずかしいんだど・・」
「普通、この年ならば生えてくるぞ」
「俺・・オナニーなんかしてないんだど。だけど、少しずつ毛が生えてきたんだど・・」
真帆路は理解した。
天城はチン毛が生えることが、自分が汚れていると勘違いしていることに。


「毛は生えてくるのが当たり前だから、気にしなくていい」
「・・・」
「それにお前がオナニーをしていないのは、わかるよ」
「どうしてだど?」
「だって、ココがものすごい小さいしな」
その言葉を聞いて、天城はプイッと横を向いた。
「俺のチンチンが小さくて、悪かったど・・」
「小さいほうが俺は好きだ」
「ほ、本当だど!? じゃあ・・真帆路は・・真帆路はどうなんだど・・?」
「俺はもう短い毛が生えてる。オナニーはその・・お前のことを想像してやっていた」
「俺の裸を想像していたんだど!?」
「すまん。だけど、それだけお前のことが忘れられなかったんだ」
その言葉を聞いて、天城はなにやら苦笑いを浮かべたように見えた。
「なんかうれしいけど、複雑な気持ちだど・・」
「ダメだったか?」
「・・・いや、俺はすごい嬉しいど。真帆路が俺のことを考えていたくれたことが嬉しいんだど」
天城はいつになっても、少年のような純粋な心の持ち主なんだなと、真帆路は心が温かくなった。


「天城、そろそろしゃぶってもいいか?」
──しゃぶる・・。
天城のチンチンがビクリと反応した。
今の言葉で天城の心は、相当に揺さぶられたようだ。
少し意地悪いと思ったが、もうちょっと強調してみた。
「しゃぶるぞ」
「う、うん・・」
「お前の大切な部分を舐めるぞ」
「俺の綺麗じゃないど・・それにガマン汁が溢れているど・・」
「それはもうふき取った」
真帆路はそっと手を伸ばして、天城のチンチンの付け根に狙いを絞る。
そこを右手の5本の指でしっかりと掴んだ。
「ああああっ!!」
天城は体に電気が走ったような衝撃を感じたのか、悲鳴に近い絶叫を漏らした。
大きな体をのけ反らして反応する。
相変わらずチンチンの根元は火が出るように熱く、いまにでもマグマが噴出しそうな感じだった。
あまり激しくすると、すぐに天城は射精してしまうかもしれない。
真帆路は左手でゆっくりと亀頭を包むように触り、まずは皮を剥いていった。
「はんっ・・ああっ・・」
「お前、皮が剥けるようになったんだな」
「・・・・」
「小学生のときは皮を剥こうとしたら、痛がって大変だったよな」
「それは忘れてほしいど・・」
天城は穴があったら入りたくなるほど、顔を真っ赤にさせた。


真帆路はビクビクと脈動するチンチンに、自分の唇をゆっくりと近づけた。
ふぅっと息を大きく吸って、吐き出す。
真帆路も、大好きな天城のチンチンを舐めることに緊張していたのだ。
まったく穢れのない薄いピンク色の亀頭。
透き通るように綺麗で、清潔感を感じる。
真帆路は意を決して、ピンクの亀頭にしゃぶりついた。
「んあっ、まほ・・そこは、んあっ!!」
真帆路は天城を逝かせないように慎重だった。
まずは亀頭に軽く刺激を与えるように、先端をチロチロとねぶる。
「うあ、すご、うう・・」
天城は両手でコブシを握り、歯を食いしばって耐えているようだった。
やはり人間の舌というのは、特別な感触があるのだろう。
亀頭の溝をゆっくりと舐めただけで、天城のチンチンがそり勃つほど大きくなる。
「うあっ、ああっ! 感じてしまうどっ」
尋常でないほどの量のガマン汁を、トロトロと流し続けた。
ざらついた舌と生暖かい唾液の感触は、天城の巨体を容易に痙攣させるほどだった。


真帆路はそのまま舌で尿道をチロチロと刺激してみる。
「うーーっ、そこは、あーん・・・」
まだしゃぶってから1分も経たないうちに、天城は激しい喘ぎ声を出して敏感に反応しまくっていた。
(もう逝きたいよな、天城)
大量に流れ出るガマン汁の量からして、もう限界に近いだろう。
真帆路は口を大きく開けて、ぶはっと亀頭を大きくくわえこんだ。
「うやっ、はや・・限界・・だど!!」
「ブッベイイド(逝っていいぞ)」
天城は顔を真っ赤にして、歯を食いしばりながらチンチンに思いっきり力を入れる。
射精の準備に入った証拠だ。
そうと悟った真帆路は、天城のチンチンを右手で上下に擦りつけた。
「ああああっ!! うう・・気持ちいいど・・」
精子の大群がチンチンの根元から徐々に吹き上げてくる感触。
「ああああ、出ちまうどっ」
「いままで溜まっていたものを全部出すんだぞ」
「うん!」
天城が腰を突き上げると、ビューッと音がするように大量の精子が噴出した。
まるで小便小僧の噴水のように天井近くまでそれは達して、天城のお腹に滴り落ちた。
「ハァハァ・・・やっちまったど・・真帆路にかからなかったか心配・・だど・・」
真帆路はゆっくりとピストン運動をやめて、ティッシュで天城の体についた精液をふき取ってあげた。


チンチンの脈動が収まると、真帆路は天城の横に添い寝をした。
「天城、こっちを向いてくれ」
天城は射精してしまった自分が恥ずかしかったのだろう。
モジモジとした態度で、真帆路の方向に体を横に向けた。
目と目が合う。
2人でニッコリと笑った。
「3年前に俺はこの部屋で、お前の体を触りまくった。あのときは何が何だか分からなかった」
「・・・・」
「ただ夢中でお前のことを知りたくて・・。体に興味があって・・」
「真帆路・・」
「でも、いまは違う。俺ははっきりと分かった。お前のことが好きだから抱きたかったんだ」
その言葉はいままでの真帆路のどんな言葉よりも、暖かいものに感じた。


「でも、3年前はどんなに頑張っても、白い液体はでなかったな」
「へっ!?」
「まさか天井に達するほど、精液が飛び出るとは思わなかったよ」
「真帆路、エッチしておいて、意地が悪いど!」
「ハハハッ、もしかするとお前はまだ精通していないんじゃないかと思っていたんだ」
その言葉に天城はプッと頬を膨らませた。
「俺が3年間、頭の中で描いていた天城大地は、
  もっと子供で、まだ精通もしてなくて、俺が手伝ってあげないと何もできないような・・そんなイメージだったんだ」
「俺だって、成長してるんだど」
「そうだな」
そういうと、真帆路は思いっきり天城を抱きしめた。
「真帆路・・?」
「もう放さない。ずっと一緒だ。俺は自分にも、そしてお前にもウソはつかない。
  それから香坂に俺たちのことを話そう。香坂も最初の頃は俺やお前をずっと心配してくれていた。
  ただ、その心が強すぎて、別な方向に向いてしまったんだ。もう一度3人で笑顔になれるように話し合おうな」
真帆路の言葉に、天城は大きくうなづいた。
その後、2人は心のキズを癒すかのように、ずっと眠り続けた。
・・・・。
小学生のときの一番楽しかった時の思い出。
一度は一番悲しかった思い出に変わったが、それはもう一度一番幸せな思い出に変わったのだった。




最後まで読んでいただいた方、どうもありがとうございました。
今回はイナズマイレブンGo!で小説を書いてみました。幻影学園戦が2011年の12月くらいだったので、放送から2年も経って小説を書いてしまいました。本編ではサッカーを通して真帆路と天城の関係は修復していますが、この小説ではチャレンジングにサッカーで試合をせずに真帆路と天城を解決させてみました(笑)。
最初は普通にリョウジョクさせて、影山と結ばれるようなエンドにしようかと思ったのですが、書いていてやっぱり真帆路と天城をなんとかせにゃアカンなと思い、色々と考えた結果、弱虫だった天城が真帆路に自分の成長した姿を見せて、理解してもらうという形に落ち着きました。真帆路が天城を認めるには、天城が真帆路と同等の立場、精神力を持ったことを示さなければならないと思いました。だから最後はアトランティスウォールの前兆みたいなもので、箱野たちをぶっ飛ばしました(笑)
それと真帆路がグラウンドに現れるのがちょっとご都合主義的になりました。香坂は完全に"悪魔香坂"と化しましたが、この物語のあとで、真帆路と天城の仲を認めて、また3人で仲良くなったということにしておいてください。箱野はデブで悪役にピッタリだったので、天城を陵辱するには最高のキャラでした。箱野×天城?もなんか面白そうなので、アナザーストーリーで書けそうな感じです。




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