拳一×金太小説(6)


惰性的な小説になりつつありますが・・w


登場人物

白金太郎。愛称:金太。質実剛健、努力と根性の漢。

峰崎拳一。ヤンチャで快活な少年。

藤吉雅夫。愛称:マーボー。デブでいつも食べることばかり考えている。


「ふぅ・・・気持ち良いなぁ」
金太は広いおでこの上にタオルを乗せ、気持ちよさそうに湯船に浸かっている。
拳一の顔の先には、すぐに金太の顔。
30cmくらいの距離だ。
このポジションは、まるで1ヶ月前に逆戻りしたような光景。
拳一は、ニコッと笑って金太の顔を見つめる。
その笑顔に気がついたのか、金太も拳一に対して、「ははっ」と微笑んだ。
しかし、どことなくぎこちないのが金太らしい。
雰囲気もよくなってきたところで、拳一は金太に話しかける。
「なぁ、金太?」
「な、なんだよ?」
「今日はどうして俺のこと誘ってくれたの?」
「そ、それはその・・」
「どうして?」
「・・・・」
急に貝のように口を閉ざす金太。
「もしかしてさ、俺のこと好きになっちゃった、なーんて?」
「あのな・・・」
相変わらずトンチンカンなことを言ってくる拳一。
だが、それも拳一らしいなと、金太は思った。


「ねぇ、きんたくぅ〜ん?」
「な、なんだよ、変な声出しやがって」
突然、声のトーンが変わる拳一に、いやな予感がする金太。
拳一の顔は、なにやらニタついている。
「ちょっとだけさ・・・金太のチンチン触らせてよ?」
「ええっ!?」
「風呂の中だったら、おしっこ漏らしてもわかんないしさ〜」
「そ、それを言うなって!」
「いいじゃねーか。ボンやチョビはお風呂の中だと、めちゃくちゃ気持ちいいって言ってたぜ」
「え、ボンやチョビも?」
そういわれると、金太も少し興味が出てきた。
(い、いかん・・)
しかし、そんな邪念を振り払うように、金太は首をふる。
「そんなのダメに決まってんだろ!」
「この前は、布団の中でチンチンを触らせてくれたじゃないか!」
「あのときは、お前のを触らせてくれたから、俺も義理で触らせてやったんだ」
「別にいいじゃねぇか、ちょっとぐらいさぁ」
そういうと、拳一はそっと金太のおちんちんに手を伸ばす。


拳一は、金太の股間周辺を手探りする。
「ぎゃあ!」
拳一の手が、極めて局部に近い太ももに触れたとき、金太は声をあげた。
「そ、そんなにでかい声だすなよ・・・」
「お、お前が変なことするからだろっ」
(えへへ。金太のヤツ、ちょっと太ももを触ったぐらいで過剰に反応するなぁ・・・)
拳一はニンマリと笑う。
金太の声は怒ってはいるが、不思議と嫌がっている様子でもない。
そのまま拳一は、金太のおちんちんに伸びていく。
そして、小さなおちんちんを軽く掴んでみる。
「んぎゃあ!」
突然もんどりうつように、ビクンと反応する金太。
風呂の水が、大きく揺れて溢れ出す。
「拳一・・・そ、そこは・・・ダメ・・・離して・・」
金太は小動物のような動きをしながら、コチコチに固まってしまっている。
どうやら、おちんちんを握られると、ロボットのスイッチが切れたように、
 体の機能が停止してしまうらしい。
(金太のチンチンって本当に可愛いなぁ・・・)
拳一はニタニタと笑いながら、さらに手を伸ばして今度はおちんちんの根元を掴む。
「ふんぎゃあ!」
さらに金太はプルプルと震えだした。


拳一は、ここぞとばかりに、金太のおちんちんを上下になぞるように、軽く揉み始める。
「はぅ・・・あう・・・ダメだったら・・拳一・・・・」
金太は目をつむって、快感に必死に耐えているようだ。
(金太のヤツ、もう興奮しているぞ・・・くくくっ)
自分の意のままに感じてしまう金太に対して、
 拳一はおかしさが込み上げてくると同時に、自分自身も興奮してきた。


そのとき・・・。
ガラッという扉が開いたかと思うと、怪獣が歩くようなドシドシとした地響きがする。
湯気でよく見えないが、大きな物体が移動している。
一体何事かと、拳一は口をポカンとあける。
やがてその物体は、拳一の背後でジャボン!と大きな音を立てて風呂に入ってきた。
拳一は金太のおちんちんから手を離し、恐る恐る振り向いてみる。
「マーボー!?」
そこにいるのは間違いなくマーボーだ。
マーボーがニタッと笑いながら、拳一の後ろに立っている。
「僕が入るんだから、拳一は出ててくれない?」
「なんだよ、マーボーはあとで入るって言ったじゃないか!」
「いいじゃん。僕も急にお風呂入りたくなってさ」
「だって、この風呂は3人じゃ狭いだろ!」
拳一は思わず大きな声を出した。


「じゃあ、拳一は体を洗えばいいじゃん。ねぇ?金太?」
マーボーは金太にウインクをして合図する。
「あ、あぁ」
その合図に、金太はニッと笑う。
そして、拳一に真面目な顔をして話しかける。
「そ、そうだよ。マーボーも入れてやろうぜ。仲間はずれは可哀想だからなっ」
「おい、金太まで・・・」
拳一はせっかくの楽しみを、マーボーに邪魔されて「クソッ」とつぶやいたが、
 ここでマーボーをのけ者にするわけにもいかない。


(まったく、マーボーのヤツ・・・。
 もうちょっとで金太のチンチンをたっぷり触れるところだったのに・・)
拳一はマーボーをキッと睨み付ける。
しかし、マーボーはヒューヒューと口笛を吹きながら、
 気持ちよさそうに湯船に浸かっている。
(仕方ない、体でも洗うか・・)
「ふぅっ」とため息をついて、拳一は風呂から出ることにした。
気を取り直して、シャーワーの前で体を洗い始める。


ゴシゴシ・・・。
拳一は垢すりを使って、自分の体を洗っていた。
そこへ、背後から人の気配。
「拳一、あのさ・・・背中を洗ってやろうか?」
どうやら金太も、体を洗いに浴槽から出たらしい。
腰には自分のおちんちんを隠すように、しっかりとタオルが巻かれている。
「うん。じゃあ、また金太に背中を洗ってもらおうかな」
拳一は金太が声をかけてくれたことが、素直に嬉しかった。
金太はタオルに石鹸をゴシゴシと擦り付け、泡だらけにする。
そして、ゆっくりと拳一の背中を洗い始めた。


前回は拳一のわき腹をくすぐったり、イタズラしていた金太だが、
 今日は不思議なくらいまじめに洗っている。
「ねぇ、金太?」
「どうしたんだ、拳一?」
「金太に洗ってもらうとさ、なんか気持ちいいなぁ。」
「バ、バカいってんじゃねーよ」
拳一は素直な気持ちを金太に伝えたつもりなのだが、どうも金太は照れているようだ。


「拳一さ・・」
「え、なに?」
「そのさ・・・前も洗ってやるよ」
「どうせまた、くすぐったりするつもりなんだろ?」
「いや、真面目に洗ってやるからさ」
「真面目ねぇ・・」
金太のことだ、本当にきちんと洗うんだろうなと、拳一が考えた瞬間。
拳一は背後からいきなり、赤ん坊のように体を持ち上げられる。
「うわっ!!」
脇の下から、腕を取られて身動きができない。


「おい、金太!なにすんだよ!」
ジタバタする拳一だが、金太の怪力を振り払うことはとてもできなかった。
「だって、前を洗うんだろ」
「だけど、これじゃあ身動きとれないじゃねーか!」
「いいんだよ。マーボーにしっかり洗ってもらえよ!」
「な、なにーっ!?」
ふと気がつくと、いつのまにかマーボーが拳一の正面に立っている。
なにやら不敵な笑みを浮かべるマーボー。
「あんまりおいしそうじゃないけど、拳一の大事なところを洗ってあげるからね」
「ええっ!?」
そういうと、マーボーは石鹸のついたヌルヌルした手で、拳一のおちんちんを洗い始めた。


ヌメヌメヌメ・・・。
マーボーの泡だらけの手が、拳一のおちんちんを直接刺激する。
「ああああっ・・・ちょ、ちょっと・・・」
「どう?気持ちいいでしょ?」
「気持ちいいって・・・んあああっ」
マーボーの大きな手が、拳一のおちんちんを撫でるたびに、拳一はビクンビクンと反応している。
そして、明らかに硬く大きくなっている。
「はぁ・・ああああっ・・・」
拳一は、クネクネと体を悶えはじめた。
(拳一のヤツ、間違いねぇぞ・・・すっげー気持ちいいんだな。
 このまま行けば、拳一も絶対におしっこを漏らすぞ!)
後ろから押さえ込んでいる金太は、拳一の息遣いを聞いてククッと笑う。
マーボーはリズミカルに、交互の手で拳一のチンチンをしごいていた。
「くぁあああ・・・んあっ」
拳一は声にならないようなかすり声をあげている。


しばらくすると、拳一はハァハァと激しく息を荒げ、
 おちんちんの太さも硬さも絶頂に達しようとしていた。
(よし、拳一のヤツ、もうちょっとでおしっこを漏らすぞ!
 これで拳一の弱みも握れるぜ! 意外と簡単に作戦成功だぜ!)
拳一が興奮状態にあることは、声や体の震えから明確にわかる。
そんな拳一に対して、金太は得意満面の笑みを浮かべる。
「あう・・あう・・」
拳一の顔は真っ赤になり、声も絶え絶えになっている。
もはや我慢の限界といったところだろう。
「うっ・・うっ・・・もう我慢できねぇ・・・」
(そうだ拳一、早くお前もおしっこ漏らしちまえ!)
興奮気味の金太に対し、泣きそうな拳一。
金太の勝利は目前だった。
そのとき・・・。


ドタッ・・・。
「あ、あれ・・?」
突然、マーボーが尻餅をついて、拳一のおちんちんをしごくのをやめている。
状況の把握ができない金太。
「どうしたんだよ・・おい、マーボー!」
「・・・」
「おい、マーボー! なにやってんだよ!」
「・・・ごめん、金太。僕のぼせちゃって・・・先にお風呂でてるよ・・」
そういうと、マーボーはゲッソリとした顔をしながら、お風呂場からでていった。
「そ、そんな・・あともう一歩だったのに・・・」
あと1分もあれば、「拳一の弱み握ろう作戦」は確実に成功だっただけに、
 金太は地団駄を踏んでくやしがる。
(なんてこった・・・あともうちょっとだったっていうのに・・・。
  でもこれがラストチャンスってわけじゃない・・・。
  次こそは、拳一におしっこ漏らさせてやるぞ)
気持ちを切り替え、闘志をみなぎらせる金太。


「おい、金太!」
拳一のすこぶる激怒した声に、ビクッとする金太。
「な、なに?拳一・・・・?」
「いい加減に放せよ!」
「あっ・・ごめん・・」
金太は、急いで拳一の両腕を解放する。
拳一は、「いてて」と肩を回しながら、金太を睨み付ける。
「どういうことだよ!?」
「どういうことって・・・なんのことかな・・」
金太は腕を組んで、おどけてみせる。
「ははぁーん、そういうことか」
「な、なにがだよ!?」
拳一は不敵な笑みを浮かべている。
もしかして、拳一に作戦を感づかれたのではないかと、金太は焦り始める。
「まぁ、いいぜ。俺は先に風呂あがるから、金太はもうちょっと入ってろ!」
そういうと、拳一は桶一杯に冷水を汲み、金太の頭にぶっかけた。
「ぎゃああ、冷てーーっ! なにすんだ!」
急に体が冷えた金太は、すっ飛ぶように風呂に逆戻りする。
「じゃあ、ごゆっくり。金太くぅーん」
そういうと、拳一は風呂場から出て行った。


お風呂場に1人取り残された金太。
(もしかして、拳一に作戦ばれちゃったかなぁ・・・)
金太は浴槽に頬杖をつきながら、ぼんやりと考える。
(でも、拳一は「我慢できねぇ」って言ってたよな・・・。
 ということは、やっぱりおしっこ漏らすってことだよな・・)
腕組みをしながら、金太は1人で「ウンウン」と妙に納得する。
(よし、まだ作戦はあるんだ・・・次は絶対にがんばらなくちゃ・・。
  見てろよ、拳一のヤツ・・)


またまた中途半端にところで終わってますね・・・<俺

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