ハルユキの苦悩(9)


素っ裸にされたハルユキに対し、荒谷たちは…?


登場人物

ハルユキ。小柄で太った体型。性格は内向的。

荒谷とその取り巻きの2人。集団でハルユキをいじめている。


ついに丸裸にされてしまったハルユキ。
荒谷とその取り巻きから嘲笑が漏れる。
「ちょっと手袋しますね!」
先ほどハルユキの胸を揉みまくった、取り巻きの1人だった。
荒谷は何かを察したのか、あっけらかんと笑って返事をした。
「なんだよ、ブタくんを調教するのが楽しくなったか?」
「だってコイツ、胸を揉んだだけで喘ぐんですよ。コッチはもっと反応しますよ」
「せっかくだから素手でやってみろ」
「えー、ションベン臭いし」
「さすがにブタのチンチンを、素手で触るのはムリか。ハーハハッ」
ゲラゲラと笑う2人に対し、
  ハルユキはこれから起きるであろう事態を察して、わなわなと震え始めた。


取り巻きの1人は、わざわざコンビニでゴム手袋まで購入したらしい。
おそらく、ハルユキの体に相当に興味があるのだろう。
ハルユキの大切な部分を触るために、ゴム手袋まで用意していたのだ。
取り巻きは、キュッキュッとゴムが擦れる音をさせながら、ピッチリとした手袋を両手にはめる。
無機質なゴムの音を聞くたびに、ハルユキは恥ずかしくなり、額に汗を流した。
「ブタくんの調教、第二ラウンドだぜ」
男は羽交い絞めにされているハルユキの前に立つ。
ちょうど目線の先が、ハルユキの大切な部分となるように、両膝を落とした。
「陥没気味だけど、いちおう勃起してんのか?」
楽しそうな声に対し、ハルユキは恥ずかしさのあまり目をギュッと閉じた。


ハルユキのチンチンは、オシッコを漏らしたこともあって、先端が透明な液体で湿っていた。
チンチン自体の大きさは、いわゆる粗チンの部類だ。
先ほどの胸の愛撫で、少し勃起しているように見えるが、
  竿はかなり短くて、親指くらいの大きさだった。
もし通常の状態だったら、腹の肉にチンチンが埋まって、見えないくらいの大きさなのだろう。
それはそれで可愛らしいのだが。
一方、肌の色とチンチンの色はほとんど変わらず白くて綺麗だった。
先端から顔を出している亀頭は、ピンクでとても鮮やかな色をしていた。
ほとんど使われていないのだろうか?
玉袋は、あるのかないのか分からないほど小さくて、それほどオナニーもしていないのだろう。
取り巻きは、ハルユキの男の部分を一通り観察する。
「すっげー真っ白で綺麗なチンチンじゃん!」
「……」
「それにしても、ブタくんのチンチンって小さいのな。まだ精通してないの?」
「……」
「チン毛も生えてねーのな」
「うっ…」
「ブタくんってさ、夜にシコシコっていじってないの? "オナニー"って言葉知ってる?」
「……」
恥ずかしくて、とても答えられる質問ではない。
ハルユキは貝のように堅く口を閉ざすしかなかった。
「まぁいいや。精通してないなら、これから大人にしてやるぜ」


ゴム手袋がハルユキの大切な部分に伸びる。
チンチンの竿の部分を、親指と人差し指で摘んだ。
「ひゃ…!」
ハルユキが仰け反る。
男はそのまま竿を上下に、ゆっくりとさすり始めた。
「あっ、あああ…」
ゴム手袋のひんやりとした感触。
亀頭と皮が"ぐにゅっ"と擦れあい、なんとも言えない感情がハルユキの心を揺さぶっていく。
「んあっ、そこは…」
ハルユキは眉間にシワを寄せ、襲い来る快感に耐えていた。
「ブタくん、もっと声を出していいんだぜ」
出せるはずがない。
しかし、体はしっかりと反応してしまう。
かすれた声を出し、息がだんだんと熱くなっていく。
先ほどまで親指ほどの大きさだったチンチンは、
  10往復ほどピストン運動をすると、それの倍の大きさに膨張していた。
「アッハハッ。コイツ、感じてるぜ」


しばらくチンチンを擦り続けると、てのひらで掴めるほどの大きさになっていた。
「すげぇよ。ブタくんのチンチン、けっこうでかくなるじゃん!」
「ああ…もうやめてください…」
ハルユキは、ほとんど諦めに近い声を上げる。
ここにいる全員に、自分の勃起したチンチンを見られるなど、屈辱以外の何物でもない。
しかし、そんなことはお構いなしに、男はさらに行動に出る。
しっかりと根元を握り、右手を使ってスルスルと皮を剥いていたのだ。
「はあっ!あっ…あっ」
「気持ちいいんだろ。皮剥かれるとチンチンが気持ちいいからな」
「ふあっ…そんな、うああっ」
「包茎なのかと思ったら、綺麗に皮が剥けるのな」
ハルユキの桃のような亀頭が、姿を現した。
亀頭には全く恥垢は付着していなかった。
ハルユキの性格なのか、いつも清潔にしているのだろう。


皮が剥けて斜め45度に勃ったチンチン。
男は皮にそってぐるりと指でなぞったり、亀頭を優しく撫でた。
「ああああ…うう…!」
ハルユキから甲高い喘ぎ声が漏れる。
体全体がブルブル震えて、快感に耐えているのが分かる。
「へぇ、ここが気持ちいいんだな?」
男ははそう言って微笑むと、今度は竿の部分をぎゅっと握り締めた。
そして、かなりの速さでその手を上下に動かし始める。
「うやぁぁっ!ああああっ…」
ハルユキの喘ぎ声と、亀頭と皮のクチュクチュという音が交ざり合った。
やがてこれ以上ないほど、ハルユキのチンチンはそそり勃っていた。


「ブタくん、すげぇよ。敏感すぎるぜ…」
「そんなわけ…ない…です…」
「じゃあ、こっちは感じるのかな?」
男は片方の手でチンチンを握りながら、もう片方の手を股間の下から奥に伸ばした。
その手はハルユキの股ぐらを通り抜ける。
お尻の穴への向かったのだ。
指がツンとお尻の穴に触れる。
「うあっ」
ビクリと反応するハルユキ。
くすぐったいやら、気持ちいいやら。
敏感な反応に取り巻きの連中から、思わずプッと吹き出し笑いがこぼれた。
「荒谷さん。ブタくん、すげー感じてますよ」
「ほう、どこかだ?」
「ケツの穴ですよ」
「おめーも物好きだな。ブタくんのケツを触って楽しいのか?」
「ケツじゃなくて、ケツの穴ですよ。このブタ、あんあん言わせてやります」
「どっちでも同じだろ。好きにしろ」
荒谷たちの好き勝手な発言を、ハルユキは唇を噛み締めて耐えるしかなかった。


男はゴム手袋をした人差し指を、カギの形にそっと折り曲げる。
今度はゆっくりとハルユキのお尻に、人差し指を1cmほど押し込んだ。
「痛いっ!」
ハルユキは顔をしかめる。
乾いた肛門には、ゴムの摩擦は耐えられないのだろう。
「ごめんごめん、さすがにこのままじゃムリか」
男はそう告げると、コンビニで購入してきた袋から、ハチミツのソフトチューブを取り出した。
一体、この男はどこまで準備をしているのか?
チューブを思いっきり絞り、金色のハチミツをじゅるじゅるっとゴム手袋に落とした。
甘ったるい匂い。
地面に滴り落ちるほど、ゴム手袋の上から人差し指にたっぷりと垂らしまくる。
ハルユキは甘い匂いに、ビクビクと体を震わせながら呟いた。
「それをどうするんですか…?」
「んーと、挿れやすいだろ?」
「挿れるって…?」
「ヌメヌメしてたほうが好きでしょ?」
「ボクのお尻に…まさか…」


ハチミツだらけのゴム手袋。
ネトネトと垂れ落ちる透明なハチミツは、それだけでヒワイだった。
再び濡れた人差し指が、ハルユキのお尻の穴に伸びる。
取り巻きは、ゆっくりと慎重に、ハルユキの肛門に指を挿入していく。
──にゅる!
そんな音がしたような気がした。
「ひゃあ!」
今度はまるで座薬がスルスルと肛門に入るように、人差し指の第一関節までスッポリと入ってしまったのだ。
グニュというゴムと肛門がこすれる音がする。
「はあああっ!」
思わず天に向かって絶叫するハルユキ。
ひんやりとしたゴムの感触が、ハルユキの肛門に染み渡り、その感触を耐えることはできなかった。
「あっ…んあああっ…やめてください」
「ケツの穴まで感じるなんて、ブタくんはエッチだなぁ」
「だって…そこはっ」
ハルユキはお尻な穴を閉じようと、必死に力を入れる。
しかし、男はさらに人差し指の第二関節までを、強引にハルユキの肛門に押し入れた。
さすがに声を殺すことは不可能だった。
「あああ!もうムリ、そこは…うううっ!」
「ブタくん、感じてる?」
「があっ…ボクの…お尻が…裂けちゃう!」
「本当は気持ちいいんでしょ?」
「ちが…ああああ…うう…あんっ!」
さらに指を押したり引いたりして、肛門の内側の襞を刺激していく。
「ぎゃっ、あっ、そこは…許してっ」


もう人差し指全体が、肛門に挿入されただろうか?
ギュッギュッというゴムのこすれあう音は、徐々にリズミカルになる。
指を押したり引いたりするたびに、ハルユキはブルブルと全身を痙攣させた。
やがてハルユキのチンチンに、ガマン汁が溜まり始める。
チンチンも、ビンビンにそそり勃っていた。
「ブタのくせにガマン汁を出すんだ。エロブタじゃん!」
「あああ〜っ!うくく…ああ…」
直腸近くまで達したゴム手袋の指は、ハルユキの理性を木っ端微塵に吹っ飛ばしていた。
「ああ…ううっ…」
「ブタくん、もっとあんあん言ってよ!」
人間はあまりに激しい刺激を受けると、声すら出せなくなる。
ハルユキは肛門を襲う壮絶な刺激に、息ができないほどの興奮を感じていた。
お尻の穴の襞はひどく敏感で、激しく上下に揺すらるたびに、ハルユキの呼吸はさらに荒くなった。
「ハァ、ああっ…このままじゃ、ボクは…!」
「もしかして、逝きてーんじゃねーの?」
その問い掛けにハルユキは、ただ熱い吐息を漏らした。
取り巻きのいうとおり、このままでは逝ってしまうのは時間の問題だったのだ。




次回、肉まんの刑です。

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