ついにパンツまで脱がされたベンケイだったが・・?
登場人物
ベンケイ。真っ直ぐな性格で力は強いが単純でお人よしで世話焼き。
盾神キョウヤ。デブ専でクールな面と喧嘩っ早い面を合わせ持つ。
キョウヤはしっかりと、ベンケイのおちんちんを握り締めていた。
おちんちんを強く握ると、それに呼応して太く硬くなるのが分かる。
一方のベンケイは「ハァハァ」と息を荒げ、全身を痙攣させてウツロな目をしていた。
かなりの興奮状態なのだろうか?
・・・。
──まずは皮を剥くか。
キョウヤは左手でおちんちんの付け根を握りながら、右の親指と人差し指で亀頭の皮を摘んだ。
上下に包皮をピストンのように擦ると、亀頭が少しばかり膨らんだ感じがする。
「はっ・・わあっ・・」
ベンケイは皮を擦られるたびに、かすれた喘ぎ声を出して反応していた。
「皮をこすると気持ちいいだろ?」
「はっ、あっ、そんなこと・・ないです・・」
これだけ悶えていて、分かりやすいウソをつくもんだとキョウヤはほくそ笑んだ。
皮をこすったときの気持ちよさは、当然キョウヤの知るところでもある。
「あくっ、うお、はんっ」
実際におちんちんを擦るたびに、ベンケイから喘ぎ泣く声がする。
ベンケイのような感度のいいヤツを責めるのも楽しいもんだなと、キョウヤは考え始めていた。
包皮がだいぶ緩くなったところで、皮を下へゆっくりと剥いていくと、やがて綺麗な亀頭が顔を出した。
少しおしっこ臭かったが、ここまでくると一種の香ばしささえ感じてくる。
亀頭は白に近いピンク色をしていて、チンカスは全く溜まっていない。
ベンケイは普段はガサツに見えるが、
こういうところは意外と清潔にしていると思うと、逆におかしく感じてキョウヤは笑みを浮かべた。
「じゃ、しゃぶるぞ」
「しゃぶるじゃと・・?」
「お前のチンチン、しゃぶってやるって言ってんだ」
「ほ、ほ、本気ですか、キョウヤさん!?」
驚いたような声を出しながらも、ベンケイのチンチンはビクンッ!と大きく反応していた。
"しゃぶる"というエロい単語に、こうも分かりやすい反応するのが単純というか。
普通はギブアップして逃げ出す言葉なのに、ベンケイはさらにガマン汁を出しまくって反応しているではないか。
まぁ、ベンケイのこういう面をキョウヤは可愛く感じ始めたわけだが。
キョウヤは息をフーッと吐く。
"しゃぶる"と簡単に言っては見たものの、実はキョウヤ自身もけっこう緊張する。
いままで何人も陵辱したと言っても、ここまで耐えられたヤツはほとんどいない。
だから、キョウヤもチンチンをしゃぶるという行為に関しては、ある意味初心者なのだ。
しかし、ベンケイにそれを悟られるわけにもいかない。
ベンケイの亀頭はさらにビクビクと震え、まるでキョウヤの愛撫を待っているかのようだった。
キョウヤは覚悟を決めて、ベンケイのピンク色に膨らんだ桃を一気にくわえこむ。
「くあっ! あっはっ、あ・・・ちょっと待っタ・・」
生暖かくザラついた舌の感触は、さすがにベンケイの脳にひどく刺激を与えたらしい。
ベンケイは奇声に近い声をあげながら、バタバタと手足を動かす。
「うわぁ、はあっ、頭がおかしくなりそうじゃい!」
なにかを動かしていないと、亀頭への快感地獄で頭がおかしくなってしまうのだろう。
それが証拠に、キョウヤが舌で亀頭を舐めづるたびに、ガマン汁の流れを感じるほどだ。
(コイツ、ガマン汁流しすぎだぜ・・。やりすぎるとすぐに逝っちまうな)
亀頭を直接刺激すると、あっという間に射精しそうだ。
キョウヤは亀頭の周囲へ舌を移動する。
亀頭の溝に沿ってソフトクリームの周囲を舐め取るように、フェラチオした。
「ふんあっ、キョウヤさん、すごぃ・・」
今度は舌先すぼめて、尿道口の割れ目を上下にチロチロと突いてみる。
「はああっ、そんなとこ・・」
キョウヤはベンケイの様子を見ながら、あれこれと試してみる。
「ううー・・」
どうやらどこを舐めても、ベンケイは敏感に反応するようだ。
玉袋を吸ったり、口に含んだりするだけでも、相当に悶える。
そのうちロープが引きちぎれて、狂ってしまいそうだ。
「うやぁぁっ!ああああっ・・」
これだけ喘ぎ声を出すやつは、陵辱のやりがいがあるなと、キョウヤも妙な達成感を覚えてしまった。
「うー・・あー・・キョヤさんー・・・」
しばらくおちんちんへの愛撫を続けていると、ベンケイの激しい反応と喘ぎ声が収まってきていた。
どうやら快感に溺れて、眠りにつくほど気持ちよくなってしまったらしい。
それに亀頭に溜め込んだマグマも、そろそろガマンの限界に来ているのだろう。
早く射精したいのだろうなと、キョウヤは思った。
「早く出したいのか?」
「そんなこと・・ないです・・・」
「ウソつくんじゃねぇ。さっきから喘ぎまくってるぜ」
「・・・・」
「ベンケイ、お前のことを認めてやるよ」
「え、何て・・?」
「俺はいままで誰ともつるまない一匹狼だったが、お前なら俺の欲望を満たしてくれそうだ」
「ほ、本当ですか!?」
「俺とお前は相性がいい。俺は磁石のS、お前は磁石のNだ。一文字違うけどな」
「は、はぁ・・?」
キョウヤなりにベンケイのMチックな部分を褒めたつもりだったが、当のベンケイには通じなかったらしい。
まぁ、そんなことはどうでもいいやと、キョウヤはベンケイを逝かせることに集中することにした。
「ベンケイ、逝きたいんだろ? 気持ちいいもんな」
「・・・」
「素直に言えよ」
「恥ずかしいけど言います・・。キョウヤさんにしてもらえるなら・・」
「そうか。よく言ったぜ!」
いまや2人の息はピッタリだった。
キョウヤが再びベンケイのチンチンを口にくわえ、亀頭をチュパチュパとねぶる。
「うやっ、はぁ、キョウヤさん、ものすごっ・・」
クチュクチュと口の中で、唾液とガマン汁が交じり合う音がする。
竿を甘噛みしたり、裏筋をテンポよく強弱をつけて舐めるたびに
ベンケイは腰をユサユサと揺らし、体を仰け反らせてかすれた声で喘ぎ続けた。
キョウヤは指でおちんちんの付け根を握り締めると、ゆるゆると上下にさする。
ピストン運動をするように、だんだんと早く動かしていく。
「うああああっ! こんなの初めて・・気持ちいいです・・」
「さぁ逝け、ベンケイ!」
「あ〜あっ!」
キョウヤが思いっきり力を入れて、竿を真下から擦りつける。
そして2人の呼吸がピッタリと合った瞬間。
「あーっ、で、出そう、キョウヤさん、離れるんじゃいーっ!」
白い液体が天井に届くような勢いで噴出した。
ビュー、ビューッと音が出たかと思うほどの勢いだ。
ビチャッと音を立てた白い液体は、噴水のような舞い、そして倉庫の地面に垂れ落ちた。
ベンケイは痙攣しそうなほど、ブルブルと震えていたが、
それもだんだんと脈動は収まり、眠るような静かな呼吸に収束していった。
キョウヤは不思議な充実感を得ながら、ベンケイの手足を拘束していた4本のロープをはずす。
その間、ベンケイは力をすべて使い果たしたのか、グッタリとして仰向けのままだった。
キョウヤは、スヤスヤとあどけない寝顔のような顔をしているベンケイに向かって話しかけた。
「俺様の責めによく耐えたな。お前みたいなヤツは初めてだぜ」
「・・・・」
「どうした、ベンケイ?」
「あの・・その・・わしはキョウヤさんについて行ってもいいですか?」
ベンケイは頬を少し赤く染めて、モジモジとした態度をとっている。
その答えにキョウヤは少し間を取り、そして彼に似つかわしくない優しい声で答えた。
「あぁ、さっきも言っただろ。ベンケイ、お前は俺についてこい。
俺はお前が気に入った。今日からこの倉庫を俺たちの家(すみか)にしよう。
俺とお前で組織を作って、この街をベイで仕切ろうぜ。俺がトップ、そしてお前は組織のNo.2だ」
「わしがですか? うれしいです、キョウヤさん!」
「その代わり・・」
「は?」
「その代わり、なんだが・・」
いつも強気のキョウヤだが、なぜか次の言葉がなかなか出なかった。
いつも命令口調のキョウヤが、なぜかまごついている。
不審に思ったベンケイは、恐る恐るたずねた。
「キョウヤさん、どうしたんですか?」
「その代わり、その・・」
どうして次の言葉が出てこないのか、キョウヤは戸惑いを隠せなかった。
(まさか、この俺様が恐れている・・?
もし、次に言うことをベンケイが拒絶したら・・いや、ベンケイが拒絶するはずがないのに・・)
緊張からだろうか、キョウヤは喉がからからになっていた。
キョウヤは生まれて初めて、相手にNoと言って欲しくない状況に困惑した。
しかし、その不安はベンケイの一言で打ち消された。
「わしはキョウヤさんのためなら、たとえ火の中、水の中、どこでも行きますじゃい!」
「ベンケイ・・」
「約束したはずです。だから言ってください!」
その一言でキョウヤは悟った。
ベンケイと出会うことは運命だったのではないか・・。
ただ強くなることだけを考えていた自分には、ベンケイのような心を癒してくれるヤツが必要なのではないかと。
「・・・さっき俺のエッチな行為、本当のところどうだったんだ?」
その質問にベンケイはカッと顔を赤くし、人差し指をツンツンとしながら返事をした。
「いやあの・・それを答えなくちゃいけないんですか?」
「答えろ」
「・・・不思議な気持ちでした。最初は恥ずかしかったじゃけど・・」
「不思議ってどういう意味だ?」
「そのー、言葉じゃうまく言えんのじゃけど・・・」
モジモジとして落ち着かない様子のベンケイに、キョウヤは大きな声で叫んだ。
「ムリヤリにでも言え!」
「ハ、ハイ! じゃ、いいます!
キョウヤさんがわしのことを気に入ってくれたなら、この男ベンケイ、いつでも相手になっちゃります!」
「そうか・・」
「ダ、ダメでしたか!?」
「バーカ。ダメじゃねぇんだよ」
キョウヤはフッと笑みを浮かべて、ベンケイに背を向けた。
そして右手で小さくガッツポーズをする。
(ベンケイ、お前可愛いすぎるぜ。お前を絶対他のヤツに渡さねーからな)
相変わらず言葉は悪いキョウヤだったが、
ベンケイに対して友情以上のなにかを感じていることを、このときはまだ気がつかなかった。
最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。今回はweb拍手で「ベンケイの小説でもどうですか?」とリクエストをいただいたので、がんばって書いてみました。金太郎の小説以降、半年以上書いていなかったので、立ち上がりから原作に頼りまくりの小説になってしまいましたが、どうでしたでしょうか? 本当はケンタも入れて3つ巴にしてもおもしろかったのですが、単純にドSのキョウヤとベンケイの絡みにまとめてみました。筆者の妄想では、この小説のあとにメタルファイトベイブレードの本編に続くみたいな感じです(←ォィ)