天然ガスVS天然大地。
登場人物
ガスと大地。ボケボケコンビの行く末はいかに・・。
ガスのお腹の上に乗っかっている大地。
大地はガスの上半身の肉体を、目の前でみて、心の中で思わず感嘆の声をあげる。
(ガスの体って、やっぱ普通の子供とは違うよなぁ・・・)
一分の隙もない鍛えられた体。
ビシッとしまった筋肉。
大地は、ガスの体をうらやましく思っていた。
自分はどちらかというとひ弱で、たいした力も筋肉もない。
ガスの上半身のすばらしい肉体は、一度触ってみたいなと、大地は前から憧れていたのだ。
「ガス、どこに針が刺さったか、触診してみるからな」
「えっ!?」
触診って・・・?
ガスにとっては馴染みのない言葉。
大地はそっとガスの逞しい胸を触ってみる。
胸は硬いが、少し摘んでみると筋肉自体は意外と柔らかい。
そのまま盛り上がった胸の筋肉をなでなでする。
(なんかガスの体っていい感触だなぁ・・)
こんな状況でちょっと不埒だとは思ったが、
大地はここぞとばかりに、ガスの胸を触りまくっていた。
(だ、大地くん!?)
ガスは大地の行動に、戸惑うと同時に羞恥心に襲われた。
大地に胸を撫でられたとき、言いようもない恥ずかしさと気持ちよさが交錯していたのだ。
(あっ・・・大地くん、これ以上、触診というのをしないでください・・・)
ガスは微妙に震えながら、不安気に大地の顔をみる。
大地は真剣な顔をして、ガスの胸の赤みを探しているように見えた。
なぜかガスはドキドキとして、心拍数が上がる。
妙にモジモジとしだす。
どうしてこんなに照れてしまうのか、ガスにも分からなかった。
──同年代の子に自分の体を触られているから?
──相手が大地だから?
(大地くん、胸を触るのはもういいから、早く毒をなんとかして・・)
それがガスの本音だった。
しかし、真剣に触診している大地に、そんな無礼な言葉は口が裂けても言えない。
(ああっ・・・大地くんの暖かさが体に伝わってきちゃって・・・なんなんでしょう、この気持ち・・・)
ガスは初めての快感に戸惑いを隠せなかった。
ガスの体がブルッと震えたとき、大地はハッと我に返った。
(俺何やってんだ・・・早く毒を抜かなくっちゃ!)
針が刺さった部分を探してみるが、腫れている部分が見つからない。
(おかしいなぁ・・・)
腫れていれば、赤く膨らんでいるはずだ。
「ねぇ、ガス?どのへんに刺さったか覚えてる?」
「いえ・・・私にはさっぱりわかりません・・」
「うーん・・・」
悩んでいる大地の目に映ったのは、ガスの2つの乳首。
(まさか・・・ここ?)
乳首は腫れているわけではないが、綺麗なピンク色をしている。
「あのさガス? 腫れているというか・・・色が違う部分があるから」
「え、どこでしょう?」
しかし、その言葉が終わるや否や、ガスの体はビクンと大きく仰け反った。
「うぐっ・・だ、大地くん!?」
乳首に生暖かい感触。
大地の唇が、ガスの乳首にしゃぶりついたことは容易に想像できた。
ヌメッとした強烈な感触が、乳首の底からジンジンと襲ってくる。
初めて感じる、くすぐったいやら、気持ちいいやら、複雑な感触。
大地は上唇と下唇で、ガスの乳首をパックリとくわえている。
(んああああっ!)
ガスは拳をグッと握り締め、襲い来る快感を必死に耐えた。
しかし、自然に痙攣してしまう体。
いくらガスの体が鍛えられているとはいえ、この快感を抑制するすべはなかった。
ガスは何度も大地に「やめてくれ」と言おうとしたが、
真剣に毒を取ろうとがんばる大地に、とてもそんな言葉はかけられない。
(うぐっ・・・あがっ・・大地くん・・・そこはダメですぅ!)
ガスは眉間にシワを寄せて、喘ぎ声を出さないように必死にふんばった。
一方、大地はガスの乳首に容赦なく吸い付いていた。
まるで、母乳を欲する赤ん坊のように、唇と舌をフルに使って乳首を吸いくまる。
ガスの乳首は、ポツッと小さくて柔らかかった。
昔、お母さんの乳首にこんな風に吸い付いていたのかなと、大地は妙な懐かしさを覚える。
大地の口の中で、ガスの乳首はもてあそばれる。
乳首を吸うチュウチュウという音が、静かの森の中に響き渡っていた。
「ハァハァ・・・うっ・・あっ・・・ふぁ!」
大地がひと舐めするごとに、ガスの呼吸はどんどん荒くなる。
荒い鼻息と喘ぎ声が交じり合ったガスの小さな声。
体も先ほどから一段とビクビクと震えだしている。
その様子をみて、大地はさらに考える。
(もしかして、ガスは毒で苦しいのかな・・)
ガスが荒い息をあげるほど、大地はさらに容赦なく乳首に吸いつく。
そして、毒を取ろうと唇にもギュッと力が入る。
ガスにとっては単なる悪循環でしかない。
「ああっ・・んあっ、大地くん! もういいです・・」
「何言ってんだ、ガス! いま楽にしてやるからな!」
("楽にしてやる"の意味が違うんですぅ・・・)
ガスは大地にこの状況を切り上げてもらう言葉も見つからずに、喘ぎまくっていた。
(なんか、ガスの乳首ってしょっぱいような、でも甘いような味がするな・・)
ガスの乳首を舐めながら、大地は感じていた。
大地にとっても、物心がついてから乳首を舐めるという行為は初めてだったから。
でも、これはガスを助けるための献身的な行動なのだ。
しかし、いつまで経っても毒のようなものはでてこない。
(おかしいなぁ・・・ここに毒はないのかなぁ)
少し焦れてきた大地は、興味本位であったが、舌でガスの乳首をコロコロと回してみた。
「ぎゃあ!」
突然、ガスの体が感電したように激しく痙攣した。
「ガスッ!どうしたの?」
「い、いえ・・・その・・・」
まさか、快感に反応して体が痙攣したなどと、ガスは口が裂けてもいえるわけがない。
(大地くーーん! もうダメです・・・お願いだからそれ以上はやめてくださいっ)
これ以上、乳首を愛撫され続けたら、確実に自分の喘ぎ声だけが森に響き渡ってしまう。
しかし、ガスのそんな願いも虚しく、大地は必死に乳首をチュウチュウと吸い続ける。
さらに、大地はガスのもう1つの乳首を思いっきりつねってみた。
「んぐぁあっ!」
ガスが雷の直撃を受けたように、大きな悲鳴をあげる。
その声に当の大地もビクッと驚いた。
「ご、ごめん。痛かった?」
「大地くん・・・どうしてそっちまで摘むんですかっ!」
ガスには珍しく、大きな声をあらげている。
「もしかして、こっちに針が刺さったかもしれないだろ?」
「そっちには刺さってないですぅ!」
ガスは口をとんがらせて、大地の行動をやめさせようと必死に説得する。
「でもさ、さっきどこに刺さったか分からないって言わなかった?」
「いや・・あの・・・とにかくそこには刺さっていないんですっ!」
もはやガスの発言は支離滅裂になっていた。
ウソをつくことは、ガスの祖父から固く禁止されていたが、
この状況では、もはや祖父の格言シリーズを守っている場合ではない。
早いところ大地に切り上げてもらわなければ・・・。
(あぁ、申し訳ありません、おじじさま・・・・)
ガスは心の中で祖父に謝りながら、なんとか大地に毒抜きを終わってもらうよう願うしかなかった。
ガスは「ハァハァ」と息を荒げながら、歯を食いしばって永遠と思える時を耐えていた。
「うーん、少し毒が抜けたかな?」
ガスの乳首に吸い付いていた唇がようやく離れる。
大地の唇とガスの乳首の間に、ツーッと唾液の糸が引いている。
グショグショに濡れたガスの乳首は、ビンビンに勃っていた。
その余韻からか、ガスのお腹の筋肉も痙攣しており、まだショックから立ち直れていない状況だ。
「ガス、気分はどう?前よりもよくなった?」
大地は真剣な顔で、ガスを心配する。
明らかに乳首に吸い付かれる前よりも、疲れきっているガス。
「ハァハァ・・・はい・・・大地くんのおかげですっかりよくなりました・・・」
「ほ、本当に?」
「はい、だからもう結構です。ありがとうございました・・・」
快感地獄から解放されたガスに言える、精一杯の言葉だった。
もはや毒がどうこうという問題ではない。
目に涙を溜めたガスは、正直ホッとしていた。
しかし、その直後、大地から耳を疑うような発言がされた。
「ガス!大変だぞ!お腹の下にも針がささってる!」
「ええっ!?」
「早く毒を抜かないと!」
そういうと、大地は針をそっと抜き取る。
そして、ガスのお腹から降りて、下半身のズボンを興味津々で見ている。
やがて、大地はゴソゴソとガスの茶色のズボンに探りだした。
(大地くん・・まさか・・・)
大地がしようとしていることを想像して、ガスはゴクリと唾を飲み込む。
明らかに自分のズボンを脱がそうとしている・・・。
それだけはやめてっ・・・。
「だっ、大地くんっ!」
さすがのガスも、下半身を脱がされるのは避けたい。
思わず、下半身を探る大地の手を、ギュッと拘束するように握りしめた。
ガスは小学生とはいえ、下半身をスッポンポンにされるのはもう抵抗がある年なのだ。
しかも、それが同学年の大地だから余計に照れる。
ガスはいつも自分のパンツの中をみて、憂鬱だった。
武闘家の世界は、大人ばかりの世界。
子供であるガスは、武闘家の世界でもまんざらでもなく、むしろ有名だった。
──とてつもなく強い子供がいると。
武闘家たちが集まる公衆の浴場で、ガスは大人の体をみていた。
そこで気がついたのは、大人のおちんちんと、自分のおちんちんの大きさ。
周りの大人たちは、でかくて毛がボウボウに生えている。
なぜか自分のおちんちんが異様に小さい・・・。
大人に負けたくないガスは、そんなところにコンプレックスを感じていた。
──可愛いおちんちんだね、坊や!
──まだママのおっぱいが恋しいんだろ?
他の武闘家から、ガスはいつもからかわれる。
そのとき、ガスは下唇を噛み締めて、耐えるしかなかった。
だから恥ずかしくて、いつも股間に手を当てながらお風呂に入っているのだ。
もしかしたら、大地も自分のおちんちんをみて、笑い出すかもしれない。
同年代の子のおちんちんを見たことがないガスにとって、
そんな羞恥の心が、ズボンを脱がす大地の行動を、頑なに拒絶したのだ。
ムックに掲載されていたこの場面から妄想してみますた。w
ネタありふれすぎやん!