またもや表現能力の限界に達したので今回で強引に終了です。
登場人物
白金太郎。愛称:金太。質実剛健、努力と根性の漢。
峰崎拳一。ヤンチャで快活な少年。
藤吉雅夫。愛称:マーボー。デブでいつも食べることばかり考えている。
「マーボー、いい加減に放せよ!」
「ダメだよ。これは罰ゲームなんだから」
「こうなりゃ、力づくでも・・・」
金太はマーボーから逃れようと、腕にギュッと力をこめる。
しかし、マーボーの腕は全く外れる気配がない。
(おかしいなぁ・・マーボーの力ぐらい、俺だったら・・)
金太は、もう一度力を入れてみるが、やはり外れない。
そんな金太をみて、マーボーが話しかける。
「ねぇ、金太?」
「な、なんだよ!?」
「やっぱり金太は優しいんだね」
「えっ?」
「だって、金太は本気を出してないもん」
「そ、そんなこと・・・」
「もし金太が本気になったら、僕は壁に吹っ飛ばされちゃうからね」
「・・・・」
実際にマーボーの言うことは正しかった。
金太は無意識のうちに、大切な友達に対して、力をセーブしていたのだ。
「じゃあ、これが僕のお礼だよ。受け取ってくれるかな?」
「お礼って?」
「たっぷり食べてあげるから」
「ええっ!?」
マーボーは、金太の首筋をベロンッと舐めた。
「ひぃぃっ!」
ザラッとした舌の感触。
金太の体がビクンッと仰け反る。
さらにマーボーは、何度も何度も舌で金太の首筋を嘗め回す。
「うっ・・うっ・・」
気持ちいい感覚と、くすぐったい感覚が、複雑に入り混じっている。
マーボーの舌が触れるたびに、金太はビクッと体を反応させ、涙目になっていた。
(くぅ・・うっ・・)
必死に目を閉じて、マーボーの舌の感覚に耐える金太。
マーボーのヨダレが、首筋からドロッと流れ落ちる。
拳一はマーボーの舌攻撃に全身を震わせる金太をみて、笑いをこらえていた。
(ククク、金太のヤツ、相当効いてるみたいだぞ・・・)
すっかりマーボーの舌の快感に、ハマッている金太。
「はぐっ」とか「ううっ」といいながら喘いでいる。
拳一は、ジッと金太のパンツをみつめる。
パンツの中で、ビクビクとしている金太のおちんちん。
(金太の勃起したチンチン、生でみちゃおうかな・・)
パンツを脱がすことは、罰ゲームにはないのだが・・。
ここまでくると拳一の心の中に、金太のフルチン姿をみたいという欲望が渦巻いていた。
拳一は、金太のパンツのゴムに、そっと手をかける。
金太のパンツを、両手でそっと掴んだ拳一。
もしかして、金太が気付いたのではないかと、拳一は恐る恐る金太の顔を見てみる。
しかし、当の金太は目を閉じて、必死にマーボーの陵辱に耐えているようだ。
(よーし、いまだ・・・)
拳一は、そーっと金太のパンツを下ろしていく。
気付かれないように、慎重に・・・。
(すげードキドキするなぁ・・・・)
さすがの拳一も緊張する。
なにしろ、あの金太の勃起したチンチンを見ようというのだから。
パンツが何センチか降りたところで・・。
ポロンッ。
金太のそそり勃ったおちんちんが、上下に揺れながら拳一の目の前に現れた。
(これが金太のチンチンか・・・)
拳一は、太ももまで金太のパンツを降ろすと、そのまま食い入るように、
金太のおちんちんを見つめていた。
(やっぱり勃起しても可愛いサイズかも・・?)
勃起しているが、体に似合わず短い。
金太のおちんちんは皮にしっかりと包まれており、亀頭の先っぽだけが、ちょこんと顔を出している。
全く使ったことが無いのか、綺麗な肌色をしている。
亀頭の先には、透明な液体が少しだけ垂れている。
いわゆるガマン汁ってやつだ。
拳一は人差し指を、顔の前に立てた。
そして、自分の口の中に入れる。
たっぷりと唾液をつけた人差し指を、亀頭に塗りつけてみる。
ぐにゅぐにゅ・・・。
「ぎゃあ!」
その瞬間、金太から悲鳴のような声があがった。
拳一は、ドロドロとした唾液とガマン汁を、指でなぞりながら亀頭に塗っていく。
金太は、股間のいままで感じたことのない、強烈な快感を感じた。
(ま、まさか・・・)
拳一がドサクサに紛れて、パンツを脱がしたことをようやく悟った。
そして、拳一が自分のおちんちんを、直接刺激し始めたことも。
「あうっ・・拳一・・・パンツ脱がすなんて・・・」
金太は精一杯の声をあげる。
「えへへ。バレちゃった?」
「拳一、元に戻せよ・・」
「罰ゲームなんだから、少しはサービスしろよ!」
「うぅ・・何のサービスだよ!」
しかし、金太の言葉が言い終わらないうちに、金太は体が硬直した。
拳一の手が、金太のおちんちんを直接鷲づかみにしていたのだ。
「ああっ!拳一・・・それだけはっ!」
金太は体を大きく仰け反らせて反応する。
そして、なぜか金太はそのまま動かなくなってしまった。
「ハァハァ・・・」
金太の荒い呼吸音だけが部屋に響く。
(金太のヤツ、おちんちんを鷲づかみにされると動けなくなるんだな!)
おそらく、マーボーの首筋の快感が相乗効果になっているのだろう。
拳一はニンマリと笑う。
以前と比べて、金太は明らかに敏感になっている。
拳一がしばらく金太のおちんちんの付け根を握っていると、
その部分は徐々に熱を帯び、まるで沸騰するかのように熱くなっている。
さらに金太のおちんちんの先っぽは、見る見るうちに我慢汁で溢れだした。
(金太のヤツ、いままですっげーガマンしていたんだな・・・)
拳一は1ヶ月前にお触りした感触を思い出しながら、笑いをこらえていた。
顔を紅潮させ、「ハァハァ」と息も絶え絶えになる金太。
上からマーボー、下から拳一。
まさに前門の虎、後門の狼といった状態。
「えへへ。じゃあ、そろそろやっちゃおうかな〜」
拳一は、金太のおちんちんを握ったまま、軽く指で皮を上下に擦りつけ始める。
以前に金太が精通したときは、このやり方であっさりと逝ったのだ。
「んあっ・・・け、拳一・・・それだけは・・・」
金太のおちんちんが、ビクンと一段と大きくなる。
(またおしっこ漏らしちまう・・・)
金太は快感を流されながらも、おしっこを漏らしてしまう恐怖が、頭の隅から離れない。
「んひぁぁ!」
拳一が金太のおちんちんを上下に強く擦り始めた瞬間、金太から喘ぎ声があがった。
スルスルと手で直接皮を擦りつけられると、さすがの金太も体の震えを止めることはできない。
「んあっ・・はがぁ・・!」
金太は大きく身悶えしながら、声をあげて快感と戦っている。
(金太のヤツ、前と同じように、こりゃすぐに逝っちまうぞ・・・)
金太の勃起の度合いと、その脈動から、
すでに射精の体制に入りつつあることを確信する拳一。
(このままじゃ、まじで漏らしちまう・・・)
焦る金太は、後ろから組み付いているマーボーをなんとか引き剥がそうとする。
「うぐぐっ・・マーボー、もう放してくれっ!」
首筋を舐めまくるマーボーに対し、金太は悶えながら振り向いた。
「あれ、金太?どうしたの?」
ベロベロと首筋を舐めていたマーボーは、振り向いた金太の顔をマジマジと眺める。
「あぐっ・・・マーボー・・・これ以上やるとあとで許さな・・」
「おいしそうだなぁ・・・」
「へっ?」
途中まで話していた金太は、マーボーの様子を見て嫌な予感がした。
マーボーは、物欲しそうな顔をして金太の唇を見つめているのだ。
(ま、まさか・・・)
そう思った瞬間、金太とマーボーはバッチリと目が合ってしまった。
「マ、マーボー・・・まさか・・・」
「うん。いただきます」
「や、やめろ!」
マーボーの大きな唇が、スッポリと金太の唇を食べてしまった。
(うぐっ・・あぐっ!)
強引の唇に絡みついてくる、マーボーの舌。
金太は1ヵ月前にも、拳一が唇を重ねてきたことを思い出した。
必死に口を閉じて抵抗しようとするが、マーボーの湿った舌は、徐々に金太の唇をこじ開けていく。
(ハァ・・・なんだ、この気持ち・・・)
金太はいけないと思いながらも、舌をそっとマーボーに絡ませてみる。
すると、マーボーの暖かい唾液が、金太の舌に伝ってくるではないか。
(あのときも、こんな感じで・・・すげー気持ちよくなって・・・)
金太は、とろけるような目をしながら、目蓋をゆっくりと閉じていく。
しばらくすると、金太の顔はほのかに紅潮し、口からヨダレが漏れていた。
マーボーの舌に合わせて、金太も舌を動かして感触を確かめ合う。
(マーボーの舌って柔らかいな・・・拳一の手もすげー気持ちいい・・・)
金太は、ピタッと抵抗しなくなった。
その姿をみて、拳一は、金太が快感に身をゆだねたことを確信した。
(金太のヤツ、いますっげー気持ちいいんだな!)
金太は時折、「ううっ」とか「はぁ」と言いながら、マーボーの舌を求め続ける。
マーボーと唇を重ねあう金太。
拳一は、ここぞとばかりに金太の亀頭から付け根の部分を、ぎゅっと握り締める。
「バブッ・・ウゴブッ・・・」
マーボーとの接吻の間から漏れる金太の悶え声。
拳一は、グイグイと金太のおちんちんを上下にこすり付ける。
クチュクチュという鈍い音を立てる。
もはや金太には、その快感を拒絶する意思は残っていなかった。
「うっ・・拳一・・・」
「どうしたんだよ、金太?」
「また・・・また漏らしちまう・・・」
「えっ?」
「あぁ・・もう・・・ダメ・・・」
金太の言葉が終わるか終わらないうちに、ベタッとした液体が金太のおちんちんから流れ出した。
「うわっ!」
拳一は金太が射精したのを感じ取り、咄嗟に太もものパンツを元に戻す。
金太のパンツは見る見る間に、ベトベトの液体で濡れていく。
「あれ、どうしたの?」
金太の異変に気がついたマーボーは、ゆっくりと金太の唇を解放する。
(俺はまた、やっちまったのか・・)
金太はそのまま意識を失ったかのように、ヘナヘナとしゃがみこんでしまった。
急に金太が座り込んだのをみて、不審に思うマーボー。
「なに、金太がどうかしたの?」
興味津々なマーボーは、金太の前に急いで回り込む。
よくみると、金太のパンツがベットリと液体で濡れているではないか。
「えーっ、金太がおしっこもらしたの?あはははっ」
突然マーボーは大声を出して笑い転げる。
「あははははっ、金太って小学4年になってもまだお漏らしするんだ。
みんなに言ってやろー。わははは」
ドンドンと床を叩いて笑うマーボーに、金太は真っ赤な顔をして屈辱に耐えているようだった。
「うっ、うっ・・・」
あまりにゲラゲラ笑うマーボーに対し、金太は目に涙を溜めている。
「ぎぁはははははっーー!」
部屋中に響き渡るマーボーの笑い声。
「おい、マーボー!やめろよ!」
突然、拳一の怒声が部屋に響き渡った。
「拳一?どうしたの?」
マーボーは床を叩いて笑い転げていたが、拳一の声に動きを止めた。
「マーボー!お前、笑いすぎだぞ!」
「だって・・・あはは・・・金太がさぁ・・!」
「全く、知らないってのは幸せなもんだぜ」
「えっ?」
「実はさ、俺も漏らしちまった・・・えへへ」
そういうと、拳一は自分のベトベトになったパンツを、マーボーと金太に見せる。
そのパンツ姿に呆然とする金太。
「拳一、まさかお前も・・?」
「俺もさ、金太の見ていたら興奮してきちゃってさ。自分で触ってたら、こんなになっちゃった。あはは」
「拳一・・・!」
「言っておくけど、これはおしっこ漏らしたんじゃないぜ」
「ええっ!?」
そういうと、拳一は、金太とマーボーの耳に近づき、得意気に液体の正体を打ち明ける。
「金太、いままで黙っててごめんな。実はこれはね・・・(ゴニョゴニョ)」
「「そ、そんなものが!?」」
お互いに顔を見合す金太とマーボー。
どうやらマーボーも射精のことをまだ知らなかったらしい。
「コラァ!マーボー、待てよ!」
急に元気になった金太は、マーボーを追い回す。
「や、やめてよ、金太!」
「お前、まだ精通してないんだろ!?」
「・・・・・」
恥ずかしさのためか、急に真っ赤になるマーボー。
金太はニタッと笑い、拳一に目配せする。
「じゃあ、俺たちが大人にしてやるぜ!覚悟しろよ!」
不敵な笑みを浮かべる拳一と金太に、驚いて逃げるマーボー。
「逃がすか!」
「や、やめてよ・・・ぎゃああああ!」
拳一と金太が意気投合したら、もう逃げることは不可能だ。
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そのあと、金太がマーボーをムリヤリ押さえつけ、俺がマーボーのチンチンにイタズラして・・・。
3人で、はしゃぎまくったんだ。
そのあと金太のかあちゃんに、「うるさいっ!」ってひどく怒られたなぁ。
あの日は、俺にとって最高に楽しかった日だったかもしれない。
でも、残念なことも、1つあった。
次の日から金太とケンカになると、もうあの手は通用しなくなっちまったんだ。
金太も、おしっこ漏らす意味がわかっちまったから。
「おい、拳一!」
「えっ・・・?」
「なにボケッとしてんだよ!お前らしくねぇぞ!」
俺をヘッドロックした金太が、ニコッと微笑みかける。
「なぁ金太?」
「な、なんだよ・・・?」
「金太もあの日は楽しかったんだろ?」
「・・・そ、そんなわけないだろ!」
金太はそういうと、拳一をヘッドロックから解放する。
そして、プイッと腕を組んで横を向いた。
「金太?」
金太は、拳一のほうをチラッとみる。
「俺も・・・その・・・一生忘れないと思うぜ」
「えっ・・? 今なんて言ったの?」
「こんな恥ずかしいことを、2度も言えるか!」
金太はそのまま教室の外へ、ステステと出て行ってしまった。
そんな金太の姿に、拳一はニコッと安堵する。
(あの日の出来事は、俺たちの一生の思い出だよな。金太・・)
いつもは硬派な金太が、照れながらも心の内を語ってくれたのだ。
そんな金太に、拳一は心が温まるものを感じていた。
最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。web拍手で、「とりあえずエロならなんでもいいので」というリクに応えて書いてみましたw。自分にとって一番書きやすかったのが、拳一×金太なので前に完結した話を強引につなげてみました。しかし、いざ書いてみると、前の小説のほのぼのさが消えてどんどん陵辱になって・・。マーボーは金太を拘束させるためのキャラだったのですが、拳一よりもエロくなっちゃいましたw。捕まえられてヤラレちゃうみたいな展開が好きなので、どうしても趣向に走っちゃいますね・・・あ〜いけない子<俺。
挿絵描いてくたさった龍宇さん、ありがとうございました。萌え萌えです。