キョウヤの責めに敏感に反応するベンケイは?
登場人物
ベンケイ。真っ直ぐな性格で力は強いが単純でお人よしで世話焼き。
盾神キョウヤ。デブ専でクールな面と喧嘩っ早い面を合わせ持つ。
「ハァ・・ハァ・・」
ベンケイは乳首への責めが終わった後も、荒い息遣いをしていた。
キョウヤはその隙に、ベンケイの股の間によいしょと割って入る。
シャツと半ズボンの境目を、ゴソゴソと探った。
「このベルトは邪魔だな」
キョウヤはベンケイが腰につけている
ベイブレードを挿すウエストポーチのような道具を外して、半ズボンのゴムの部分にそっと手をかける。
その手がベンケイの肌に直接当たったのだろうか、
ベンケイは瞬間的にビクンッと体を反応させ、頭を少しあげて下半身に視線を向けた。
「キョウヤさん、まだ終わりじゃないんですか!?」
「終わるわけないだろ」
「こ、今度はなにをするんじゃい・・」
「ヘヘッ。ジッとしてろよ」
キョウヤが下半身に移動したということは・・・。
まさか、ズボンを脱がす気なのでは・・?
──そこまでしなくても!
ベンケイは再び恥ずかしくなり、体を動かそうとするが、ロープで手足を固定しているので動くことは出来ない。
ただ、不安気にキョウヤを見つめることしかできなかった。
「キョウヤさん、まさか・・」
「恥ずかしけりゃ、ギブアップしてもいいんだぜ」
キョウヤはそのままズボンをズリッと下ろした。
そこに現れたのは、とてつもなく大きな白いパンツだった。
「あわわっ、キョウヤさん!」
ベンケイから悲鳴のような大声が、倉庫に響き渡る。
「頼むから、そこは見ないでくれ・・」
「うるせーな。ギブアップか?」
「ギブアップはせんわいっ」
「ほう、強情だな」
さすがのベンケイも、パンツの上からおちんちんを見られるのは相当に恥ずかしいらしい。
考えてみれば、小学校の低学年までは、パンツを見られてもそれほど抵抗がないだろうが、
高学年以上になると、パンツの膨らみを見られる行為は、耐え難い屈辱を感じるのが普通だ。
まして、それがベンケイのようなガキ大将となれば、なおさらだろう。
「でかいパンツだな・・」
ベンケイの体格からして、子供用のものではないだろう。大人用のものだろうか?
パンツのゴムはパンパンに伸びきって、はちきれんばかりに肌に吸い付いていた。
中心から下の部分が膨らんで、かなりイビツな形をしている。
「ん・・?」
なにやら、ベンケイにはパンツを見られたくない理由が他にもあったらしい。
イビツな形の先端部分は、すっかりと濡れてパンツを変色させていたのだ。
それを見てキョウヤは思わず、ニッと笑いを堪えた。
「お前、胸を揉まれてガマン汁出しまくったな?」
「ち、違います!」
「じゃ、この濡れまくってるのはなんだ?」
「だから・・その・・さっきベイをぶつけられてチビッた・・ヤツです・・」
ベンケイの声がだんだんとか細くなっていく。
「ならば、これはションベンか?」
「そ、そうです・・」
「ガマン汁も混じっているだろ?」
「そそそ、そんなことありません・・・」
どうやら、ガマン汁がたっぷりと混じっているらしい。
それにしても、先ほどの愛撫で、すっかりチンチンが勃起している。
パンツはイビツというより、すっかりテントを張ってビクビクと脈動しているようにも見える。
「じゃ、脱がせて確認するぞ」
「ええっ!?」
「ションベンか、ガマン汁か、確認してやるって言ってんだ」
「くーっ!」
ベンケイの顔が苦悩にゆがむ。
おそらくチンチンを晒されるという羞恥心と、キョウヤに従うという意思が激しく交錯しているのだろう。
(脱がされるのは絶対に嫌じゃ・・。だけどギブアップもしたくないわい・・)
ベンケイにとっては究極の選択。
しかし、いつまでも悩んでいるわけにはいかない。
男たるもの、覚悟を決めなくてはならない時もあるのだ。
「ええいっ、脱がすんなら脱がしてみい!」
ベンケイは気がつくと叫んでいた。
男らしいといえば男らしいのだが、実は半分ヤケクソ気味だ。
「よく言ったぜ。たっぷり恥辱を味わいな!」
キョウヤはパンツのゴムにゆっくりと手をかける。
そのままパンツのゴムを下に引いたかと思うと、上に戻した。
再びパンツを下ろそうとして、また戻してベンケイを焦らしてみる。
「うー、キョウヤさん、そんな前振りはいいですっ」
「うるせーな」
パンツのゴムを引っ張られてピチピチと音をさせるたびに、ベンケイの心臓の鼓動も早くなっているのだろう。
いつ脱がされるのか分からない緊張感。
こうすることで、不安と苛立ちを倍増させ、脱がされたときの屈辱感を数倍にする。
ドSであるキョウヤの楽しみの1つなのだ。
めくれそうでめくられない状況に、ベンケイがゴクリと唾を飲み込んだとき。
──ズリッ。
そんな音がしたと思うと、パンツは一気にベンケイの膝までおり、
ソーセージのような勃起したおちんちんが勢いよく、ぶるんと上下に波打つように揺れてあらわになった。
先端に溜まったガマン汁が、ピシャッと飛び散る。
「ほうほう。デブのチンチンは予想よりも大きいな。勃起してるのか?」
「見ないでくれ・・」
「勃起してるのか、してないのか、答えろ」
「も、もういいじゃろ・・」
この現実から逃避したいのか、ベンケイはぐっと歯を食いしばって目をつぶった。
そんなベンケイの屈辱にまみれた姿に、キョウヤは僅かな笑みを浮かべる。
「よし、観察するぞ」
「は?」
「観察だ、観察。お前のチンチンをたっぷり見てやるぜ」
「そんなことせんでええですぅ」
他人から自分のおちんちんをじっくり観察されるなど、恥ずかしいにもほどがある。
ベンケイは恐る恐る視線をキョウヤに向けると、
キョウヤは顔を亀頭の近くまで寄せて、鼻息がかかるくらいまで覗き込んでいる。
鼻息が亀頭にフーフーッとかかるたびに、
ベンケイは「うっ」と感じてしまい、おちんちんからガマン汁をドクドクと流し続けた。
ベンケイのおちんちんは勃起しているからだろうか、それなりに立派なものだった。
竿は長くは無いが、太くてしっかりしている。
玉袋はまだ未成熟であるが、しっかりと2つの睾丸は確認できる。
毛はそれほど生えていないものの、産毛があることから精通はしているのだろう。
亀頭は皮をかぶって、わずかにその天頂が見え隠れてしている。
皮を剥けば、プリプリした桃の形が飛び出そうだ。
「これから射精させてやる」
「ええっ!?」
キョウヤはベンケイのおちんちんの根元に手を伸ばして、その部分に握り締める。
「はうっ!」
ベンケイはビクンッと体を仰け反らせる。
さらに、おちんちんが一回り大きくなったように硬直して、さらに勃起度が増す。
(コイツ、握っただけで感じてやがる!)
ベンケイのような陵辱初心者は、おちんちんを握られると萎えるヤツが多いのだが、ベンケイは別のようだ。
(それにしても、ドクドクした脈動を感じるぜ。握っただけで逝っちまうんじゃないのか!?)
それほど、ベンケイのおちんちんは太く硬くなり続けていた。
「おい、ベンケイ」
「ううう」
「返事くらいしろ!」
「なんですか・・?」
「ビンビンに勃ってるぜ。この状況で恥ずかしくないのか?」
「・・・」
言葉責めをするキョウヤに対し、なぜか黙ってしまうベンケイ。
不審に思ったキョウヤが視線を送ると、そこには目を閉じて歯を食いしばって屈辱に耐えるベンケイの姿があった。
やはり相当に恥ずかしいようなのだが、それでいてチンチンは勃起し続けている。
(クソッ、これだけ恥辱を与えればギブアップするのに、どうなってるんだ?)
しかし、よくよくベンケイの顔を見ると、なにやら様子が違っていた。
羞恥心で一杯のようなフリをしているが、それでいてこの状況を受け入れているような・・?
むしろ、チンチンを握られて興奮している?
──まさかコイツ、ドMなのか!?
そう考えたとき、キョウヤはベンケイのことを一瞬、可愛いと感じた。
そして、本気で逝かせて見たくなったのも事実だった。
次回、最終回です。