今回で最終回となります。
登場人物
天城大地と影山輝。3年生と1年生の先輩後輩の関係。
先輩のおちんちんがボクの手のひらにある事実。
2回目だけど、やっぱりこういう行為は、とっても恥ずかしい。
ドキドキして、心臓が破裂しそう。
だってバスの中で、もし見つかったら大変なことになるし、
そもそも、ボクが少しでも手を動かした瞬間から、先輩の恥ずかしいところを触ってしまうわけで・・。
当たり前だけどジャージの上からでも、先輩のおちんちんの形や柔らかさとか・・色々と分かってしまうし・・。
いや、実際はもう触れているのだけれど・・。
ボクがどうしようか迷っていると、先輩は優しく声をかけてきた。
「俺も緊張しているド・・。でも影山が触ってくれるならうれしいんだド・・」
ボクの耳に、先輩の胸の奥からすごい鼓動が届いた。
ドクンドクンとすごい速さで、脈打っている。
先輩も緊張しているんだ・・。
そういえば、この前もすごい速さで心臓が鼓動していたっけ。
──先輩、触ります・・。
何度か目で合図をすると、先輩もコクリとうなづいてくれた。
ボクは5本の指をゆっくりと動かして、手のひらにあるモノを握りしめた。
──ぐにゅ。
ああ、この感触・・・。
おまんじゅうみたい。
体に不釣り合いの先輩のカワイイ・・・おちんちんだ。
ここまでくると、ボクは恥ずかしさよりも、先輩のおちんちんを触りたい衝動のほうが強くなっていた。
5本の指で先輩のアソコを揉みほぐしていく。
柔らかい肉まんを、ぐにゅぐにゅと揉んでいるような感触。
しばらく揉んでいると、先輩が以前と同じようにボクを強く抱きしめてきた。
──痛いです・・先輩・・・。
(ハァハァ・・・)
先輩が耳元で荒い息を吐いていた。
ボクは理解した。
先輩が刺激に耐えようと、ボクを思いっきり抱きしめている・・!
ボクは前回の行為からそれを学習していた。
先輩は興奮して刺激に耐えられなくなると、ボクを抱き枕のように、思いっきり抱いてくるんだ。
揉み続けると、先輩はさらに耳元でハァハァと呼吸を乱しながら、必死に声を殺しているようだった。
──もっと触りたい・・・いいですよね? 先輩・・?
ボクは親指と人差し指で、先輩のおまんじゅうの形を探った。
グニグニと揉むたびに、おちんちんは硬くなっていくように感じる。
先ほどよりも勃起したのか、短い竿の形が手に取るように分かった。
短い竿だが、太くてしっかりしている。
今度はその短い竿と思われる部分を、摘んでみた。
ビクリと痙攣する先輩の体。
ボクは構わずに親指と人差し指で、竿の部分を上下にゆっくりとこすりつけた。
(ハァハァ・・)
先輩の息遣いが明らかに大きくなった。
──天城先輩・・すごい興奮している・・!
そう考えただけで、ボクも心臓がバクバクと音を立てた。
先輩のおちんちんは見る見るうちに硬くなり、そして大きくになっていった。
竿の形と、玉袋の形が手に取るように分かるほどだ。
ボクの手の中にあるものは、ボクだけが知る、ボクだけの宝物。
先輩のおちんちん・・勃起するとすごい太くなるんだ・・。
(ハァハァ・・影山・・)
「せ、先輩・・?」
(強く抱くド・・そうしないと俺・・耐えられないド・・)
──先輩、ストレートすぎます・・!
先輩にこれ以上抱きしめれたら、ボクは窒息しちゃいます・・!
でも先輩が抱いてくれるのは嬉しいし、拒否する理由はないし、幸せだし・・。
窒息してもいいかな・・なんて。
そんなことを考えていると、先輩は完全にボクの方向を向いて、
両手をボクの背中にまわりして、ぎゅ〜っていう感じで・・。
ボクの上半身をすべて覆うように、抱きしめてきた。
ボクの顔に目の前に先輩の顔。
先輩の鼻息が、フーフーとボクの顔面にかかる。
ボクは恥ずかしくなって、思わず目を瞑る。
しかし次の瞬間、ボクはとんでもない快感に襲われた。
先輩の唇が、ボクの唇にくっついていたのだ。
──これって、もしかしてキス・・!?
ボクはなにが起こっていることなのか、分からずにパニックになった。
だって天城先輩がこんなことをするはず・・ないし・・。
キスって本当に好きな相手にするものなんじゃ・・?
そうだ、これは何かの間違いなんだ・・顔がくっついたときに誤って唇が触れてしまったんだ。
・・・・。
一瞬だったのかもしれないが、それはとても長い時間に感じられた。
先輩の唇はカサカサに乾いていて、少し震えていて・・。
ボクも同じように、唇を震わせていた。
(あんむっ・・)
(あうぅ・・)
先輩の鼻息が荒い。
先輩も緊張しているのが、ボクの心に伝わってきて・・。
これって、やっぱり偶然じゃなくて、先輩の意思・・?
ボクは唇をどう動かしてよいのか分からずに、固まってしまった。
ボクはいま先輩と間違いなくキスをしている。
でも、怖くて唇を動かすことすらできなかった。
先輩の唇はカサカサだけど、大きくて暖かかった。
ボクの唇が湿っているのだろうか? それともカサカサなのだろうか?
しばらくすると先輩はフッと唇を放し、もう一度ボクを胸の中に抱き直した。
ボクの顔は、再び先輩のおっぱいの膨らみに半分以上沈んだ。
──ドクンドクンッ!
ボクの耳元では、あり得ない速さで先輩の心臓が波打っていた。
心臓が破裂してしまうんじゃないかと思うくらい、速い鼓動だ。
先輩がこんなに緊張しているなんて・・。
さっきのキスは、先輩の本当の気持ちなのでは・・!
先輩はボクを恋愛の対象として・・。
ボクは嬉しくて、涙がでそうになって・・。
(ハァハァ・・続きをするド・・)
「は、はい・・」
キスの理由を聞こうとしたけど、恥ずかしくて言葉にならなかった。
ボクは再び、先輩の竿の部分を上下に擦り始めた。
太くて短い先輩のモノは、さらに太さを増していく。
今度は5本の指で、先輩の玉袋と思われる部分を優しくなでる。
先輩の玉って、半分くらい体に埋まっていて、なんとなくカワイイ・・。
(ハァハァ・・影山・・)
「先輩・・?」
(もっと奥を触ってもいいド・・)
奥の方って・・どこ・・?
よく分からないけど、ボクの手のひらは玉袋を通り越して、お尻に向かう。
先輩は少し横向きになって、ボクを抱きしめていたから、お尻は半分が浮いているようだった。
それにしても先輩のお尻はでっかい。
おちんちんの付け根から先は、広大な空間が広がっているようで、どこに手を置いていいのかわからないほどだった。
──ん・・?
先輩の股下をボクの手がくぐり抜けた。
ボクの手は、先輩のお尻の窪んだ形をしている部分に達した。
──もしかして、ここが先輩のお尻の穴・・?
少し手でベタベタと触ってみる。
お相撲さんのように大きなお尻だ。
まるで桃のように、お尻の割れ目がはっきりと分かる。
その中心にある部分は・・間違いなくお尻の穴・・。
こんなところを触っていいんだろうか・・。
ボクは何度か先輩に視線を送る。
──いいんですよね、先輩・・?
先輩はただハァハァと息をあげるだけだった。
だから、ボクは思い切って人差し指を挿れてみる。
(ううっ・・!!)
急に先輩が歯を食いしばり、すごい力でボクを抱きしめてきた。
「せ、先輩・・・痛かったですか?」
(大丈夫だド・・もう一回試してみるド・・)
先輩は先ほどよりも、明らかに体の震えが大きい。
今度は人差し指をゆっくりと、先輩のお尻の穴と思われる部分に入れてみた。
少し入れたところで、指を左右に動かしてみる。
(うううっ!!)
ボクは気が付いた。
先輩の股間がジャージの上からでも分かるくらい、ものすごいテントを張っていた。
「このまま、動かしていいんですか・・?」
(やって欲しいド・・影山ならいいんだド・・)
ボクは調子にのって、人差し指を穴の周囲に沿って動かす。
(あっ、ううっ!)
先輩ってお尻がすごい敏感なんだ・・。
ボクには良くわからないけど、先輩が気持ちいいならば、もっと・・。
「先輩の・・本物をおちんちんを触りたいです・・」
気が付くと、ボクはとんでもないことを呟いていた。
──すみません、調子に乗りすぎました・・。
ボクが手をモジモジとしていると、先輩は優しく答えてくれた。
(いいド・・)
──ええっ、いいんですか!?
先輩はジャージのパンツのゴムを引っ張り、空間を作ってくれた。
その空間の中には、先輩の本物のおちんちんがある・・!
ボクは緊張しながら、左手でジャージの中に手を突っ込んだ。
生暖かい先輩のパンツの中。
左手の5本の指が達した先は、勃起している先輩の生のおちんちんだった。
──これが先輩の本当のおちんちん・・!
ボクは嬉しくて、それを思いっきり鷲掴みにした。
(うっ・・ひっ・・!!!)
ちょっと短いけど、太いウインナーみたいな・・。
柔らかくて、暖かくて・・。
先端は皮は剥けていて、亀頭が剥きだしになっていて、なんかネバネバしたものがついていた。
もしかして、これは先輩のガマン汁・・?
ボクはおちんちんを撫でた後、根元の部分をギュッと掴む。
(うっ!!)
ボクの左手に伝わってくる、ドクンドクンというマグマのような鼓動。
それにしても熱い。
先輩の体中の血がすべて集まっているんじゃないかと思うほどの固さと熱さだった。
ボクは先輩の亀頭を、2本の指で亀頭の周りをグリグリと押してみた。
(はうっ、感じてしまうド・・)
先輩は体を震えさせて、息を荒げた。
さらに亀頭の周りを摘まんで、上下にこすってみる。
そのうち、ドクンドクンというマグマの鼓動が明らかに速くなってきた。
──もしかして、これって・・・!
鷲掴みにしたおちんちんは、強く掴むほどビクビクと脈動してきた。
──まずい!
先輩がこんな場所で射精してしまったら・・!
ボクは混乱し、自分でも信じられない行動に出ていた。
ジャージの空間に頭を突っ込み、勃起したおちんちんをパックリと咥えてしまった。
ビクリッと先輩の大きな体が動いた。
(ううっ! 影山っ!)
ボクの口の中に、天城先輩のアソコが・・・!
幸せに感じたボクは唇と舌を使って、桃のような亀頭をギュッとくわえ続けた。
舌で亀頭を舐めづり、尿道をチロチロと刺激する。
(それは・・強烈だド・・!)
モグモグと食べるように、先輩の亀頭を口で上下にシゴいてしまった。
(うーっ!!)
先輩の腰がビクリッと浮くぐらい大きな反応。
数秒して、おちんちんが急に脈打つように跳ね上がる。
(ううっ、うーーっ!!)
そして、ビュッと口の中に生暖かい液体が流れ込んだ。
──これは先輩の・・・!
ドクッドクッと音を立てるような精液を、ボクは全部飲み込む勢いで口に含んだ。
ドロドロしているような、おそらく濃いカルピスのような色をしているのだろう。
ちょっと生臭い感じだった。
ゴクリ・・。
(ハァハァ・・・)
(ハァ・・ああっ・・・)
先輩の精液が垂れないように、ボクはおちんちんの周囲を舐めて、そしてズボンを元に戻した。
ボクは何が何だかわからないうちに、先輩のアソコを咥えて、しかも射精させてしまった。
すごい罪悪感を感じてしまう。
先輩、ものすごい怒っているかも・・・。
でも、もしあのまま射精したら、先輩のズボンが精子だらけに・・。
だから、仕方なかった。
でも、ボクがやった行為は・・きっと許されない・・。
「ごめんなさい・・ごめんなさい・・」
ボクは小声で謝り続けた。
すると先輩はボクを抱きしめたまま、耳元でささやいた。
「助かったド・・。影山が俺のアソコを咥えてくれなかったら、危なかったド・・」
「せ、先輩・・」
「それよりも俺のアレを飲んで、大丈夫なのか心配だド・・」
「先輩のなら・・いくらでも平気ですから・・」
「たぶん、俺の子供が生まれるド・・妊娠してしまうド」
「先輩の子供なら、ボク喜んで・・」
「大好きだド、影山。ずっと一緒だド」
先輩はボクをギュッと抱きしめて、そのまま眠りに落ちた。
その日、ボクは先輩のすべてを知った。
このことは誰にもいいません。
ボクと先輩だけの秘密。
男と男の約束だド・・ですよね。先輩?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。前回の真帆路×天城小説に続き、天城シリーズで影山と絡めて見ました。影山の方が実際書きやすかったです。先輩と後輩って定番ですしね。なんかこの2人はギスギスした感じはなくて、ほのぼのといつまでに幸せになって欲しいです。