ベンケイ小説(6)


いよいよ触診を始めたキョウヤに対し、ベンケイは・・?


登場人物

ベンケイ。真っ直ぐな性格で力は強いが単純でお人よしで世話焼き。

盾神キョウヤ。デブ専でクールな面と喧嘩っ早い面を合わせ持つ。


「さぁ、行くぞ」
「どっからでも、かかってこいじゃい!」
なぜか気合が入るキョウヤとベンケイ。
キョウヤはベンケイの胸の上に手を置き、優しく撫で始めた。
そのままベタベタと、両方の胸を触りまくる。
(ううっ・・、これくらいなら耐えられるわい)
ベンケイは正直、顔から火がでるほど恥ずかしかったが、いまはなんとかこの触診を耐えるしかない。
しかし、キョウヤの指がベンケイの乳首を指でグイッとなぞったとき・・。
「ふあっ!」
ベンケイは反射的に声を出してしまった。
その声に興味があったのか、キョウヤがつぶやく。
「なんだ、いまの声は?」
「べ、別になんでもないです・・」
「ほう」


ベンケイは自分の意思とは関係なく、体のあちこちが反応することに戸惑っていた。
一方、キョウヤはそんなことはお構いなしに、ベンケイの豊満な胸をさすっていく。
(こいつ、予想通りに相当に感じてるな)
だんだんと息が荒くなるベンケイに対し、キョウヤは圧倒的な征服感を味わっていた。
ベンケイは言葉では「耐える」とは言っているものの、
  体をユサユサと揺すったり、手足をジタバタと動かしたりして、必死に恥辱と戦っているのが分かる。
(ヘヘッ、これは耐え切れまい)
胸を撫でていてキョウヤの手が、やがて盛り上がったある一点の場所にたどり着く。
その一点を、親指と人差し指で思いっきりつねった。
「ひゃあああっ!!」
ベンケイは目をカッと開き、悲鳴に近い絶叫をあげる。
キョウヤがベンケイの両の乳首を、指で思いっきり摘んでいたのだ。


「あっ・・んんんっ・・キョウヤさん・・なにを・・!」
ガクガクと体を震わせるベンケイ。
全身を痙攣させるようなストレートな反応に、キョウヤは思わず含み笑いがこぼれてしまう。
「お前、もしかして感じてるのか?」
「はぐっ、そんなこと・・」
「体が震えてるぜ」
「ち、違いますっ」
「しかし、胸がでかいな」
「わ、わしは女じゃないわいっ」
「胸がわしづかみにできるくらいでかいぞ。何を食ったらこうなるんだ?」
何の質問なのかよく分からないが、乳首にジンジンと感じる衝撃で、ベンケイは頭がパニックになっていた。
キョウヤはそんなベンケイの心の内を知ってか、余裕の笑みを浮かべる。
今度は右手でベンケイの右の乳房を、左手で左の乳房をわし掴みにして、揉み始めた。
グイグイ・・モミモミ・・。
(それにしても、コイツの胸は本当にでかいな・・これで小学生か?)
キョウヤは何人も陵辱してきたが、ベンケイほど大きい乳房は初めてだ。
もしかしたら、大人の女性もこんなでかいのか?などと、
  一瞬変な想像したキョウヤだったが、アホなことを考えた自分を諌めて、再びベンケイの胸を揉みまくった。


──そこは・・まずい・・わい・・。
乳房を下から突き上げるように揉まれる。
初めて感じる胸の甘酸っぱさに、ベンケイは不思議に気持ちになっていた。
相当に恥ずかしいはずなのに、妙な興奮と高揚感がある。
もしかして、自分っておかしいのか?とベンケイは思ったが、
  恥ずかしいのと同じくらい、ドキドキとした興奮と快感が入り混じっているのも事実だった。
憧れのキョウヤに触られているからなのだろうか?
理由は良く分からないが、これならなんとか耐えられそうだ。
「ふあっ、あんっ、キョヤさん・・」
「どうしたベンケイ? ギブアップするか?」
「そ、そうじゃなくて・・なんか変な気持ちに・・」
「はぁ?」
「いやその・・あうっ・・」
なにやらキョウヤが予想していたものと、ベンケイの反応が違う。
普通、胸を揉まれた時点で恥ずかしくなり、ギブアップをするものだが・・?
逆に顔を真っ赤にして、息を荒げて興奮している。
「あっ、はんんっ、キョウヤさん、ああっ・・」
(な、なんなんだ、コイツ?)
急に声の調子が高くなり、ハァハァと息をするベンケイ。
その奇妙な反応に、焦り始めたキョウヤは次の陵辱攻撃に出る。
(こうなったら吸いついてやる。これでギブアップしちまえ)
キョウヤは揉んでいた乳房から手を離すと、ペロンと舌舐めずりをする。
今度は、白いシャツに浮かび上がった乳首に、ベットリと唇で食らいついた。


「んああああっ! キョウヤさん、なんてことをっ!!」
絶叫に近い声をあげるベンケイ。
乳首に食らいつかれたショックだろうか、体が波を打つようにもんどりかえっている。
「ギブアップか?」
「いや・・あんっ、そうじゃなくて・・ううっ!」
ベンケイの乳首は、すでにシャツの上からでも確認できるほど勃っていた。
ピンク色の透明な突起が、浮き出るほどだ。
(こいつの乳輪、でかすぎる・・!)
それにしても、ベンケイは敏感すぎる。
乳首に刺激を与えてからずっと、喘ぎ声が止まらないのだ。
キョウヤは、左の乳房をチュウチュウと舐めまくり、右の乳首を指でギュッと摘んだりして刺激する。
「んや、はや・・」
「どうだ、ベンケイ? 恥ずかしいだろ?」
「ハァハァ・・そこはいかん・・」
今度は右の乳房が舌でレロレロと舐めてみる。
そしてもう一方の手で、ベンケイの乳輪と思われる部分を、円を描くようにくるくるとなぞってみる。
「うわっ、ああっ」
ベンケイのあえぎ声だけが、倉庫の中にこだましていた。


(こいつの乳輪はキングサイズだな・・いい感じだぜ)
しばらく乳首を吸い続けたキョウヤは、いつのまにか時間が経つのを忘れていた。
なぜなら、ベンケイはいままで陵辱してきたヤツらとは少し違った。
胸がとても豊満だし、揉んだり吸ったりして彼の反応を見るのが面白い。
それにベンケイの感度が良すぎるのだ。
乳首を吸えば「ううっ」と喘ぎ、乳房を揉めば「ああっ」と反応する。
あくまで目的はベンケイをギブアップさせることなのだが、
  ここまで反応してくれると、チンチンを触ったらどうなるのか興味が出てきたのも確かだ。
(いかん、ベンケイの胸に夢中になっちまったぜ・・。早くギブアップさせなくては!)
これ以上、乳首を責めてもベンケイはギブアップしそうもない。
仕方なくキョウヤは乳首から口を離した。
唾でドロドロに濡れたベンケイの乳首と、キョウヤの唇の間に糸がツーと引いた。


キョウヤは右腕で口についた唾液をぬぐい、視線を下に向ける。
そこには、乳首の刺激が終わったというのに、ビクビクと巨体を震わせるベンケイの姿があった。
白いシャツの乳首の部分は、唾液ですっかりと濡れて灰色に変色している。
その中心に、ビンと勃った薄ピンク色のベンケイの乳首の先端。
たまにビクッと乳が揺れるのが、なんともいやらしい。
キョウヤは気を取り直して、ベンケイに話しかけた。
「おい、ベンケイ」
「ハァハァ・・」
「お前、ずいぶんと耐えるじゃねーか」
「はい、キョウヤさんのためなら・・・これで認めてもらえますか?」
ベンケイはわずかに目を開いたが、その瞳はどこかウツロな感じだ。
普通なら恥ずかしくてギブアップしてしまう乳首への陵辱を、気持ち良いと感じた・・らしい。
不審に思ったキョウヤは、念のために尋ねてみる。
「まさかと思うがお前、以前にも陵辱されたことがあるのか?」
「リョウジョク・・? なんですか、それ?」
「いや、知らないならいい」
キョウヤは思った。
──コイツ、陵辱初心者のくせに、いきなり感じてやがる!


しかし、乳首への陵辱でいきなり感じてしまったとしても、チンチンは別だ。
この部分は男のもっとも大切な部分。
見られるだけでも相当に恥ずかしいのに、ここに愛撫が加わると間違いなくキブアップするだろう。
それだけチンチンへの愛撫は強烈であり、男の絶対領域なのだ。
キョウヤは気を取り直して、次の陵辱を楽しむことにした。
(今度は絶対に耐えられまい。
  デブのチンチンがどんなもんだか、見せてもらうぜ!)


次回予告
ベンケイ 「ハァハァ・・なんか気持ちよくなってしまったわい・・」

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