荒谷たちに陵辱されるハルユキだが…?
登場人物
ハルユキ。小柄で太った体型。性格は内向的。
荒谷とその取り巻きの2人。集団でハルユキをいじめている。
菅野(すげの)。ハルユキの担任。
取り巻きの1人は、ハルユキのチンチンと肛門を同時に刺激していた。
ハルユキは顔を天に向けて、熱い息を吐き続けた。
ガマン汁が滴り落ちる。
このままでは、もしかすると射精してしまうかもしれない。
そうなったら、恥辱どころの騒ぎではない。
ハルユキにとって最大のピンチといって良いだろう。
この状況を一歩下がって傍観していた荒谷が、取り巻きに対して口を開いた。
「おい、もう肉まんが冷めちまうぜ」
少しふて腐れたような声だった。
「もうちょっとでブタくんが精通しますよ」
「うるせーな。お前らがブタくんを逝かせるのは、10年早ぇんだよ」
「えー、もう少しなのに」
未練がましい取り巻きの発言に、荒谷が語気を荒げた。
「どけっ! 有田春雪は俺が最初に見つけたんだ。俺のモンなんだよ」
「……」
「お前らが好き勝手するな。俺がブタの扱い方をみせてやる」
「分かりました…」
取り巻きが弱々しく告げると、荒谷は満足したように笑みを浮かべた。
荒谷はハァハァと息をあげるハルユキの前に、堂々と立った。
「さてと、ブタくん。いよいよ肉まんの刑だ」
その言葉を聞いた瞬間、ハルユキはビクリと反応した。
ハァハァと息を荒げたが、冷や汗が同時に流れた。
全身に鳥肌が立ち、さらに噴き出す汗。
からからになる喉。
「お願いだからやめてくださいっ」
ハルユキはこの状況からなんとか逃れようと、体を左右に揺すった。
しかし、強力な力で羽交い絞めをされていて、抜け出すことは不可能だった。
「お願いだから…」
「いまさら何を言ってんだよ。もう肉まんを買ってきちまったんだ。ムダになるだろ」
持っているコンビニの袋から、おもむろに本物の"肉まん"を取り出す。
それはお店で売っている、いわゆる「中華まん」だった。
肉まんは、白くてスライムのような形をしていて、
中にジューシーな豚肉とタマネギなどをみじん切りにして入れたものだ。
荒谷はその1つを手に持ち、口の中に頬張った。
「うーん、肉まんはうめーな」
半分ほど肉まんを口にしたところで、荒谷は食うのをやめた。
残りの半分、つまり半円形になったものをハルユキに突き出す。
「有田、待たせて悪かったな。処刑の時間だ」
「あっ…あっ…!!」
「いい具合にチンコを勃たせてるじゃねーか。うまく突き刺さるな」
「お願いだからやめてっ」
「この豚肉とタマネギの具。それらがジューシーにチンチンと交じり合う」
「ひぃ…ダメッ、それだけはっ!」
「ブタにブタまん。お前にお似合いの刑だ」
「やめてっ!!」
「おい、お前ら。ブタが暴れだすから、力一杯に抑えてろよ!」
必死に許しを懇願するハルユキだったが、荒谷には全く届かないようだ。
荒谷は肉まんの具をハルユキの目の前に突き出し、それをチンチンの前に移動させる。
荒谷は半分食べ残した肉まんを、ハルユキの大切な部分の前に運ぶ。
そして、ジューシーな具の部分を、ハルユキの勃起したチンチンに一気にこじ入れた。
「うぎゃあああっ!」
まるで感電したかのように、ハルユキの体が大きく仰け反った。
──熱い。
ハルユキは髪を振り乱し、あらんばかりの力で体をくねらせた。
チンチンの竿と肉まんの具が交じり合い、グチュと音を立てる。
特に、先端の亀頭が肉まんの具に接触し、これが大変な刺激となっていた。
「ああああっ、やめて、熱いっ!!」
「これからが面白いんだろ!」
ハルユキは手足をバタバタと抵抗させ、のたうちまわる。
しかし、屈強な取り巻きの力に押さえられた。
敗者にトドメを刺すような、強烈な肉まんの刑。
肉体的にも、精神的なダメージは相当なものだろう。
チンチンに刺さったままの肉まんは、強烈な刺激となってハルユキを襲い続けた。
ハルユキは全身を痙攣させる。
顔をしかめ唇をギュッと噛み締めて、この地獄を耐え続けた。
荒谷はチンコに突き刺さった肉まんを、グルグルと回転させて奥にねじこんでいく。
「ぎゃあああ、やめてぇ!!」
「やめるわけねぇだろ」
「ボクのおちんちんが…おかしくなっちゃう!」
「しばらくは、ションベンするたびに苦痛が襲うぜ」
「あぐぐっ、があああっ!」
「もう二度と俺様に逆らわないと誓え!」
「ああああっ!!」
鼻歌交じりで、肉まんを突っ込む荒谷。
彼にとってハルユキが苦しむ姿は、自分にとっての悦楽なのだろう。
ハルユキは全身の毛穴から汗を噴き出させ、もはや失神寸前の状態、完全なグロッキーとなった。
「失神なんかしてんじゃーねーぞ!」
荒谷はハルユキの顔を往復ビンタをして、目を覚まさせる。
「ううっ、許し…て…」
「さぁ言え、"もう荒谷様には逆らいません"とな!」
荒谷が、さらに肉まんをねじ込もうとしたとき。
『お前ら、ここでなにをしているんだ!』
全員が我に返った。
(すげの・・せんせい・・)
ハルユキは遠くなる意識の中で、担任の菅野の姿を見た。
荒谷は、突然現れた菅野に相当に驚いたのだろう。
手に持っていた肉まんを、急いで口に運んで飲み込み、証拠の隠滅にかかった。
菅野は、不審な表情で荒谷に問いかける。
「ここでなにをやっていた?」
荒谷たちはバツが悪そうに、お互いに顔を見合わせる。
そして菅野に向かって返事をした。
「なにって、有田君がここで倒れていたから、介抱していたんですよ」
冷静な声だった。
しかしその答えに、菅野も負けじと切り替えした。
「介抱していただと? 有田の悲鳴が聞こえたぞ」
「だから、その悲鳴を聞いたんです。駆けつけたら、有田が倒れていたんですけど」
荒谷は、悪巧みに関しては、かなりの機転が利く。
それが今日まで荒谷が退学にならない理由のひとつかもしれない。
それでも、菅野はこの状況からして荒谷が主犯格であることを確信していた。
「おい荒谷、ウソをつくとお前のためにならんぞ」
すると荒谷はあっけらかんとした表情で、余裕の笑みを浮かべた。
「先生、まさか俺が有田に何かをしたと言いたいんですか?
俺は何もしてませんよ。よかったらソーシャルカメラで調べてください。証拠はあるんスか?」
この場所にソーシャルカメラはない。
よって、荒谷がイジメている決定的な証拠は何一つなかった。
「わかった。ただし、あとで進路指導室に来い。有田が倒れていたという状況を聞きたい」
「分かりましたよ、菅野先生。じゃ、あとは頼みますわ」
そういうと、荒谷たち不良グループは、せせら笑いながらその場をあとにした。
そこに残ったのは、担任と菅野とボロボロになったハルユキの2人だけだった。
次回から菅野編です。