いつも通り相当痛くなってきたなぁ。流星はもっとバァーーッて飛ぶんだもんなぁ。バァーーッて。
登場人物
ガス。ナブーと3体の泥人形を相手に、もはや風前の灯。
ナブー。邪動帝国一のインテリで、ガスを魔動の書の実験台にしようとする。
タンバロン。特殊レンガのメガネをかけたナブーの泥人形で、相手の手の内を見抜く。「であ〜る!」が口癖。
ガラパチーノ。ナブーが泥人形から練成した怪人。右手の5本指に刃物を忍ばせている。
ナマンズ。ナブーの泥人形から生まれたナマズ顔のエロ怪人。「マンズ!」が口癖。
・
・
・
(ううっ・・・)
天井から雫が頬に落ちたとき、ようやくガスは意識を回復した。
周りを見てみると、そこは先ほどまでナブーと死闘を繰り広げた闘技場だった。
なぜか自分は地面すれすれに立っている。
いや、正確には無理矢理立たされていた。
見えない天井から2本の太い鎖が下ろされ、それがガスの両手首まで伸びている。
ガッチリと手枷がはめられていたのだ。
さらに上半身の法衣服は脱がされ、ガスの隆々とした筋肉が露出している。
ガスはY字のような格好で、両腕だけで吊るされたような状態だった。
(こ、こんなもの・・・)
ガスはいま持てる全ての力で、鎖を引きちぎろうとする。
ミシミシと音を立てる鎖。
そのとき、鎖から強烈な電撃が走った。
「うぎゃあ!」
黒い稲光に包まれたガスは、再び脱力状態となる。
(ううっ・・うっ・・)
鎖の模様をみると、魔法陣のような柄が描かれている。
ガスはそれを見て悟った。
地面に描かれた闇の魔法陣と、人間の力では断ち切ることのできない鎖によって、
自分にはもう逃げ場がなくなったことを。
それはナブーの囚われの身として、一生この暗黒の中に閉じ込められることを意味していた。
「ハハハ、風の魔動戦士さん。少しは体力が回復したか?」
ふと正面をみると、そこにはいつの間にかナブーが立っていた。
後ろには、散々苦しめられた3人の泥人形たちがいる。
ナブーは長いアゴヒゲを触りながら、ニヤニヤと笑みを浮かべている。
「あまり長いこと気絶されると、待つほうもくたびれるではないか」
「私を・・・どうするつもりですか・・」
ガスはナブーのことを弱々しい目で見つめる。
ナブーはゆっくりとガスに近づき、丸太のような太い腕で、ガスのアゴをグイッと鷲づかみにする。
そして、ガスに顔をピッタリとくっつけて話した。
「どうした?目が死んでいるぞ。負けたことがショックか?武闘家の誇りに傷がついたのか?」
「くっ・・・」
「ハハハ、図星だろうな。そんなことでは、お前の父親もさぞ悲しんでいるだろうに」
その言葉を聞いて、ガスは眠りから覚めるようにナブーを睨み付ける。
「そ、その手を放して下さい!」
「ほう、ようやく威勢がよくなってきたな」
そういうと、ナブーはガスの顎から手を放した。
「これからゆっくりとお前を可愛がってやるぞ」
「・・・どんなことをされようと耐えて見せます!」
その言葉を聞いて、ナブーは満足気な顔をする。
「フハハハ、よく言ったぞ、風の魔動戦士。そのお前の律儀なところを少し愛らしく思い始めたぞ」
「ふ、ふざけないでくださいっ」
ナブーの冗談とも取れる余裕のセリフに、ガスは唇を噛み締める。
「ところで、風の魔動戦士さん。お前は精通しているか?」
「せいつう・・?」
ガスは生まれて初めて聞く言葉に、首をかしげる。
「ではどういう意味か、もっと具体的に教えてやろう」
その言葉を言い終わるや否や、ガスは体の一部を握られて、全身が硬直するのを感じた。
ナブーの手がガスのおちんちんを、緑色のタイツ越しにギュッと摘んでいたからだ。
「ああっ!」
ガスは一瞬の出来事に、思わず甲高い声を出して叫んでしまった。
そして、さらにガスの股間に微妙な感覚が走る。
こともあろうか、ガスのおちんちんをナブーがなぞるように指で触っていたのだ。
ビクンッ!と体を震わせるガス。
「な、なにをするんですかっっ!」
ガスはその行為に真っ赤になり、下半身をジタバタさせてやめさせようとする。
ナブーはガスのおちんちんをじっくり触って、その形を確かめていた。
2つの睾丸はまだまだ小さくて、クリクリといじりやすい。
「まだまだ豆粒のような小さいチンチンだな。お前のここからはなにが出る?」
「へっ、変なことを聞かないでください!」
ガスはナブーの屈辱的な行為に対して、顔を紅潮させて怒りを顕にする。
祖父から教えてもらった。
武闘家として、急所への攻撃はもっとも恥ずべきものであるということを。
絶対に許されない行為なのだ。
ガスは唯一自由に動く足で、ナブーの顔面に蹴りを入れようとする。
しかし、いつのまにか足が重くなって動かない。
「ああっ!」
ガスの短くて太い太ももは、それぞれ2人の泥人形にガッチリと押さえ込まれていた。
「はっ、放して下さい!」
「太もも、随分といい感じに筋肉があ〜る!」
そういうと、2人の泥人形はガスの太ももから股間にかけてを触診するかのように、ベタベタと触ってくる。
「あぁ・・・ダメです!そんなところやめて・・・ひぃぃっ」
ナブーはさらにガスをおちんちんを、握ったまま上下に揺ら揺らと動かす。
「んあっ! や、やめてください!」
さすがのガスも、言い知れぬ微妙な感覚と恥辱に、体が小刻みに震えだした。
ハァハァと息を荒げ、ガスの顔は見る見る間に紅潮していく。
ガスは知っていた。
自分のおちんちんを触ると、なんともいえない不思議な感覚になることを。
そして、おちんちんが大きくなって硬くなることも。
ガスは純朴な少年とはいえ、もう11歳なのだ。
当然、性に関しての興味はある。
しかし、どうしておちんちんが大きくなるのか、気持ちよくなるのか分からなかった。
大地やラビの前では、恥ずかしくてそのような話はしたことはない。
なぜならガスは武闘家であり、女性や恥部に関しては節制すべきことだと教えられていたからだ。
「ハァ・・・ハァ・・・やめてくだ・・さい・・」
声が一段と震え、体を痙攣させながら懇願するガス。
ガスは感じ取っていた。
ナブーの摘み加減で、自分のおちんちんがどんどん膨らんでいる・・・。
まさか他人から太ももや股間を刺激されると、こんな気持ちよくなってしまうなんて。
しかし、それと同時に感じるとてもつない羞恥心。
ガスのおちんちんは緑色のタイツの中で、窮屈そうに大きくなり始めていた。
「あぁっ」とかすれた声を出すガスに、ナブーは質問責めをする。
「さぁ、風の魔動戦士よ、早く答えろ! お前のこの部分からなにが出るんだ?」
「し、知りません・・」
「知らないわけなかろう。言わないのならばこうだ!」
そういうと、ナブーはガスの大きくなったおちんちんの先端と思われる部分を、5本の指で思いっきりギュッと握る。
「ぎゃっ!!」
体が飛び跳ねるように反応するガス。
おちんちんの亀頭部分が、一段とビクンと脈動したのが、ナブーの手にも伝わっていた。
「ハハハ、しっかり感じてるようだな。早く答えんと、この手を離さんぞ!」
自分のおちんちんが、一気に膨れ上がったのを、ガス自身も感じ取っていた。
「あっ・・・あっ・・言いますから放してください・・・」
「早く言わんか!」
ガスは羞恥心で顔を真っ赤にしながら答える。
「そこからは・・・あの・・・おしっこが・・で・・ます・・・」
「それ以外は?」
「えっ!?」
「それ以外は何が出たことがある?」
「そ、それ以外って・・・おしっこ以外は何もでません! だから放してください・・・」
ガスは屈辱を噛み締めながら、ナブーに手を放すよう懇願する。
その言葉を聞いて、ナブーはニヤッと笑みを浮かべた。
「そうか、お前はまだ精通していないし、射精したことがないのだな」
「な、なんですか・・それは・・・」
ガスは、ナブーの言う"精通"とか"射精"といういままで聞いたことがない言葉に戸惑った。
「ではこれから、"それ以外"のものを出してもらおうか」
「ええっ!?」
ガスは、ナブーの言葉の意味が理解できなかった。
"それ以外のもの"ってなんだ・・・。
まさか、"それ以外のもの"を出すと、自分は死んでしまうのではないか。
邪動族のことだ。きっとなにかの攻撃に違いないと、ガスは焦り始める。
それにしても、おちんちんが先ほどからずっとムズムズし続け、どんどん大きく固くなっている。
快感を感じながらも、その一方で不安で一杯になるガス。
そのとき背後に人影を感じた。
「フヘヘヘ。風の魔動戦士さん。まだ俺様がいるだマンズ。ここはどうかな?」
ガスが後ろを振り返ると、そこにはもう一体の泥人形。
その泥人形は、後ろからガスの胸にベットリと抱きついてきた。
「風の魔動戦士の体はすごいマンズ〜。触り心地が最高でマンズ〜」
「ぐわっ・・や・・やめてください! それにこんなに大勢で卑怯ですっ!」
手と足を拘束されて身動きがとれないガスは、邪動族の陵辱を甘んじて受けるしかなかった。
ガスの胸板は膨らみがあるというよりは、筋肉でガッシリと盛り上がっている。
隆々とした筋肉はどんな攻撃も跳ね返す、まさしく筋肉の鎧といったところだ。
泥人形は後ろから抱きついたかと思うと、おもむろにガスの胸を揉み始める。
実際には"揉む"というほど、おっぱいは膨らんでいないが、柔らかな筋肉は弾力さえ感じさせる。
「ぐぅっ! あぐっ!なんてことするんですかっ!」
ガスは口をとんがらせて、必死に抵抗する。
ガスが生きてきた武闘家の世界。
急所や胸を揉むという屈辱的な攻撃は絶対禁止な行為。
ガスにとっては、この部分に踏み入られるのは、未知な領域なのだ。
「ここがお前のおっぱいだなマンズ。ん?ガキのくせに乳首がもう勃ってるマンズ!」
そういうと、泥人形はガスの乳首をギュッとつねる。
「おっぱいって・・・ぎゃあ、痛いっ!やめてください!」
苦痛のような快感のような衝撃に、ガスは全身をブルブルと震わせる。
そんなガスのウブな反応を見たナブーは、背後のナマンズに命令する。
「ナマンズよ、いきなり強くつねってはいかんぞ。このガキは初めての経験なのだ。もっと優しくやらんか」
「申し訳ありません。ナブー様」
後ろの泥人形は綺麗なピンク色をした、ガスの乳首をそっと優しく摘む。
そのまま親指と人差し指で、そーっとこねるようにクルクルッとまわしてあげる。
「坊や、この胸の感触はどうマンズ?」
「くっ・・くっ・・・あぁ・・・そんなところ・・・触らないで・・・」
優しく乳首を摘まれると、先ほどの痛い感覚が、くすぐったいような気持ちいいような微妙な感覚に変化する。
いままで味わったことがない快感がガスの脳を支配していく。
しかし、ガスは必死に歯を食いしばり、快感に溺れそうにな声を食い止める。
武闘家として、女性のような艶かしい声を出すなど、絶対にあってはならないことだ。
「こんなことっ・・あぅ!
・・・いけま・・・ぐあっ!・・やめてください・・・」
「ハハハ、どうやら相当に混乱しているようだな」
武闘家としての意地なのか、目をつぶって全身を痙攣させながら必死に耐えるガス。
しかし、いくら歯を食いしばっても、少しずつ漏れてしまう喘ぎ声。
「んあっ・・ふはぁ・・」
「そのかわいい喘ぎ声を聞きたかったマンズ! もっと悶えるマンズ!」
快感が脳を刺激しているのか、いつのまにかガスは口からスルッとヨダレを垂らしていた。
その姿を見て、もう一歩でガスが射精することをナブーは確信する。
「ん? おちんちんから随分と我慢汁がでてきたじゃないか」
いつまのにか、ガスのタイツの股間部分は、我慢汁でベットリと濡れていた。
「風の魔動戦士よ、もっと気持ちよくしてやるぞ」
ナブーは、ガスの法衣服の黒いベルトの部分をゴソゴソといじり始める。
ナブーの行動から、自分の下半身を裸にしようとしているは明確だった。
「ヒィィ、この法衣服は神聖なものです!お願いだから触らないでください!」
しかし、そんなガスの願いも虚しく、ナブーは法衣服がどうなっているのか探っている。
どうやら、黒いベルトを取れば、下半身のタイツを脱がすことができるようだ。
ナブーはガスの黒いベルトを外し、下半身のタイツに手をかけた。
その光景をみたガスは、ビクッとして最後の抵抗を始める。
「や、やめてください! 武闘家として急所を攻撃するなんて、あなたは恥ずかしくないんですか!」
「別に急所を攻撃しているわけではないわ。お前を大人にしてやろうとしているだけではないか」
「そんなっ・・・意味が分かりません・・・」
「フハハ。もうすぐ分かるわ」
ガスは「あぁっ!」と声にならない悲鳴をあげながら、股間に力を入れて必死に閉じようとする。
「ムダな抵抗はやめることだ」
そういうと、ナブーは泥人形たちに目配せをし、ガスの股間をギュッと広げさせた。
今回はブラスターベアさんにガス君鎖縛り絵を描いていただきました。お忙しいところありがとうございました。小説もイメージに合わせて調整したりして(^^;。