ハルユキの苦悩(13)


菅野の献身的(?)な行動に戸惑うハルユキだが…?


登場人物

ハルユキ。小柄で太った体型。性格は内向的。

菅野(すげの)。ハルユキの担任。


「有田の男の部分を、治療する!」
菅野は再び、声高々に宣言した。
たしかにハルユキのチンチンは、
  荒谷が肉まんを突き刺したことによって、多少のダメージを負っていた。
いわゆるチンチンの軽いヤケドだと考えていい。
特に亀頭部分の皮膚は柔らかいため、感覚受容器が発達している。
このままでは、一週間はオシッコをするときに、ヒリヒリとした痛みが走るだろう。
それを菅野が治療してくれるというのだ。


「よし、はじめるぞ」
菅野は両手で頬をバンバンと軽くたたき、気合を入れる。
どうしてそんなに気合を入れるのか突っ込みたくなったが、それどころではなくなった。
いつのまにか、菅野がハルユキの下半身に移動し、
  ハルユキの両足首を持って、そのまま左右にグイッと大きく広げたのだ。
「ひぃえええ!」
まるで柔軟体操の手伝いでもしているかのように、
  菅野は何のためらいもなくハルユキを大股開きにしてしまった。
ハルユキの顔はみるみる真っ赤になり、思わず手でおちんちんを隠した。
「おい、有田。なぜチンチン隠しているんだ?」
「いや…だって、そこは…!」
「治療しないと大変なことになるんだぞ」
「はい、でも…」
「先生は有田のために、出来る事は何でもしてやりたいんだ」
菅野の気持ちは十分すぎるほど伝わってくるが、
  ハルユキにとっては自分のチンチンを間近で見られることほど、恥ずかしいことはない。
しかし、菅野の目は真剣そのもの。
本当に自分のことを心配してくれているのが分かる。
ハルユキは、そんな菅野に対して目を逸らして話すことすら失礼に感じた。


ハルユキは菅野の迫力に圧倒されて、小さく呟いた。
「分かりました。でも心の準備がまだ…」
「何をのんきなことを言ってるんだ」
もどかしいハルユキの態度に、体育会系の菅野も焦れてきたのだろう。
菅野はハルユキの両手首を無理矢理掴んで、バッと横に押さえつける。
「ひぃい!」
その瞬間、菅野の目の前にポロンとしたおちんちんが顕になった。
ハルユキは穴があったら入りたくなるほど、羞恥の心で一杯になる。


(有田のおちんちん…かわいいな…)
菅野の目の前に、ハルユキのかわいいおちんちん。
菅野は、男の大切な部分を隅々まで観察した。
親指ほどの大きさで、竿は長くはない。
だが太い。いわゆる短小包茎だろう。
玉袋はまん丸としたお腹の下に埋もれて、あるのかないのか分からないくらい小さかった。
しかし、先ほどの刺激により、竿だけはかなり勃起した状態になっている。
斜め45度にそそり勃っているのは明らかで、それは菅野もすぐに察知できるほどだった。
「見ないで…」
ハルユキは現実を逃避しようとしているのか、顔を横に叛ける。
弱々しい声で菅野に呟いた。
「センセ…ごめんなさい」
「有田、どうしたんだ?」
「だって…その…センセイが一生懸命に治療しているのに、ボクは…」
ハルユキが勃起していることを謝っているのだと、菅野はすぐに理解した。


ハルユキはまだ中学一年生。
感受性の強い年頃だ。
自分の勃起したチンチンを、他人に見られるのは相当に恥ずかしいだろう。
だから菅野はあえて、勃起していることを指摘することはしなかった。
それにしても、ハルユキが誠実に謝っている姿は、たまらなく可愛らしく感じる。
菅野はハルユキの素直な性格が、大好きだった。
「有田、すまなかった。先生はお前の気持ちを考えなかった」
「いえ、別に謝らなくても…」
「自分のチンチンを見られるなんて恥ずかしいよな。
  先生はもう恥ずかしがる年ではないが、有田くらいの年頃ならば見られたくないのは分かるぞ」
「はい…」
「しかし、先生は最後までやり遂げたいのだ。有田のおちんちんを治療したい!」
言っていることは無茶苦茶なのだが、妙な説得力があった。
「……。分かりました…」
菅野のような体育会系の教師は、一度言い出すと意見を曲げようとしない。
ハルユキは、もはや諦めるしかなかった。
自分の全てを、菅野に晒すしか道は残されていないようだ。


ハルユキはまだ恥ずかしいのか股を閉じようと、太ももをモジモジとしていた。
その姿がこれまた可愛らしくて、菅野は暖かい表情になった。
菅野はクスッと微笑みながら、開いた股の間にゴソゴソと入り込んいく。
「わああっ!」
「そんなに驚くことではないだろう?」
「だって…!」
「こうしないとチンチンが見づらいんだ」
たしかに見づらいのかなと思ったが、
  実際に股の間に体をねじ込まれると、穴があったら入りたいくらいに恥ずかしいのも事実だった。
しかし菅野はそんなことはお構いなしに、「おっしゃ」と気合を入れる。
そして、ハルユキのおちんちんの付け根に手を伸ばし、そっと握った。
「うあっ!」
ハルユキの体が仰け反る。
チンチンの付け根が、熱い。
ハルユキの恥ずかしさと脈動が、すべてココに集まっているのではなかと思うほどの熱さだ。


菅野の手の中でビクビクと脈動する、ハルユキのおちんちん。
──かわいい。
声には出さなかったが、菅野はそう思った。
中学生という年頃だからか、
  ハルユキのチンチンは、鮮やかなピンク色をしていて汚れのひとつもない。
亀頭は先ほどの肉まん攻撃で、少しだけ腫れている感じがする。
だが亀頭のピンクと肌の白色が相まって、若々しさを十分に感じるものだった。
菅野は、唇をハルユキの亀頭に近づけた。
肉まんとオシッコの混じった匂い。
そんな香りが漂ったが、菅野はなぜか汚いとは思わなかった。
おちんちんの付け根を、思いっきり握り締める。
「はぁ、ううっ!」
「よし、行くぞ!」


菅野は口にたっぷりと唾液を集める。
そして思い切って、ピンクの亀頭を口の中に一気に咥え込んだ。
「うわあっ、はぁ…ややっ…!」
ハルユキの体はまるで電流が流れたように、ビクンッ!と反応した。
まずはヤケドをしている部分を、丁寧に扱わなければならない。
菅野は頬を膨らませて、口に大量に集めた唾液で、亀頭全体を濡らす。
舌で丁寧に亀頭全体に、唾液を浸透させた。
こうすることで、亀頭部分に保護膜のようなものを作るのだ。
「はあっ!あっ…あっ」
グヂュという奇妙な音。
おちんちんを咥えた口から、余った唾液が滴りおち、太ももに流れ落ちるほどだ。
菅野はそれを舐め取るように、舌を使っておちんちんをしゃぶりだした。
ゆっくりと亀頭の溝を舌でなぞる。
舌と唾液をフルに使って、とりあえず尿道らしき所を突いてみる。
まだ刺激になれないハルユキにとって、暖かい舌と唾液の感触は、ひどく効くのだろう。
「ふあっ、センセ…そんなこと!」
体をくねり、悶えるハルユキ。
亀頭に感じる暖かい唾液は、ハルユキの脳を快感という麻薬で一杯にさせるのに十分だった。


菅野はチュパチュパとうまい棒をしゃぶるように、ハルユキのチンチンをねぶった。
「うあっ…うっ」
湿った舌の感触。
ヌメヌメとしていて気持ちよくて、そして暖かくもあった。
唾液が零れ落ちないように、菅野は舐め取るようにしゃぶり続ける。
亀頭の溝を、舌の先でゆっくりとなぞってみる。
さらに上唇と下唇で、おちんちんを挟んで上下にゆっくりとさする。
尿道をチロチロと刺激する。
「ああっ…センセッ、そんな…!」
中学生という年齢には、あまりに強烈過ぎた。


「センセ…ああっ…」
ハルユキは、狂ったように悶えるしかなかった。
全身の毛穴から汗を噴き出して、髪を振り乱す。
「あっ…くっ…、そこは…!」
菅野は暖かい舌で亀頭を柔らかく包みこみ、唾液を垂らし続けた。
舌先で少しずつ、亀頭と尿道をチロチロと突いていった。
「はっ、あ、そんな、うう…」
しばらくハルユキはベッドの上で激しく悶絶し、ハァハァと熱い息を吐き続けた。
……。
菅野はハルユキのそそり勃ったおちんちんを、時間をかけて丁寧にねぶり続けた。
少し経つとハルユキのうめき声が消えて、表情が穏やかに変化していった。
まるでネコが満足し安心しているときに、
  ゴロゴロと喉を鳴らすように、声帯を震わせていたのだ。
──ん、有田のヤツ、気持ちいいんだな。先生にも分かるぞ。
菅野にも同じような体験がある。
セックスをしてアソコを気持ちよくしてもらうと、グーグーと眠りそうになるのだ。
いまのハルユキはそれに近いんだろうなと、菅野は思わず微笑んだ。


心地よい呼吸となったハルユキ。
子豚のように、丸い体を大の字にして無防備になっていた。
(有田はまるで、子豚のようだな。それはそれでカワイイ…)
眠るようなハルユキに、菅野はそのまま亀頭をゆっくりとねぶり続けた。
舌で丁寧に、そして優しく。
……。
菅野はしばらくして、ふと亀頭から唇を離した。
ぐるると猫が鳴くような声を出して、静かな呼吸をするハルユキ。
もう一度、ハルユキの男の隅々を観察してみる。
斜め45度にそそり勃ったチンチンは、
  愛撫を始める前から比べると、これ以上ないほど勃起しているのが分かる。
竿の長さは親指ほどのなのだが、勃起すると太さはかなりしっかりとしていた。
亀頭の先端からは、トロトロと透明な液体が滴り落ちる。
唾液かと思ったが、よくみるとそれはハルユキが延々と流し続けるガマン汁だった。
──有田、お前は可愛らしい反応するヤツだな。
一瞬、この天使のような子を、食べてしまいたいと菅野は思ったが、すぐに我に返った。


菅野は再び、おちんちんの付け根をしっかりと持つ。
今度は付け根を上下にピストン運動するように、しっかりと擦りつけた。
さらに亀頭にしゃぶりついて、唾液でたっぷりと濡らしていく。
まだ年端も行かぬ中学生には、単純だがこの刺激が一番気持ちいいだろう。
ぐじゅ、じゅるる、というチンチンと唾液が交じり合う音だけが保健室に響いた。
……。
突然、ハルユキが「わわっ!!」という声にならない悲鳴を上げる。
菅野は驚いて、咥えたチンチンを吐き出した。
「ど、どうしたんだ?」
「センセッ、ごめんなさいっ」
「なにがだ?」
「出ちゃいますぅ…」
「出るって?」
「ボクのおちんちんがドクドクって…、もう止められませんっ」
──有田のヤツ、気持ちよくなりすぎて、射精したいのか!?


おちんちんを舐めているのだから、きっと射精もしたくなるだろう。
こうなることは、菅野はある程度は予測していた。
というよりも、ここまで来たら逝かせてあげたいと思ったのも、事実だった。
だから、落ち着いた声でハルユキにキッパリと断言した。
「俺の口の中でするんだ!」
「ええっ!?」
「ベッドに精子が飛び散ったら大変だからな。先生の口の中で思う存分射精しろ」
「でも…先生が…」
「俺はどうなっても構わん。だから射精しろ」
どこかの映画かドラマで似たようなセリフがあった気がしなくもないが、
  もはや、ハルユキは我慢できないほど、おちんちんの脈動が限界にまで達していた。


菅野はもう一度ハルユキのおちんちんを咥えた。
そして唾液でネットリと亀頭を包み、そして舌で亀頭の周囲をなぞった。
「ああっ…うう……気持ちいい…」
「ボコガダ?(どこかだ?)」
「ああっ…先生の舌が…心が暖かくて…うあっ!」
ハルユキの顔は、はっきりと分かるくらいに紅潮していた。
腰にグッと力が入り、おちんちんを突き上げるような体勢になる。
菅野も気合を入れて、さらに激しく唾液を口から垂らす。
グチュとした激しい音がチンチンと交じり合った。
「センセッ、やっぱり口を離してっ!」
ハルユキが最後のお願いをした瞬間…。


──ドピュッ!
菅野の口の中で、何かが破裂するような音がした。
荒谷の陵辱のときからずっと焦らされたからだろうか。
一体、この小さなおちんちんのどこに、
  大量の精子が蓄えられていたのかと思うほど、ハンパない量が放出される。
菅野の頬は、まるでおたふく風邪のように、どんどんと大きく膨らんでいった。
(こりゃ口の中に収まりきらん!)
あまりの精液の量に、菅野はゴクリとそれを飲み込んだ。
それでもまだ、ハルユキのおちんちんからは、ビュッビュッと精液が飛び出していた。
菅野は、残りの精液すべてをチュウチュウと音を立てて吸い取る。
急いで立ち上がり、口の中にあるものを流し台で吐き出した。
(ハァハァ、すごい量だった…。それにしても有田のザーメンは綺麗だな…)
真っ白な精子だった。
普通、おしっこが水のように混じっているのだが、
  ハルユキのそれは、練乳のような真っ白なドロッとした液体で、不純物が一切ないようだった。
若いってすごいなと、菅野は感嘆しなからハルユキのところに戻る。
ティッシュを数枚取り出して、ハルユキの体を優しく拭いてあげた。


激しい射精が終わった後、菅野はもう一度ベッドにのっかった。
今度は、ハルユキの隣で添い寝するように寝転がる。
ハルユキは恥ずかしいのか、プイッと菅野とは反対の方向に体を向けた。
まだハァハァという荒い息遣いをしていたが、背中は少しだけ震えていた。
おそらく射精してしまった自分に後悔しているのだろう。
菅野はハルユキに暖かい声をかけた。
「有田、こっちを向け。先生をみろ」
ハルユキはビクッと震えた後、恐る恐る菅野の方向に体を向けた。
見つめあうハルユキと菅野。
ほんの数センチの距離だった。
「有田、痛みはどうだ?」
「はい…だいぶ良くなりました…」
「どうした、恥ずかしいのか?」
その言葉に、ハルユキは頬を赤らめて返事をした。
「先生、ごめんなさい…射精しちゃって…」
「先生はうれしいぞ」
「えっ…?」
「俺は担任として、有田のことがきちんと知りたかった。
  でもお前はなかなか心を開いてくれなかった。だからずっと悩んでいた」
「……」
「いまだから言うぞ。俺は担任として…その……守ってやりたかった。
  でもどうしたらいいのか分からなかった。今日、やっと少しだけ望みがかなった」
「センセ…」
「だからいま、とても嬉しいんだ。有田春雪がやっと俺を頼ってくれたことが嬉しくてたまらない」
その言葉にハルユキはグッと涙を堪えた。


菅野は、まん丸なハルユキの体をギュッと抱きしめた。
その体は小動物のように柔らかくて、なんだかいい匂いがした。
一方のハルユキは菅野の大きな胸の中で、いままでに感じたことがない安心感を得ていた。
「すげのセンセ…!」
「この中学にいる間は、ずっと俺を信頼して欲しい。頼り続けて欲しい。
  先生は有田の親友にはなれない。だが有田の一番の心の支えになれるぞ!」
「はい…センセッ…うっ…ううっ…」
ハルユキの頬に、いつのまにか涙が伝っていた。
このあと、しばらく2人は保健室で抱き合って眠った。
菅野の暖かい胸。
このとき初めて、ハルユキは何の苦悩もなくスヤスヤと眠りについたのかもしれない。
そして、ハルユキはまだ自分の心の変化に気がついていなかった。




すみません、もう少しだけ続きます。

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