拳一×金太小説(8)


少しエロくなってきた?ヤバイかも。


登場人物

白金太郎。愛称:金太。質実剛健、努力と根性の漢。

峰崎拳一。ヤンチャで快活な少年。

藤吉雅夫。愛称:マーボー。デブでいつも食べることばかり考えている。


「おい、金太。そろそろいいのか?」
拳一は、金太がなにやらグズグズしているのを、待ちくたびれた様子だ。
「あぁ・・すまなかったな」
「金太さ、お前はあと一枚で罰ゲームみたいじゃないか?」
「う、うるさい! 拳一だって次に負けたら終わりじゃないか!」
しかし、拳一は余裕の笑みを浮かべている。
「やっぱりさ、暑くても服は着るもんだよなぁ」
「えっ?」
そういうと、拳一は着ているシャツを、ペラッと一枚めくる。
その光景をみて、金太は凍りついた。


拳一の白いシャツの下から、さらに青いシャツと黄色のシャツと緑のシャツと・・・。
<ええーーっ!?>
なんでそんなに厚着をしているんだと、拳一に突っ込みたくなったが、
 服を着ていることは別にルール違反ではない。
「あれ、金太く〜ん。なんか顔色が悪くない?」
「そ、そんなことあるもんか!」
金太は強がってみたものの、あと何連勝しなければならないのか、不安になる。
(いや、どんなに服を着ていようが、マーボーが味方な限り、全然問題あるもんか・・)
だが、金太の顔から焦りの色は拭えない。
金太は真っ青になりながら、もう一度マーボーを睨み付ける。
(マーボー、もし次に間違えたら殴るからな! 頼むぜ、次はグーだ!グー!)
マーボーは金太の鬼のような形相を見て、ビクッと震える。


「よーし、ジャンケン・・」
拳一が掛け声をかける。
「ポン!」
──全員の手が出た瞬間。
金太はグー。拳一はチョキ。
マーボーは・・・。
・・・・チョキだぁぁぁ!?
金太は手をグーにしたまま、震えだす。
「マーボー! て、てめぇ・・裏切りやがったな!」
そのまま拳を振り上げる。
そして、マーボーのセーターの襟首を、ギュッと引っ張りあげた。
しかし、当のマーボーはまったく知らず存ぜずな表情。
マーボーは、顔を紅潮させる金太をチラッと見ながら、平然とした声で話した。
「金太。苦しいだろ!それに裏切るなんて、物騒なこと言わないでほしいな」
「な、なんだと!」
「だって、拳一との約束のほうが、おしいかったんだもん」
「お、おいしい!?」
金太は、マーボーの襟首を掴みながら、拳一のほうを振り向く。


「拳一っ、どういう意味だ!」
「べつに〜」
拳一は両手を頭の後ろで組み、これまた涼しい顔をしている。
「拳一!マーボーを丸め込んだろ!」
「なに言ってるんだよ。最初に丸め込んだのは金太だろ?」
「そ、それは・・」
「マーボーはチョコレート1ヶ月分で手を打たせてもらったぜ」
「なっ・・」
マーボーの現金主義は、金太の知るところであったが、
 まさかこんなにあっさりとマーボーが、拳一側に転んでしまうなんて・・・。
「拳一、まさか最初から全部演技だったのか・・・?」
「まぁね。金太、早く脱げよ!」
「ううっ・・」
「お前の負けなんだからな!」
「・・・」
「どんなことされても、屈辱に耐えるんだよね〜?金太くぅ〜ん?」
「くぅ・・・」
金太は悔しくてたまらなかったが、勝負は勝負だ。
マーボーと共同戦線を張っていたことがバレてしまっては、もはや拳一に文句をつけようがない。
しかたなく、最後の砦であるズボンに手をかけた。


金太は、しかたないという表情でズボンをゆっくりと下ろした。
ズボンの合間から見える、ピッチリとしまった四股とお尻。
普段から半ズボンを履いているためか、太ももの部分の下半分はこんがりと日焼けしているのに、
 パンツの周辺は透き通るような白い柔肌が見える。
シマウマのような、絶妙な色合いだ。
「うぉ〜、金太すげ〜な〜」
拳一とマーボーから、その逞しい体に感嘆の声があがる。
金太は、ズボンをそっと床に置くと、そのまま股間を隠すような、いわゆるモジモジとした姿をしている。
2人の視線に対し、金太は明らかに恥ずかしがっている。
いつも威風堂々した金太がウソのようだ。


拳一とマーボーはじっくりと、金太のパンツ姿を鑑賞することにした。
真っ白なパンツは、成長期ゆえか、太っている金太の体には窮屈そうなサイズだ。
中心にある膨らみの形が、パンツの上からでもクッキリと確認できる。
「拳一・・・そんなにジロジロみるなよ・・・」
金太は真っ赤になりながら、内股気味に猫背になっている。
拳一にマジマジとパンツ姿を見られるのは、さすがに恥ずかしいらしい。
拳一がフッとマーボーを見てみると、
 マーボーはヨダレを垂らして、物欲しそうに金太の1点を集中してみている。
マーボーも金太の体には相当興味があるみたいだ。
いつまでもモジモジとしている金太に対し、拳一は罰ゲームらしく要求を出した。
「おい金太!モジモジしていないで、背筋をピンと伸ばして!」
「そ、そんなこと勝手に決めるなよ・・」
「男らしくないなぁ、金太くぅ〜ん」
「くぅぅ・・・」
「負けたんだから、言うこと聞けよ!」
金太は唇を噛みながら、拳一に言われるままに背筋を伸ばす。
手を後ろに組むと、拳一の目の前におちんちんと思われる部分が突き出された。


拳一は金太のパンツ姿を、じっくりと鑑賞していた。
パンツの中心の膨らんだ部分に、ポツッとした膨らみ。
(そうそう、金太のチンチンってこんな感じだよな・・)
先ほどお風呂の中で触った、金太のチンチンの感触を思い出す。
しかし、拳一の視界は、突然大きな体にさえぎられた。
「なんだ・・おい、マーボー!」
こともあろうか、マーボーが拳一と金太の間に割って入ったのだ。
「マーボー、聞いんのかよ!邪魔するなよ!」
せっかく金太のパンツ姿を間近で見ていた拳一は、マーボーの行動に激怒する。
なんとかマーボーの体を横へ動かそうとするが、ビクともしない。
そんな拳一を尻目に、マーボーは話した。
「ねぇ拳一? 僕も金太を好き勝手にできるってことを、忘れちゃこまるな」
「そ、そりゃそうだけど・・」
マーボーは、なぜか金太のパンツにに顔を近づけ、鼻をクンクンとさせている。
犬が自分の縄張りでも確認するかのように。


金太はそんなマーボーの姿をみて、顔から火がでそうになる。
「おい、マーボー! なにやってんだよ!」
「いやね、僕、金太のパンツの匂いを嗅ぎたくなってさ」
「そんなところ嗅いでどうするんだよ!?」
「ちょっとおしっこくさいのが、そそるんだよね」
「バ、バカなこと言うな・・・」
「おいしそうだなぁ。食べちゃおうかなぁ」
「ええっ!?」
そういうと、マーボーはパンツの上から金太のおちんちんにガブッと噛み付いた。


「ぎゃあっ!」
雷に打たれたように体が硬直してしまう金太。
「なにやってんだ! 痛てーだろ!」
「ごめんごめん。じゃ、柔らかく噛んであげるね」
そういうと、マーボーは唇をフルに使って、金太のおちんちんを噛み噛みする。
「はあっ・・・やめ・・やめろ・・・」
金太の体は、自然とブルブル震えはじめた。
「はぐはぐ」と金太のおちんちんの感触を、歯と唇で確かめているマーボー。
ゆっくりと、大切なものを噛み締めるかのように。
金太は震えながら、マーボーの頭を両手で掴む。
そして、グイッとマーボーの頭を突き放そうとする。
そんな金太の行動を見たマーボーは、ゆっくりと金太に話しかけた。
「金太、約束がちがうでしょ?」
「えっ?」
「これは、金太が屈辱に耐える罰ゲームなんだから」
「で、でも・・・こんなの・・」
「金太は男の中の男なんでしょ。だったら、これくらい耐えてみせてよ」
「くぅぅぅ・・」
金太は真っ赤になって屈辱に耐えるしかなかった。


しばらく金太のパンツの中のお芋を、唇でハグハグと噛みながら愛撫するマーボー。
マーボーが、金太のパンツに唇を合わせる度に、
 金太は「あうっ」とか「あがっ」といって、逐一反応する。
どうやらマーボーのひと噛みが、金太のおちんちんに強烈な刺激を与えているらしい。
「あう・・あう・・」
「金太はすごい感じやすいんだね」
「あぐっ・・・べ、別に、感じちゃいねーぞ・・・」
「でも、おちんちんがすごい大きくなってるみたいだよ」
「ええ!?」
金太は、恐る恐る下を向いてみる。
すると、パンツの先端は突き上げられるように形を変えていた。
「金太のおちんちんって、けっこうおおきくなるんだなぁ」
「ううっ・・」
「本当にたべたくなってきちゃった」
「え・・・?」
金太の脳裏に、一瞬最悪の事態が頭をよぎる。


マーボーは、そっと金太のパンツのゴムに手をかけた。
手をかけたということは・・・・。
間違いなく脱がすってことだ。
「うわっ!! マーボー、やめろ!」
金太は慌ててマーボーの両手をしっかりと握る。
勃起している状態で、生のおちんちんを見られるなんて、絶対にあってはならないことだ。
「金太、ここで恥ずかしがるなんて、罰ゲームにならないじゃないか」
「パンツを脱がすのは、罰ゲームにはなかっただろ!」
金太は鬼のような形相で、マーボーで睨み付ける。
その顔にマーボーは思わず「ひぇっ」と恐れをなした。
「ちょっと拳一!金太が言うことを聞かないよ!」
急いで助け舟を呼ぶ。
「ねぇ、拳一!?」
「・・・・・」
拳一から返事がないので、マーボーは不審に思って後ろを振り向いた。
すると、そこにはなぜか体育座りで、寒い空気の拳一の姿。
黙ったままだ。


拳一の落ち込んだ様子に、マーボーは何事かと話しかける。
「拳一、どうしたの?」
「・・・」
「ねぇ?」
拳一は、片目を薄っすらと開けて、ようやく話し出した。
「どうした?じゃねーだろ!」
「なに怒っているの?」
「マーボーが、金太を独り占めするからだろ!」
「だって、僕は一度もジャンケンで負けてないんだよ。いわば、僕はゲームの勝利者なんだからね」
「俺も罰ゲームやりたいんだよ!マーボーは、後ろで金太を押さえつけてろ!」
「えーっ」
「チョコレート1ヵ月分だろ!」
その言葉にビクッと反応するマーボー。
まるで無重力になったように素早い足取りで、金太の背中に回りこむ。
そして、背後から金太の体をギュッと押さえつける。
「な、なにすんだ!マーボー!」
金太は、マーボーの腕を解こうとする。。
しかし、チョコレートが絡んだときの、マーボーのパワーはすさまじい。


拳一はニッコリとしながら、取り押さえられた金太の前に進む。
「金太くぅ〜ん」
先ほどの風呂場と同じときの、拳一の甘ったれたネコのような声。
その声を聞いた瞬間、金太はゾッとするような寒気が走る。
「ケ、ケンイチ・・・もう、罰ゲームなんてやめような・・・」
「金太くぅ〜ん。やっと俺の番が回ってきたよ〜。どうしようかな〜」
「もうやめようぜ、こんなの・・・」
「まだ俺はなんにもやってないじゃん〜」
そういうと、拳一は金太の体を目で物色し始めた。


なんか己の欲望に忠実なプチ小説だなぁ・・。

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