金太君小説(4)


続きを書いてみました。あまり真面目に読まれると俺が精神病院行きになるので、適当に流してください。


登場人物

我らが金太君です。前回は権藤の術中に落ちましたが、今回は?

権藤大三郎です。執拗に金太を追いまわします(w。

権藤との忌まわしい事件があってから一週間ほどがたった。
「とりゃ〜〜〜〜」
公園に轟く勇ましい柔道少年の声。
まだ冬休み中。
金太は毎日公園で柔道の稽古をかかさない。
相変わらず、結花は金太のために毎日お弁当をもってきてくれていた。
金太は以前は少しテレながら結花のお弁当を食べていたが、あの事件以来、妙に結花にニコッとするようになった。
結花もそれは同じだった。


お互い妙にニコニコするのは、あの忌まわしい記憶を忘れようという2人の気持ちからなのか・・。
すべては時間が解決してくれるだろうと、金太も結花も考えていたのだ・・。


あの日のこと・・。
金太は部屋で練習の支度をしていた。
柔道着に着替えたとき、金太は下を向いて、何気なくチラッと自分の胸板を覗き込んだ。
(俺、前よりも太ったかな・・・)
小学生にしては分厚い胸板。
(俺よりも、権藤のほうが胸板厚かったよな・・・)
自分の体をみて、なぜかアイツのことを思い出してしまう。
ピンクの乳首がチラッとみえる。
金太は衝動的に自分の乳首をキュッとつねった。
(はうっ・・)
以前は、乳首などつねったところで、何も感じることはなかった。
でも、あの事件以来、妙に体のあちこちが敏感になっている。
自分でクリクリと乳首をいじくってみる。
目を閉じて快感に浸る金太。
(あのときはもっと気持ちよかったのに・・・)
同時に金太のアソコも少しずつ勃起していた。



(はっ、俺は・・・なにやってんだ・・・・)
金太は我に帰る。
(一体、どうしちまったんだろ、俺・・・)
金太は頭を掻きながら、急いで柔道着の帯びを締めた。
勃起したアソコを必死に元に戻そうと部屋の中で屈伸運動をしたりする。
少し時間が経ち、ようやく玄関まで駆け下りていった。
(よし、今日も練習がんばらなくちゃな。結花も応援してくれるだろうし・・)
結花の顔がフッと金太の脳裏に浮かぶ。
金太は気を取り直して、公園に歩いていった。


公園を何周かランニングしたあと、ドラム缶を相手に背負い投げの練習。
いつもの孤独な金太の練習メニューだ。
「ふぅ〜〜〜」
金太はベンチにあるタオルを手に取り、額の汗を拭いた。
「いつも1人で練習かい?」
どこかで聞いたことのある声に、金太はとっさに後ろを振り向いた。
「お、おまえは・・・」
「ひさしぶり。キンタ君」
そこには、権藤大三郎の姿があった。
「権藤!おまえ何しにきたんだ?また結花をどうかするつもりじゃないだろうな!」
金太は食って掛かりそうな勢いだ。
「オレも嫌われたもんだぜ・・今日はお前に用事があってきたんだけどな・・」
権藤は落ち着いた表情で話す。
「俺に・・?」
「お前いつも1人で練習してるだろ」
「別にそんなこと、お前には関係ないだろ! 俺のことなんかほっといてくれよ!」
「この間のことはオレも済まなかったと思っているんだぜ・・」
「えっ・・?」
先日の陵辱の件を、権藤から謝ってくるとは金太も思わなかった。
「ちょっとやりすぎちまったと思って本当に反省してるんだ・・」
そういうと、権藤は突然、金太の前で土下座して頭を下げた。


突然の権藤の行動に金太は戸惑った。
「お、おい、権藤、お前なにしてるんだよ!」
権藤は金太の前でキチッと土下座している。
「本当に済まないことをした。許してくれ」
「突然そんなこと言われても・・・」
「頼む、許してくれ」
まさか権藤が頭を下げてくるとは夢にも思ってもいなかったので、金太は慌てた。
「今日は、せめてもの罪滅ぼしにここに来たんだ・・・」
権藤の行動に、金太は冷静になろうと、腕組みをしてをじっと考える。
そして・・
「分かった。俺も男だ。いつまでも過去のことにはこだわらないぜ」
「ほ、本当か?」
「あぁ。だから立てよ」
金太は権藤にソッと手を差し伸べる。
「すまない」
そういうと、権藤は金太の手を握り、ゆっくりと立ち上がった。
(権藤って本当はいいヤツだったんだな・・)
金太は権藤の意外な一面をみて、なぜかうれしかった。
「お前、いつも1人で練習しているだろ?柔道は1人じゃ上達しないぜ。だから今日はオレと練習しないか?」
「えっ、お前と練習?」
「そうさ。オレが練習相手だと不満か?」
「そ、そんなことはないけど・・」
「じゃ、決まりだな。これから春風小学校の体育館で練習しよう」
「でも、まだ冬休みで学校は閉まってるし・・」
「大丈夫。黙ってちょっと使わせてもらっても文句いわれないだろう」
そういうと、権藤はサッサと学校に向かって歩き始めた。
「お、おい!権藤!」
金太もしかたなく、権藤のあとを追って、小学校の体育館へと向かった。
権藤は何気なくメモを公園のベンチに置いていた・・。


学校に侵入した2人はそのまま体育館へ。
権藤はサッサと体育館の隅に畳を敷いて準備をした。
「さぁ、キンタ。はじめようか」
「あぁ、いつでもいいぜ!」
権藤は背負っていた柔道着を畳の上におき、普段着をその場で脱ぎ始めた。
権藤はさっとパンツ一丁になる。
権藤の体は金太よりも大きく、胸も腹も金太より一回りデブだった。
筋肉のつき方はいかにも柔道体型だ。
(アイツの裸、初めてみたけど、さすがにいい体格してるな・・)
金太は自分よりもさらに逞しい裸の権藤に思わず目がいってしまった。
そのときだった。
「あっしまった・・」
権藤がなにかに驚いている。
「お、おい、権藤。どうしたんだ?」
「柔道着を持ってきたつもりだったんだが、上着と帯しかもってこなかったんだ」
「ええ?」
金太は思わず聞き返してしまった。


(柔道着の下がないってどういうことだ・・)
金太は腕組みをしてちょっと悩む。
「権藤、柔道着の下だけないのか?」
「あぁ。すまん忘れちまったみたいだ」
「それじゃ、練習にならないじゃないか・・」
金太は権藤と柔道の練習ができることを少し期待していたのだが、こんなマヌケな結末になろうとは思ってもみなかった。
「いや、待てキンタ。このままやろう」
「柔道着の下がないんだろ?どうするんだよ!」
「だからこのままやっても練習はできるさ」
「し、しかし・・・」
金太はちょっとあたふたする。
権藤はパンツ一丁の体に柔道着の上着をつけ、そして帯を巻いた。
そのマヌケな格好をみて、金太は吹き出しそうになった。
しかし、次の瞬間、権藤から信じられない提案が出された。
「キンタ、オレは練習するときも正々堂々としたいんだ。お前も俺と同じ条件で戦ってくれ」
「ええっ??」
権藤の格好に笑っていた金太だが、その言葉に凍りついた。
「しかし、その格好で柔道ってのも・・」
「せっかく練習に来たんだ。対等な条件で戦うってのが礼儀じゃないか」
「そりゃ、たしかにお前の言うことにも一理あるけど・・」
律儀な金太は、せっかく権藤が土下座までして練習しに来てくれたことに応えなければと思いはじめた。


金太はしかたなく柔道着の下を脱ぎ、純白のブリーフ一枚になった。
柔道着の上着にブリーフ一枚。
金太はさすがに恥ずかしくなり、ポッと赤くなる。
少し内股気味だ。
権藤はやる気満々のようで堂々とあの格好で準備運動をしている。
チラッと権藤のブリーフに目をやると、真っ白で妙にモッコリとしている。
(あいつのって結構でかいんだな・・・)
金太は自分のパンツの膨らみ具合と見比べながら、妙な妄想をしてしまった。
(い、いかん、俺はなに考えてるんだ・・)
金太は雑念を払い、屈伸をしたりして準備運動をした。
「さぁ、キンタ、始めようぜ!」
「おう!」
2人は妙な格好で柔道の練習を始めた。


「とりゃ〜」
「はぁぁ」
いちおうこの格好でも柔道は問題なくできる。
しかし、妙に下半身がスースーする。
足をかけようと、お互い裸の下半身がこすれあう。
(なんだよ、この太ももの擦りあいの感覚は・・・)
敏感になっている金太の体には、こんなちょっとした刺激にも反応してしまう。
(真剣に練習しないといけないのに・・なんだかおかしいぞ・・)
権藤との妙な肌の接触具合が、気になってしょうがない。
そのとき、権藤がギュッと太ももを金太の股間に擦り付けた。
(ヒィィッッ)
金太は思わず後ろに下がる。
「キンタ、どうした?柔道大会の頃より弱くなったか?」
「そ、そんなことあるもんか!」
(へへッ・・コイツ・・・・)
権藤は金太の実力をよく知っているだけに、金太のちょっとした戸惑いも見逃すはずはなかった。
金太はいつも実力を発揮できないまま、ついに権藤に内股を取られてズデンと倒された。
「痛ってぇ・・・」
「これが試合だったら、もう一本で決まりだぜ・・さぁキンタ、どうした?」
「くっ・・」
権藤は強引に金太を立たせて、再び練習に入る。
しかし、金太は相変わらず下半身の妙な感覚に引きずられて、いまひとつ柔道に集中することができないままだった。


またまた陵辱なのか?(展開同じじゃん!)<俺

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