デビル友樹×純平小説(5)


友樹って怖っ!(違っ)


登場人物

柴山純平。お金持ちの1人っ子で、手品がうまい小学6年生。

氷見友樹。デビルな性格が徐々に・・。

突然、悪魔の笑みを浮かべた友樹に対し、純平は・・?


友樹の普段からは考えられない表情。
純平は狼狽した。
「ねぇ、純平さん?」
「な・・な・・なんだよ・・」
「純平さんって、すごい感度いいんだね」
「さっきから、なに訳分からないこといってるんだよ!」
「キャハハ。そんなに唾飛ばしてムキになっちゃって。純平さんって可愛いんだから」
「友樹!それ以上いうと、マジで怒るぞ!」
友樹の発言に、怒りよりも、むしろ焦りを感じる純平。
一体、どっちが年上でどっちが年下なのか。
どんどん形勢が不利になっていく純平は、次にどうしたらよいのか言葉に詰まっていた。
「純平さん、乳首舐められたとき、すごい喘いでいたよね?」
「な、な、なに言ってるんだ・・」
「全く、純平さんはウブでエッチなんだから」
「と、友樹ぃぃ!」
もはや泣きそうな声の純平。


友樹の思いも寄らない行動と発言に、純平は圧倒され、気が動転していた。
友樹って、こんなダークなヤツだったか?
いじめられっ子だったはずなのに、友樹にこんな裏の顔があったなんて・・!
友樹は性について、もしかしたら自分よりも詳しいかもしれない。
さっきの「ママが恋しい」というのも実は演技だったんじゃないか?
そう考えたとき、純平は愕然とし、背筋にゾッとするものが走っていた。
(友樹のヤツ、俺をどうするつもりなんだ・・)


「純平さん?」
「な、なんだよ」
「これから僕が、純平さんが淫乱なのを証明してあげるね」
「証明って・・・?」
「こうするの」
そういうと、友樹は純平のツナギのチェックに手をかける。
そのまま「えいやっ」という掛け声をかける。
森全体に金属が軋むような乾いた音が響き渡った。
それは、ツナギのチャックが股間の終点まで到達したことを意味していた。


「あわわわっ・・」
股間周辺が妙にスースーとする。
あまりの突然の出来事に、純平は呆然とする。
ツナギという鉄壁の鎧があっという間に脱がされ、ついに下半身がパンツ一枚になってしまったのだ。
「へぇ。純平さんって僕と同じブリーフ派なんだ。しかも真っ白のブリーフだね」
「バ、バカヤロウ! 見るな!」
「ホラ、こんなに勃起しちゃってるよ」
そういうと、友樹はこんもりと盛り上がった純平のおちんちんを、ブリーフの上から鷲づかみにした。



「あああああっ!」
純平はそのままカクカクと震えだし、固まってしまった。
年下の少年に、おちんちんを掴まれるという恥辱。
おちんちんから発信された衝撃は、純平の理性をあっという間に吹っ飛ばしていた。
純平は友樹の行為をなんとかやめさせようと、体に力を入れてみる。
しかし、恥辱と快感でドロドロに染まる心が、それを萎えさせていた。
「うぐっ!あがっ!とも・・き・・やめろ・・!」
「ちょっと観察しちゃおうかな?」
そういうと、友樹は純平のブリーフの形状を調べ始める。


純平のブリーフのてっぺんは、すっかりと濡れぼそり、中が透けて見える。
どうやら、ガマン汁が大量に噴出しているらしい。
顔を近づけると、ドクンドクンという純平のおちんちんの脈動が聴こえるようだ。
「ねぇ、純平さん?」
「あうあう・・」
「すごいガマン汁が出てるよ。もしかして、握っているだけで逝っちゃうんじゃない?」
「バ、バカなこというなっ!」
一体、年下の友樹が、どうしてこんな発言をするのか?
純平は全く理解できないまま、事態は勝手に進行していく。


友樹は純平のパンツのてっぺんを、親指と人差し指で軽く摘んでみる。
そこは、男の性感帯の中でも、最も強烈に感じる"亀頭"だ。
さらにその部分を、ちょっと力を入れて潰してみる。
「うひゃああっ!ひぃぃ!」
「勃起すると、僕のお兄ちゃんよりも大きいんだね。それにおちんちんがビクビク震えてるよ」
「と、友樹ぃぃ・・・」
純平の顔は目尻が垂れて、いまにも泣きそうなな顔になっていく。
「まったく、純平さんは淫乱なんだから」
勃起したものを掴まれ、さらにおちんちんの脈動まで指摘されてしまうと、
 さすがの純平も、もはや何もいい訳をすることなどできなかった。
「はぅっ、くぅぅ」
必死に歯を食いしばって、喘ぎ声を出すまいとする純平。


「純平さん?」
「な、なんだよ・・」
「手品のタネはもう全部だしちゃったからさ・・次はおちんちんからタネを出したいよね?」
「へっ!?」
「"射精"・・・したいんでしょ?」
「ええっ!?」
(いま、"射精"って言ったよな・・"射精"って・・)
まさか、友樹から「射精」という具体的な言葉が出てくるなど、夢にも思わなかった純平。
一体、なにをどう答えていいのか、頭がショートしかかっていた。
「僕知ってるよ。純平さんはデジタルワールドに着てから、一度も"オナニー"してないでしょ?」
「えええっ!?」
「僕、ずっと純平さんのこと見ていたんだもん」
「ど、ど、どこで、そんな言葉どこで覚えたんだ」
「純平さんに気持ちよく射精してもらいたいから、抵抗しないでくれる?」
「気持ちよくって・・?」
「僕のテクニックにかかったら、純平さんはたぶん1分もしないうちに逝っちゃうと思うよ」
「テクニックって・・なんだ・・」
友樹の言っている意味がさっぱり分からない純平。
さらに、自分の大切なおちんちんを握られている状況に、純平の心はどんよりとした不安が覆いつくす。


友樹はおちんちんの根元を、パンツ越しにギュッと握り締める。
そして、もう片方の5本の指で、亀頭を思いっきり摘んだ。
「ふんぎゃあああ!!」
まるで雷が直撃したんじゃなかという衝撃に、純平は体を大きく震えさせ、そのまま地面に寝転がってしまった。
「じゃ、パンツ脱がすね」
(なっ・・!)
耳を疑うような言葉に、純平はビクッと反応する。
「とも・・ともき・・ちょっと・・・タンマ・・!」
全身がガクガクに震える純平にとって、これが精一杯の言葉。
友樹は純平のパンツに親指をそっとかける。
「ちょ、ちょっと・・まっ!」
純平の思考が間に合わないうちに、友樹は一気にパンツを太ももまで下ろしてしまった。
「ひぃええええ!」
友樹は分かっていたのだ。
パンツを脱がすという行為は、速攻でしなくてはいけないことを。
純平に少しでも考える時間を与えれば、確実に抵抗してくるに決まっている。


ボロンッ・・。
純平の勃起したおちんちんが、パンツを下ろした反動で上下に揺れながら、友樹の顔前で顕になっていた。
ペチャッと湿った音を立てて、友樹の目の前に姿を現した純平のおちんちん。
「へぇ、純平さんのって、勃起すると意外と大きいんだ」
「あああっ・・・」
純平のかすれた諦め声。
友樹に自分のおちんちんを見られるという屈辱。
それを考えただけで、純平は穴があったら入りたくなるほどの羞恥心に襲われる。
真っ赤になった顔をしかめて、涙が出ないように必死に目を閉じる。
あまりに急展開に進んでいく成り行きに、純平の頭の回路は完全にショートしかかっていた。


友樹ファンに石を投げられそうです<俺。龍宇さんにパート2の挿絵をいただきました。ありがとうございます〜。

戻る