純平小説(完)


陵辱の表現能力の限界に達したので、今回で終了とします(←またかよ)。


登場人物

柴山純平。ブリッツモンに進化する。

ブリッツモン。純平がデジタルワールドで進化した姿で、伝説の十闘士の1人。

神原拓也。5人のリーダー的な存在だが、純平よりも1つ年下。

ボルケーモン。メルキューレモンの配下でサイボーグ型デジモン。

黒いブリッツモン。メルキューレモンの配下で相手の精神を読み取り、姿を自由に変えられる。


純平のおちんちんの脈動はすでに最高潮に達していた。
「起きろ、純平。もう逝きたいんだろ?」
ブリッツモンは、純平のそそり勃ったおちんちんを撫でながら話しかける。
「・・・」
「純平?」
「う・・うん・・・お願い・・気持ちよく出させて・・」
もはや純平にそれを拒絶をする意思は残っていなかった。
「それでいい、柴山純平・・」
ブリッツモンは純平のチョコまみれのおちんちんを、ぎゅぅっと強く握り締める。
そのまま舌で亀頭をベロベロとしゃぶりながら、手で上下に擦りつけ始めた。
「んんっ!ぐあぁっ!」
グチュッという、チョコと唾液とガマン汁が混じりあった奇妙な音が響く。
「んあぁぁぁぁ・・・・で、でちゃう!!」


ドピュッ!!
その瞬間、暖かい白い液体が、純平のおちんちんから大量に飛び出した。
「フフ、随分溜まっていたな・・」
その液体はチョコに混じりあい、ココアのような色に変色していく。
「純平、気持ちよかったか?」
「う、うん・・」
純平の体温は上昇し、まるで、体からチョコレートの湯気か立っているかのようだ。
純平の目から涙が零れ落ち、顔はピンク色に紅潮していた。
「チョコの味がするブリッツモン・・いや柴山純平か」
ブリッツモンとボルケーモンは快感に溺れ切った純平をみて、勝利の笑みを浮かべた。


「俺の役目は・・・終わったんだよね・・・ブリッツモン・・?」
「いや、終わらないさ。お前の体がさらに愛おしくなった」
「えっ・・?」
ブリッツモンは自分の肉体をスキャンして、人間界に戻してくれるんじゃなかったのか?
純平は、ブリッツモンの言葉の意味が理解できなかった。
「意識が飛ぶほど気持ちよかったのだろう? これからもずっと快感に浸らせてやるぞ」
「俺の体と遺伝子が必要だったんじゃないの・・?」
純平は恐る恐る質問する。


「お前の体は最高だな。本物のブリッツモンが選んだだけはある」
「ほ、本物・・?」
純平はハッとする。
「お前はやっぱり・・・ニセモノだったのか!」
「そんなことは、快感に溺れたお前にはもはや関係あるまい」
「なっ・・」
「気持ちよかったのだろう?」
「俺は・・・俺は本当にブリッツモンが蘇ると思ったから・・・その言葉を信じて従っただけなのに・・・」
「フン。お前は言葉では綺麗事を言っているが、ずっと快楽に浸り続けていたではないか。
  本物のブリッツモンも、きっと今はお前に失望しているぞ」
純平は黒いブリッツモンの言うことに、反論できなかった。
(俺は・・・薄々コイツがニセモノじゃないかと思っていたのに・・・。自分自身に負けて、気持ちよさに浸りきって・・。
 俺はなにをやっていたんだ・・・)
純平は自分の心の弱さに情けなくなり、自分を責めた。
(やっぱり俺には、伝説の闘士の資格なんてないのかな・・・)
グッと涙をこらえる。


「純平、私に従属しろ。人間界の嫌なこともすべて忘れられるぞ」
「誰がするもんか・・!」
「せっかくお前の意識を探って、みじめな過去を清算してやったのに。
  私に従っていれば、人間界に帰って友達で悩むも必要もないぞ」
「くっ・・・」
「もっとも、わがままで自分勝手なお前に、友達なんかできっこないだろうがな」
「そうかもしれない・・・でも俺は変わりたいんだ・・・過去の自分から!」
そういうと、純平の顔から迷いは消えていた。
(チッ、伝説のスピリットとブリッツモンの化身を手に入れたと思ったのに・・。
 しかし、あれだけ骨抜きにしてやったのに・・・伝説の十闘士に選ばれた理由はこの心の強さなのか・・)
黒いブリッツモンは純平の強い意志に驚いた。


「過去の自分から変わるか・・・立派な心意気だが、この状況ではそれもはかない夢だな」
「な、なにっ・・・」
「柴山純平、最後の選択だ。私に従うか、それともここで朽ち果てるか、どちらか好きな方を選ぶがいい」
「うぅ・・・」
「さぁ慎重に選べよ。お前は可愛いヤツだが、私に従わないのではあれば・・」
そういうと、黒いブリッツモンは再び雷を手に集め始める。
純平の目には、バチバチと輝く稲妻が映っていた。
「ブリッツモンの雷は・・・デジタルワールドを救うためにあるんだ・・・。
  お前のような・・・人の心をもてあそぶヤツが使うな・・」
「なんだと?」
純平はゆっくりと目をつぶった。
(ブリッツモン・・・まだ俺を闘士として認めてくれるなら・・・。
 俺にもう一度力を貸して・・!)
次の瞬間、純平は叫んでいた。
「お願い!俺のスピリット!!」
純平が叫んだ瞬間、青いデジバイスが光り輝いた。
黒いブリッツモンはその光の輝きに驚く。
「まさか、純平とあのデジバイスが共鳴しているのか?」
デジバイスは、フッと空中に消え、純平の手元に現れた。
(ブリッツモン・・・まだ俺のことを信じてくれるんだね・・)
純平はデジバイスを胸に抱いて涙を流した。


「それがお前の選択か。残念だぞ」
黒いブリッツモンとボルケーモンは不気味に笑う。
純平はチョコまみれの体のまま、フラフラとと立ち上がった。
「まだ・・戦える・・・」
「フハハ。いまさらデジバイスを手に入れたところで、我々2人とどうやって戦うというのだ?
  そんなボロボロの体で・・」
「だ、黙れ・・。俺は最後まで戦う。お前らなんかに従ってたまるか・・」
純平は黒いブリッツモンをキッと睨めつめる。
(ブリッツモン、お願い。これが最後の進化でもいい・・・だから力を貸して!)
純平は叫んだ。
「スピリット・・・エボリューション!」
純平は進化してブリッツモンの姿となった。


黒いブリッツモンは、本物のブリッツモンをみて呟いた。
「これが伝説の闘士、本物のブリッツモンか」
「お前らみたいなデジタルワールドの危機も感じないヤツに、やられてたまるか・・ミュルニルサンダー!」
そういうと、ブリッツモンは今ある力をすべて込めて、拳を地面に叩いて稲妻を発生させる。
しかし、黒いブリッツモンも全く同じ動作をした。
「バカめ。その技は私にもできるぞ。ミョルニルサンダー!」
2つの稲妻は、途中でぶつかり合い、爆発音とともに消え去った。
「ば、ばかな・・」
純平は驚いた。
まさか、黒いブリッツモンが自分と同じ威力の技を使ってくるとは。
黒いブリッツモンは、ボルケーモンに目配せをする。
ボルケーモンは背後から忍び寄り、ブリッツモンをガッチリと拘束した。
「し、しまった!」
黒いブリッツモンは、本物のブリッツモンをじっくりといたぶった。


「2対1なんて卑怯だぞ!」
「フン、戦いに卑怯もなにもあるものか!」
純平の体は疲弊しきっていた。
黒いブリッツモンとボルケーモンからの陵辱、そしていままた追い討ちをかけるような攻撃。
もはや成すすべもなく、サンドバックと化していた。
「フフフッ、この攻撃はどうかな?」
黒いブリッツモンは、興味深くブリッツモンの股間をギュッと握る。
「はうぅ!!」
ビクンと反応するブリッツモン。
「お前は進化したといっても、柴山純平なのだ。ここの部分はバッチリ反応するな」
「あぁぁ!」
「フハハ。甘いチョコの匂いがするぞ、伝説の闘士ブリッツモン。いや柴山純平!」
ブリッツモンの姿のまま悶え苦しむ純平。


しかし、そのとき純平に話しかける者がいた。
(純平・・・)
(だっ、誰・・・?)
(純平・・俺だ・・)
(ブリッツモン・・?)
気がつくと、純平は宇宙空間のような何もないところに浮いていた。
(どこだよ・・ここは・・・)
すると、目の前に青いブリッツモンが立っているではないか。
(まさか、本物のブリッツモン!!)
純平は泣きながら、ブリッツモンに抱きついた。


(うっうっ・・ブリッツモン・・会いたかったよ・・)
泣きじゃくる純平。
(純平、しっかりしろ!)
ブリッツモンは、そんな純平を優しく抱いた。
ブリッツモンの大きな胸板。
とても暖かく感じる。
(一体どうしたんだ?体がチョコまみれじゃないか)
(う・・うん・・ごめん・・)
するとブリッツモンは、純平の顔についたチョコを、指で優しく拭き取ってあげる。
純平はそんなブリッツモンに、必死に笑顔を作ろうとする。
しかし、涙が止まらなかった。


ブリッツモンは純平を優しく抱きながら、話した。
(純平、最後まで戦うんだ。俺がついているぞ)
(でも、俺はもう・・・ブリッツモンと一緒に戦う資格なんてないよ・・・)
(なにを弱気なことを言ってるんだ!)
(あんなヤツらに簡単に騙されて・・・もうボロボロで力がでないんだ・・)
いまにも崩れそうな純平を、ブリッツモンはさらにギュッと抱きしめる。
(俺はようやくお前の意識の中で、こうして実体化できるまでになったのだ。
  それは純平が、ずっと勇気をもって戦ってくれたおかげなんだ)
(俺の意識の中で・・・?本当に・・?)
(そうだ)
(じゃ、これからは進化すれば、いつでも話ができるの!?)
(あぁ。だが、この危機を乗り越えるために、俺はこの命をすべてエネルギーに変える)
(そんなことしたら、もうブリッツモンと話せないじゃないか!一人ぼっちは嫌だよ・・)
純平は泣きながら訴える。
(お前は1人じゃない、拓也たちがいる)
(だ、だけど・・・)
(それにまたいつかお前とこうして話ができる時がくるさ)
(もっと・・もっと話がしたいよ・・ブリッツモン・・)
そういうと、純平は震えながらブリッツモンにギュッとしがみついた。
(純平・・!)


ブリッツモンは純平のことを思いっきり抱きしめた。
(お前は誰よりも優しくて素直な子だ・・・だから純平を俺の闘士に選んだんだ)
(でも、俺はわがままで自分勝手で・・・)
(それは違う)
(俺のことが分かるの・・?)
(分かるさ。いままでずっと俺とお前は一緒に戦ってきたんだから)
(ブリッツモン・・!)
(だから最後まで戦うんだ。忘れるな。俺はお前のそばにずっといるぞ)
すると、ブリッツモンの体はスッと消えていく。
(ブリッツモン!行かないで!)
いままで抱きついていたブリッツモンの体が透明になり、なにもなくなってしまった。
(嫌だ・・・また俺を1人にしないで・・お願い・・)


ふと気がつくと、純平の目の前に黒いブリッツモンがいた。
先ほどのブリッツモンは、夢だったのか。
「ハハハ、あまりの快楽に意識が飛んでしまったようだな」
黒いブリッツモンとボルケーモンは、本物のブリッツモンの体で遊んでいた。
「お、お前ら・・・ブリッツモンの体を汚すな・・・」
「なにを、くだらないことを」
「お前らだけは、絶対に許さん!」
突然、純平に力がみなぎってきた。
(この力は・・・そうか、これはさっき消えたブリッツモンの命の力なんだ・・)
純平は渾身の力を込めて叫んだ。
「怒れ雷よ!トゥールハンマー!ライトニングボンバー!ミョルニルサンダー!」


「バ、バカな!」
3つの必殺技を同時に繰り出すブリッツモン。
それぞれの技が合体し、巨大な雷となって黒いブリッツモンとボルケーモンを直撃した。
「うぎゃああ!!」
2体のデジモンに、デジコードが浮かび上がる。
「悪に染まりし魂よ。我が雷が浄化する。デジコードスキャン!」
「し、柴山純平・・・ここまで追い詰めて・・・・無念だ・・」
そういうと、黒いブリッツモンとボルケーモンは、デジコードとなってデジバイスへとスキャンされた。


純平は、ブリッツモンから進化がとけ、元の体に戻った。
しかし、裸のままグッタリと倒れた。
純平の顔は涙でぐしゃぐしゃになっていた。
(ブリッツモン・・・せっかく俺の意識の中で蘇ったのに・・・俺のせいでまた・・・)
純平は自分が情けなかった。
ブリッツモンは確実に蘇っていたのだ。
しかし、自分が黒いブリッツモンの罠にはまってしまったために、ブリッツモンはその命を力に変えて犠牲にした。
純平は青いデジバイスを握り締める。
(俺のせいで・・・俺のせいで・・うっ・・・うっ・・・)
<純平・・・お前のせいじゃない>
(えっ・・?)
<お前の純粋な心を敵が利用したんだ・・・だがその心を決して失わないでくれ>
(ブリッツモン・・?)
<俺はまたいつか蘇る・・だからそのときまで一緒に戦ってくれ。約束だぞ>
「ううっ・・・ブリッツ・・・モン・・・」
気のせいではない。たしかにいまデジバイスからブリッツモンの声がしたのだ。
「うっ・・うっ・・・これからも俺とブリッツモンはいつも一緒なんだね・・」
純平はデジバイスを優しく胸の中に抱いた。


「おい、純平!どこにいるんだー!」
なにやら向こうから声がする。
「た、拓也!?」
拓也が自分を迎えに来てくれたんだ。
純平は涙を拭きながら、叫んだ。
「拓也!こっちだ!」
「純平、やっとみつけたぞ。全く手間かけさせやがって・・ん?」
拓也が純平をみると、裸でしかもチョコまみれになっている。


「や、やべっ!」
拓也の視線に、いまさらチョコが染み付いた裸の格好に気がついた純平。
急いで股間を両手で隠す。
「おい、純平? お前どういう趣味してるんだよ?」
「こ、これは・・・その・・あの・・」
純平はモジモジとしながら、急いでオレンジのTシャツとパンツを探して手にとった。
「まったく世話が焼けるぜ・・はい、これも」
そういうと、拓也は純平の青いツナギを持ってきた。
拓也はニコッとする。
「敵に襲われたんだろ? なんで俺たちに早く知らせてくれないんだよ」
「拓也・・・ごめん・・俺、拓也のことを信じきれなかった・・」
純平はそう言いながら、目をつぶって震えた。
拓也はそのセリフを聞いてキョトンとしていたが、すぐに笑顔になる。
「なに難しいこといってるんだよ? あそこに見える岩場の影にみんないるから、早く着替えろよ! 心配してるんだぞ」
「拓也・・・」
そういうと、拓也は口笛を吹きながら、純平に背を向けた。
純平は、拓也の行動にホッとする同時に、その気遣いがうれしかった。
拓也は分かっているのだ。純平がとても恥ずかしがり屋であることを。
拓也のそういう人を直感的に理解できるところが、リーダーとして認められるんだろうな、と純平は思った。


純平は体のチョコレートを拭きながら、デジバイスをみつめる。
(ブリッツモン・・・いつか、絶対に2人で話をしようね・・。俺、それまで戦い抜いてみせる!)
純平はなにか吹っ切れたようだった。
「おい、純平!早く服きないと、泉にこのこと言いふらすぞ!」
なかなか準備ができない純平に、後ろを向いている拓也がせかす。
「拓也!そんなことしたら、お前に雷を落とすぞ!」
「あはははっ」
純平は拓也のいうことが、冗談だとは分かっていた。
そして、少しずつ拓也との距離か近づいていることを肌で感じ取っていた。
もしかして、友達ってこうやって出来ていくのかな・・・。
純平の顔は、少し大人の顔になっていた。


あらゆる意味でやっちゃっている小説になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
Web拍手で「純平小説も」というリクがあったので、がんばって書いてみました。拓也や友樹のネタのほうがほのぼの感がでてが書きやすそうだったんですが、自分はブリッツモン×純平っのてを書いてみたかったので、トンデモアホ小説となりました。チョコプレイは、これまた小説仲間の××さん(仮)からのリクでやってみたのですが、いざ出来上がるとかなり変態的になり自爆しました(w。これは俺を変態にするための柳生一族以上の陰謀だっ!(w
純平はとても素直で優しい子供だから、黒いブリッツモンが薄々偽者だと思っても、それに反抗できない。純平はブリッツモンのことが大好きだし、最後まで信じたいという心があると思うんですね。だから脱がされても「やめて」と言いながら、逃げずに受けてしまう。実際にはその純粋な心があるからこそ、本物のブリッツモンに認められたんじゃないかという、最後の部分の妄想です。陵辱はやりたい放題になってしまって、純平好きな人からは殴られそうですが・・。勘弁してください。

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