ついに次郎坊に屈したチョウジの運命は?
登場人物
秋道チョウジ。仲間想いでおっとりした性格。中忍合格を目指している。
山中いの。アスマ班の紅一点。綱手からの任務に激怒するが・・?
次郎坊。土遁の術を使う巨漢。チョウジに2度も破れ、復讐を誓っている。
前回のあらすじ
チョウジは、次郎坊の自暴自棄とも取れる行動に圧倒される。
それは「捨てるものがないゆえの強さ」だった。
チョウジはいのを助けるために、自ら次郎坊の奴隷となる約束をしてしまう。
すべてのチャクラを奪われ、仰向けに倒される。
次郎坊がお腹の上にまたがってきて・・。
次郎坊はチョウジのお腹の上にまたがり、そしてニヤッと笑った。
まずは、チョウジの両手を地面に食い込むように、押さえつける。
一切、抵抗を許さない姿勢だ。
「ヘヘッ。まずはキスといこうか」
「やめて・・」
「抵抗するなよ。俺の大好きなおデブちゃん」
次郎坊はゆっくりと顔をおろし、チョウジの顔の数センチ前で、自分の顔を止める。
しばらくジッとチョウジを見つめる。
チョウジはその視線に耐えられなくなり、思わず顔を横にそむけた。
「なんだよ。照れてるのか? ご主人様に失礼だぞ」
「誰がご主人様なんだ・・」
「俺に決まってるだろう? 秋道チョウジは俺様の奴隷になったんだから」
「勝手に決めないでっ」
「いまさら、約束を破るのか?」
「・・・」
次郎坊は、チョウジの唇に自分の唇をゆっくりとあてる。
そのまま唇を舐めていく。
(はんむ・・)
(ううっ・・)
次郎坊は湿った舌で、チョウジの唇をたっぷりと愛撫した。
そして、唇全体でチョウジの柔らかい唇を、チュパチュパと舐め続ける。
「うっ・・あっ・・」
唇と唇が重なり、そして吸いあう、奇妙な音が周りに響く。
その不思議な感触に、チョウジの体は自然とうずいていた。
「なぁ、チョウジ?」
「気安く呼ぶな・・」
「いいだろ。お前は俺の奴隷なんだから」
「・・・」
「体が震えているぜ。俺とのキスは最高だろう?」
「震えてなんかないよ」
「本当は気持ちいいんだろ? 隠しても無駄だぜ」
次郎坊のキスに感じてしまったなど、チョウジは絶対に認めたくない事実。
しかし、唇を重ねられ、舌で頬っぺたの渦巻き模様を舐められるたびに、体がビクリッと反応してしまう。
「あっ・・ああっ・・」
ゾクゾクとする舌の感触に、チョウジは全身を悶えさせていた。
次郎坊は舌でチョウジの頬を愛撫しながら、
両手でチョウジの「食」と書かれたシャツをゴソゴソといじりはじめた。
「なにをする気!?」
「決まってるだろ。こうするんだよ!」
次郎坊は声をあげた瞬間、チョウジのシャツを掴んで、下から上に一気にめくりあげた。
チョウジの体を包んでいた「食」の字のシャツが、ついに胸元を離れる。
次郎坊がゆっくりと視線を落とすと、そこにはなめらかな曲線を描いたチョウジの乳房。
ほんのりと脂肪がのり、乳房はプルンと弾力がありそうだ。
チョウジの肌は、普段あまりシャツを脱ぐことがないのか、白くて透き通るような色をしていた。
「子豚さんは、随分と綺麗な体をしているな。穢れを知らないのか?」
まだ少年のあどけなさが残る、チョウジの肌の色とツヤ。
そして、みずみずしさ。
次郎坊はチョウジの肉付きと穢れのない肌に、満足な笑みを浮かべる。
次郎坊の食い入るような視線。
「み、見ないで・・!」
チョウジはわなわなと震えだし、現実を逃避したいのかギュッと目を瞑った。
「こりゃ、豪華な前菜だぜ。メインディッシュが待ち遠しいな」
「や、やめて・・」
次郎坊は右手でチョウジの左の乳房を、もう片方の手で逆の乳房をガシッと鷲づかみにする。
そして、円を描くように揉みはじめた。
「はっ、ああ・・そこは・・」
「ヘヘッ、もう感じてるのか? いい感度してるぜ」
次郎坊は手にペッと唾をたっぷりとつけ、そのまま唾液ごとチョウジの乳房を激しく揉んでいった。
下から突き上げるように、グイッと乳首を持ち上げる。
柔らかくて、揉みごたえがある乳房だ。
「ああっ!」
チョウジの胸は、次郎坊の唾液でヌメヌメとなる。
さらに、次郎坊は指をチョウジの乳房の頂点に伸ばし、その突起を力一杯に指で摘んだ。
「ひあああっ!」
悲鳴に近い絶叫を漏らすチョウジ。
「お前、反応が良すぎるぜ。影使いの隊長さんに毎日愛撫されていたのか?」
「そんなわけ・・ああっ!」
「まぁいいさ。しかし、乳首がビンビンに勃っているな。そんなに気持ちいいか?」
「気持ちよくないっ」
「本当かな? お前の体は正直だぜ」
次郎坊は、乳房から指をそっと放すと、今度はビンビンに勃った乳首に食らいついた。
唇でチョウジの乳首をベロンと舐める。
「あぎゃっ!」
「コリコリして、うめーなー」
「ふがっ、そこは、ダメっ!」
しかし次郎坊は、チョウジの言葉を無視して、舌と唇で乳首の先端を刺激していく。
チュウチュウと母乳を吸いだすかのように、乳首に喰らいついたかと思うと、
今度は片手でチョウジの胸を激しく揉みまくり、そして舌で甘く噛んでみる。
「ふあっ、そんな!」
「ずいぶんと敏感な反応だな。いや、俺様の愛撫が強烈なのか?」
「はんあーっ!」
チョウジは、ただ喘ぎ泣きを続け、次郎坊の成すがままに反応するだけだった。
しばらく乳首を愛撫し続けた次郎坊は、ようやく乳首から口を離した。
チョウジの乳首は突き上げるように勃ち、胸には大量の唾液が滴り落ちていた。
「どうだ、俺様の愛撫は? 音の里にいったら、毎日可愛がってやるよ」
次郎坊の問いかけに、「ハァハァ」と荒い息をあげるチョウジ。
愛撫はとっくに終わっているというのに、まだ体をくねらせてビクビクと体を痙攣させていた。
どうやら、次郎坊の責め方はチョウジの感じるところを、モロについてしまったらしい。
「フフフッ、まだ最後のメインディッシュがあるってのによ」
「ハァハァ・・」
次郎坊はニンマリと笑うと、ゆっくりと手をチョウジの股間に伸ばす。
そして、激しい愛撫ですっかりと勃起したチョウジのおちんちんを、ズボンの上からガシッと鷲づかみにした。
「ひゃあ!」
「随分と勃起しているじゃねーか。キスと胸で感じまくったんだろう?」
「してないっ」
「お前のメインディッシュは、3色の丸薬の原料だからな」
「はぁ、ああっ、そこはやめて・・」
「いまここで喰ってやりたい気分だが・・。メインディッシュは最後までとっておくとしようか」
次郎坊は余裕の笑みを浮かべると、そのままチョウジのお腹の上から離れた。
どうやら、最後の砦であるおちんちんへの愛撫は、音の里へ戻ってからのお楽しみになったらしい。
次郎坊は立ち上がり、チョウジに命令した。
「おい、チョウジ!」
「ハァハァ・・・」
「服を戻して、俺についてきな。一匹の豚を音の里へご招待だ」
「音の里・・」
「どうした、早くしろよ」
「待って」
「まさか、いまさら俺の命令に逆らうわけじゃあるまいな?」
チョウジは次郎坊の命令に屈するしかなかった。
もちろん、抵抗して逃げることも考えたが、もしここで命令に従わなければ、いのが再び攻撃されるかもしれない。
それに、チョウジは次郎坊に約束したのだ。
『自分は次郎坊の奴隷になる』と。
それがどんなに卑劣な条件であっても、約束は約束だ。
だから、律儀なチョウジは、自分の運命を次郎坊に委ねるしか方法がなかった。
チョウジは次郎坊との戦いと激しい愛撫で、体がすっかり疲労困憊していた。
動かすのもやっとの状態に近かった。
しかし、根性で立ち上がり、自分の洋服をきちんと元に戻す。
そして、いのに息があることを確認した後、次郎坊とともにタソガレ村を後にした。
いのはきっと、木の葉の里の救援部隊が、3日もすれば助けに来てくれるだろう。
楽観的ではあるが、そう祈るしかなかった。
(ごめんよ・・いの・・・。僕がいのにしてあげられるのはここまで・・)
チョウジの心に去来したものは、いのを守り抜けなかった自分の不甲斐なさと、
親友のシカマルに、もう2度と会えないのではないかという不安だった。
さらに、これから音の里で行われるであろう、自分への過酷な制裁。
一体、自分はどうなってしまうのか?
じわりじわりとした恐怖が、チョウジの心を覆っていた。
(僕はもう2度とシカマルに会えないかもしれない・・。
こんなことになるなら、木の葉の里を出る前に、無理をしてもシカマルに会うべきだった・・。
会いたかったよ・・シカマル・・。僕は一体どうなっちゃうんだ・・)
いよいよ次回からが本番です。←ォィ